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2010-08-31

ナンバンハコベ

ナンバンハコベ100829p2
M別岳の花、同じくナデシコ科のナンバンハコベです。フシグロのすぐ近くで咲いていました。
ナンバンハコベは2007年8月20日に当ブログでアップしています。以前に見つけたのは当地のG舎川公園でした。
ナンバンハコベ100829
南蛮繁縷(ナデシコ科ナンバンハコベ属)
花期:7~9月、成育適地:山地の林内や林縁
ガクは筒状から半球形に膨らむ。花弁は長さ1.5cmほどで先は2裂し、下に反り返る。
南蛮とは言っても、もともと日本に自生する在来種です。

それにしても奇妙な形・・・昔の人もそう感じて、奇妙なもの=南蛮渡来と考えて名付けたようですね(^^;

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2010-08-30

フシグロ

またまた当ブログ初登場の花です。同じマンテマ属のマツヨイセンノウはよく見かけますが、このフシグロは初めて見ました。当地のM別岳の登り口からすぐ、林道沿いに咲いていましたが、花の径は約5mmほどと、いたって控えめな白い花が二輪ほど・・・危うく見落とすところでした。それにしても・・・当地では見かけない花ですが?他のところではたくさん咲いているのでしょうか?

フシグロ100829 フシグロ100829p2
節黒(ナデシコ科マンテマ属)
花期:7~9月、成育適地:低地~低山の日当たりのよいところ
花は葉腋から柄を出してやや上向きに咲き、径5mmほど。

2010-08-29

ムラサキホウキタケ&イグチ?

K・ヌプリでもいたるところで見かけましたが、ポロト湖畔でもキノコがたくさん!今年は高温多湿でどうやらキノコの当たり年のようです。

ムラサキホウキタケ
まずはまるでサンゴのようなムラサキホウキタケです。なんと食べられるそうですが、果たしてお味は・・・?

キノコ100814 キノコ100814p2 キノコ100814p3
赤いのやら白いのやら・・・キノコは全く分りません(^^;
キノコ100814p4
これなんか、いかにも美味しそうです。

こちらはポロト湖畔の方で撮影した、多分イグチ類の一種と思われます。
キノコ100821 キノコ100821p2 キノコ100821p3
もしかしてヤマドリタケ?匂いを嗅いでみました。いやな匂いはしなくて食べられそうな予感・・・でも食べる勇気はありません(^^;

イボテングタケ100829
最新の画像を追加しました。8月29日にM別岳で撮影したイボテングタケです。こちらは見るからに猛毒・・・間違っても食べてはイケマセン!

2010-08-28

ガチョウおばさん&コシロネ

ポロト湖に寄ったついでに、T市T川の川岸にシロネを確認しに行きました。今年もたくさん、咲いていました。
例によってガチョウおばちゃんたち3羽も元気です。連日、熱心な自称愛鳥家が次々と訪れては給餌していくので人間には馴れたものです。しかし、この日はあいにくパン屑を持参しなかったもので、彼女達も物足りなさそうな表情で不興気に遠ざかってしまいました(^^;
ガチョウ100821
「儲かりまっか?」
ガチョウ100821p3
「さっぱりあきまへんわ。」
 
 ガチョウ100821p2
「うそやろ~!今日日(きょうび)、手ぶらで来はるなんてありえへんやないの~!」
ガチョウ100821p4
「あたいら見世物やないのんから・・・今度から、パン持って来なあかんで!ほな、さいなら~。」
と、怪しげな関西弁をアテレコしてみました・・・どうでしょうか?


シロネ100821p2 シロネ100821
小白根(シソ科)
花期:8~9月、成育適地:低地の湿原や水辺
高さ30~50cmの多年草。花冠の径は3mmほど。
シソ科は例によって葉を千切って香りを確認・・・ハッカと違って芳香は全くありません(^^;
確か根は食用になるはずで、掘り起こした時に根が白いのでそのまんまシロネとか。

当地ではシロネ、コシロネとも確認できていませんが、このT市がある勇払原野ではごく普通に自生しているようです。

2010-08-26

ミキティ、ふたたび

ヒメナミキ100821p3
ポロト湖の自然休養林の沢沿いにゆくりなくもお気に入りの花を発見!当地では田んぼの畦道でしか見ることの出来なかったあのミキティ・・・ヒメナミキが群生していました。やはり当地と同じく純白の可愛らしい小さな花が二つ揃って咲いています。ヒメナミキ100821p2

ツリフネ100821 キツリフネ100821
オマケ画像です。沢沿いといえばこの花も・・・ツリフネソウとキツリフネが仲良く同じ場所に咲いていました。
距がくるりと巻いているのはツリフネソウ、巻いていないで下に伸びているのはキツリフネです。何とも造化の神様は粋な計らいをするものです。

2010-08-25

ミツモトソウ

ポロト自然休養林100821 ポロト100821
あまりに暑い日が続くので涼を求めてポロト湖の最深部、自然休養林の沢沿いの林の中を妻と散策してきました。すぐ近くにキャンプ場があります。
まずは林道沿いに咲いていた黄色い花のミツモトソウです。さすがに澄み切った沢水に手を入れると切れるように冷たい。
漢字で書くと“水源草”・・・水辺がお好きな花のようです。
この花は当ブログ、初登場かな?

