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なんちゃってP-51マスタング

R/C(ラジコン飛行機)
08 /18 2014
丸鷹の「MACH MINI」の製作も一段落したので、はやくも次の機体を物色・・・これもまた古いキット・・・ですが、昭和のものではなく、20年ほど前かな?
よく見ると1993年と、設計図にあります。
箱絵はサンダータイガーのエンジンとタフ・コートの宣伝だらけ・・・どうやらサンダータイガー社の小型機戦略に沿って設計されたものらしいですが、何せ当時はまだまだ電動バックヤードプレーンという発想がなかった時代・・・もちろんその後のブラシレスモーターやリポリーの急速な発展を予見できたはずもなく、ミニエンジンがちょうど衰退し始める時期に当たり、この機体も不運なエアポケットに入って、中途半端な存在となってしまいました。

設計思想も古く、なんと動翼が糸ヒンジ(!)で結合という、往年のUコン機並みの発想には魂消ました(^^;
今ならお手軽なシートヒンジが常識です。
しかし、レトロということで今まさにマイブームかな?

P-51140818

シンプル・シリーズとありますが、主翼が発泡スチロールコアにフィルム貼りという構造がシンプルなだけで、胴体等は在来工法です。

これなら1週間ほどで完成するでしょうか?

今流行のブラシレスモーター仕様でもよいのですが、それでは面白くない(^^;
やはり設計者の意図通り、ミニエンジン仕様で組み立てます。

サンダータイガー140818

まずは胴体側板の補強・・・2mmバルサをタイトボンドで貼ります。

タイトボンド140817

経済的ですが、水性ボンドなので時間がかかります。

後はサクサクと木工用シュンカンと5分間硬化タイプのエポキシで組み立てていきます。

胴枠140818

その前になんの間違いか、胴枠(後半はバルサ製)の木目が90°違っているのが2個ほどあるので補強します。

側板140818 胴体140818 胴体140818p2 胴体140818p4

ちなみにパーツは現今のレーザーカットではなく、ダイカットで切込みが入れてあります。
切り離しは容易ですが、バルサの品質にはバラツキがあり、ちょっと不満・・・ですが、許容範囲なので、あらためてスクラッチビルトする必要はないようです。

設計図を見ると、やはりサーボやレシーバー、バッテリーが馬鹿でかい!
今やメカ超小型になって、ミニエンジン仕様でも、かなりの軽量化ができそうです。

     (つづく)
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空のオカリナ

地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独に苛まれることは決してないでしょう。  (レイチェル・カーソン)

最近は當地の自然豐かな環境に目覺め、もつぱら野の花や、オホハクテウなどの野鳥の撮影に明け暮れる每日・・・歲のせゐかな?
それにしてもデジカメで、プロ顏負けの畫像が簡單に撮れ、卽日ブログで發信できるなんて…まるで繪日記感覺・・・時代の恩惠に感謝!

他にも小學生のころ、父親に作つてもらつた木製骨組み紙張り(ゐはゆるstick&tissue)のフライヽング・スケールモデルに魅せられてからはや、幾星霜・・・紙飛行機からR/Cまで、幅廣くやつてます。