ミツモトソウ100821
水源草(バラ科)
花期:7~9月、成育適地:山地の林縁や草地

ムグラ100821
近くにはキクムグラの極小の花も・・・径2mmほどの白い花はホントに撮影しづらい。
あまりにか細く弱弱しいムグラなので、もしかすると北海道には自生しないといわれているヒメヨツバムグラかもしれません。
ヒメヨツバムグラは葉が細く基部がクサビ形です。

2010-08-24

ミズアオイ

連日うだるような猛暑とゲリラ豪雨で、道産子はほぼダウン状態です(^^;
この暑さでは取材もままなりませんが、それでも涼しい花を求めてあちこちをうろうろ・・・なんとかミズアオイの群落を田んぼの中に見つけました。
ミズアオイ100819p2 ミズアオイ100819p3 ミズアオイ100819
水葵(ミズアオイ科)
花期:8~9月、成育適地:低地の水辺、水田
ミヤマアカネ♂100819

ミヤマアカネの♂の赤い色が秋の気配を感じさせますが、依然として残暑が厳しいようです。北海道特有のカラッとした暑さと違って、ムシムシとした暑さにはホント、参ります(^^;

2010-08-22

エゾゼミ&コエゾゼミ

本日22日も当地は最高気温31℃を越え、暑くてたまりません。この残暑はいつまで続くのでしょうか?
野の花探しをすると必然的に蝶やその他の昆虫によく出会います。その中から夏を代表する虫、セミをアップします。
まずは当地の里山でよく見かけるエゾゼミです。大きさも5cm以上と結構大きいです。
エゾゼミ100804 エゾゼミ100804p2 エゾゼミ100804p3
蝦夷蝉(カメムシ目セミ科)
おもに見られる時期:7~8月、大きさ:48~60mm、おもに見られる場所:平地~山地の松林やスギ、ヒノキ林
側縁の縦条紋(羽の付け根のところ)は白粉で覆われている。


次は先日のK・ヌプリ山頂で見たコエゾゼミです。すぐ間近に来て喧しく鳴いていました。
コエゾゼミ100814 コエゾゼミ100814p2
小蝦夷蝉(カメムシ目セミ科)
おもに見られる時期:7~8月、大きさ:47~53mm、おもに見られる場所:ブナ林、針葉樹林、山道脇の草木など

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以下、ウェブからの引用です。

セミはなぜ鳴く?

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 セミは雄も雌も鳴くわけではなく、鳴くのは雄だけで、1匹の雄が鳴き始めると周りにいるセミもつられて鳴き始め、大コーラスになることがあります。セミのコーラスは1匹で鳴くよりもかなり遠くまで音が響き、コーラスを聞いて雌のセミたちは結婚する雄を探しにやって来ます。
 大きな鳴き声で鳴くセミは、バッタやコオロギのように羽や脚を擦りあわせて鳴くのではなく、おなかにある特別な膜(背板の内側にある膜)を震わせて鳴きます。
 小さな体から大きな音を出すことができるのは、おなかの中がほとんど空っぽで、チェロやバイオリンの共鳴室のように、おなかの中に音を響かせる仕組みがあるためです。

2010-08-21

ツルリンドウ

やはりK・ヌプリの花シリーズ、こちらはツルリンドウです。日陰で咲いていたせいなのか、色白のツルリンドウ・・・本来の花色はブルーです。

ツルリンドウ100814
蔓竜胆(リンドウ科)
花期:7月下旬~10月、成育適地:低地~山地の林内
ツルリンドウ100814p2
それにしても白い・・・もしかしたらシロバナツルリンドウかも?花期はまだまだこれからなので、次に訪れる時もぜひ観察したいものです。

2010-08-20

エゾチドリ&ネジバナ

K・ヌプリの花シリーズ、少々花期が過ぎてコゲコゲになりかけですが、お約束のラン科の花、エゾチドリです。
前回6月に登った時はコケイランやハクサンチドリたちがお出迎えでした。季節、季節でラン科の違った花に出会えるのも登山の楽しみの一つです。この花、昨年は向かい側の鷲別岳(室蘭岳)で初めて出会いました。
エゾチドリ100814p2 エゾチドリ100814
蝦夷千鳥(ラン科)
花期:7~8月、成育適地:海岸近くの草地~亜高山の草地
距の長さは約2.5cmと、長い。

ラン科の花といえばこの時期、このネジバナも登山口にたくさん咲いていました。
ネジバナ100814 ネジバナ100814p2
捩子花(ラン科)
花期:7~9月、成育適地:道端や草地、芝生、土手など。

2010-08-19

ツルニガクサ&ミヤマヤブタバコ

ツルニガクサ100814p2 ツルニガクサ100814
蔓苦草(シソ科)花期:7~9月、成育適地:野山の林内や道端

当地に続いてK・ヌプリでもツルニガクサを発見!とはいっても圧倒的にたくさん咲き乱れているミヤマトウバナの陰にひっそりと・・・数は本当に少ない・・・花も控えめですが、繁殖力もそれほど強くなく、奥ゆかしい花のようです。
ちなみにミヤマトウバナの画像はこちら
ミヤマトウバナ100814
深山搭花(シソ科)
花期:7~8月、成育適地:低山~亜高山の樹林帯
花色は白色~淡紅色

蜜を吸っている蝶はヒメキマダラヒカゲの♀かな?
薄暗い登山道を、まるで道案内するかのように、先導しながらゆらゆらと飛ぶ様子は、やはり日陰を好むヒカゲチョウの仲間でしょう。心なしか羽も薄く透けて見え、時節柄、物故した人の霊が憑依しているようで、なんとも幽玄な蝶です。妻にも私にも憑いて離れないので思わず、既に故人となった母や知人の面影をこの蝶に託してしまいました。

ミヤマヤブタバコ100814p2 ミヤマヤブタバコ100814p4
深山藪煙草(キク科)
花期:8~9月、成育適地:山地の林縁や草地など

沢沿いといえばこの花も登山道のいたるところで咲いていました。
名前の由来は煙管(キセル)の先に詰めた刻み煙草に火をつけた形に似ているから・・・雁首草(ガンクビソウ)の雁首もキセルの先っぽの金属部分の名前です。いずれもキセルに擬えたものですが、最近はキセルを使っているお年寄りもめったに見かけなくなりました。愛煙家にとっては肩身の狭い時代です(^^;

2010-08-17

エゾクロクモソウ

今回の登山の一番の収穫はエゾクロクモソウに出会えたことです。まさに花期真っ盛りで、沢沿いにいくらでも咲いていました。しかし、残念ながら同じユキノシタ科のダイモンジソウの花には出会えませんでした。花期にはひと月ほど早く、9月にならないと咲いていないようです。ここはぜひ、9月にも再度登らねばと思いました。標高は745mと低山ですが、それくらいこのK・ヌプリは水場が豊富で魅力的な山です。
エゾクロクモソウ100814 エゾクロクモソウ100814p5
蝦夷黒雲草(ユキノシタ科)
花期:7~9月、成育適地:山地の沢沿いや湿った斜面
エゾクロクモソウ100814p4
花の径は5mmほど、花弁とガク片は5枚、オシベは10本ある。

エゾクロクモソウの葉100613
こちらはほぼ二ヶ月前6月13日に登った時のエゾクロクモソウの葉っぱです。葉っぱだけ見るとダイモンジソウにソックリです。

それにしても目立たない極小の花なので、撮影は困難を極めます。花を真正面から捉えた画像が今回はほとんどなかったのが残念です(^^;

2010-08-16

K・ヌプリ登頂記(その2)

登山一家
10:50am、6合目のカムイヒュッテ着、ここで一休み・・・画像は一家5人でこの山に登る途中の家族です。先に登ったのはこちらですが、ペースが遅いので、途中で抜かれて、ここでまた合流です。微笑ましいファミリーの光景ですが、小さい子を連れて1合目から徒歩でここまで来るのですから、若いってことはうらやましい(^^;

よじ登る子
11:05am、この山最大の難所、ほぼ垂直に切り立つ鎖場です。果敢に登っていく先ほどの家族の男の子・・・小学生かな?子供にとってはちょっとした自然のアスレチックジム感覚ですね。
ここを抜けると7合目です。

9合目を抜けるとあっという間に山頂です。お昼過ぎに山頂に到着しました。駐車場で見かけたワゴン車の男性二人と先ほどの家族が、既に到着していました。
カムイヌプリ山頂100814 休む日の0・00% 100814
山頂ではお決まりの「ビール風味飲料」で妻と乾杯です。視界はガスがかかっていてイマイチですが、至福の時間です。例によって腰痛を抱え、花を撮影しながらの登山なので、いつもながら山頂まで2時間半もかかってしまいました(^^;

2010-08-15

K・ヌプリ登頂記

昨日14日は妻と最寄のK・ヌプリに登って来ました。妻は初めてこの山に登るのですが、自身は今年2回目、昨年から通算すると3回目のK・ヌプリ登山となります。
カムイヌプリ100814

さすがに一昨日の豪雨で登山道は3合目までの砂利道で土砂崩れが2箇所、道の中央に大きな落石が1箇所ありました。よっぽど来た道を戻ろうかと、ちょっと逡巡する場面でしたが、やっとの思いで妻と二人ががりでその岩をどけて、何とか3合目までカムリ4WDで行けました。
9:30amの時点で3合目の駐車場には既にワゴン車が1台停まっていました。他にも1合目から徒歩で来たと思しき家族連れが一組、入山届けを記入していました。

昨年ここではじめて見たユキノシタ科のエゾノクロクモソウとダイモンジソウに、また会えるかな?


豪雨直後とあって登山道を横切る数箇所の沢はいずれも増水していましたが、何とか渡渉しました。
カムイヌプリ100814p2
なんと、登山道にも小さな川が出来てるぢゃありませんか!
湿度もハンパなく、メガネが汗と湿気で自然に曇るのには参りました。

(つづく)

2010-08-13

雨上がりの天使たち


前日からの豪雨も昨日(12日)昼過ぎには止み、青空が見えていました。地元の○流川もこの豪雨で水位が上昇して、白鳥さんたちも急遽、岸辺に避難していました。
川が氾濫100812

近づくと待ちかねたように隊列を組んで、5羽が駆けてきました。例のコハクチョウのシンジは見当たりませんが、カオリン、ヒロミ、ユーミン、レイ、アスカと、元気な顔を見せてくれました。それにしてもユカリンは・・・未練でしょうか?
川が氾濫100812p2

2010-08-12

エゾオオヤマハコベ&アケボノセンノウ

どちらもナデシコ科の花ですが、今までのところ、それぞれたった一箇所で数株しか確認出来ていません。より環境に合ったところにはたくさん自生しているのかもしれませんが、当地では稀少な花といえましょう。
エゾオオヤマハコベ100805p3 エゾオオヤマハコベ100805

蝦夷大山繁縷(ナデシコ科)
花期:6~8月、成育適地:低地~低山の湿った草地、湿原
花弁は5枚あり、先が紐状に細かく裂ける。花の径は2cmほどと、ハコベにしては見栄えがします。カワラナデシコの先祖みたいな花です。


アケボノセンノウ100805
曙仙翁(ナデシコ科)
花期:5~8月、成育適地:道端や空き地、草地
よく見かけるのは白い花のマツヨイセンノウですが、この花はピンク色で目立ちます。原産地はヨーロッパとのことですので、何処かの庭からの逃げ出しかな?
アケボノセンノウ100805p2
花が終わったあとの実はまるで銅の壺で、気に入ってます。造化の神様の粋な計らい(^^;

オマケ画像はオオハンゴンソウに夢中のベニシジミです。
ベニシジミ100805p2 ベニシジミ100805
今年限りの衣装と命・・・♪いぃ~のち みじぃ~かし、こい~いぃせよ乙女・・・古っつ!

2010-08-11

紅白のゲンノショウコ

アカバナゲンノショウコ100802p2 ゲンノショウコ100802
今の時期、どこにでも咲いているゲンノショウコですが、紅白となるとなんとなくお目出度い感じがします(^^)
昨年は赤がもっと群生していたのですが、今年はまばら・・・花期はこれからかも?

アカバナゲンノショウコ100802p3
現証拠(フウロソウ科)
花期:7~9月、成育適地:道端や草地

2010-08-10

イヌゴマ、アカバナ&キツネノボタンetc・・・

イヌゴマ100808
お気に入りのシソ科の花ですが、最近はこの花もお見限り・・・イヌゴマです。
エゾイヌゴマ0608
こちらが2006年に初めてイヌゴマと出会った時の画像です。瑞々しさと人形のような花の形に感動したものですが・・・成長して大きくなりすぎると、可愛げがなくなるのは人間の女性と同じかな(^^;
もっと小ぶりの株の方が清楚で愛らしいのですが・・・ザンネン!
ザンネンといえば、せっかっくこれだけ愛らしい花なのに、イヌゴマという名前も、牧野なんとかが命名したのか何か知らないが、とんでもなくセンスの悪いものであります。実が胡麻そっくりなのに、人の役に立たないから犬胡麻・・・犬にも花にも大失礼な話・・・はぁ~(^^;
人によっては、いやいやそれはイナゴマ(否胡麻)の転化だと、こじつけたような解釈をしていますが、所詮シュードエチモロジー(psuedoetymology)・・・似非語源学という奴で、後世の人がまことしやかに解釈を垂れると、いつの間にかそれが普遍的になる、いいかげんな例の一つです。

アカバナ100808
赤花(アカバナ科)

キツネノボタン100808
キツネノボタン100808p2
狐牡丹(キンポウゲ科)
キツネノボタンは湿ったところや日陰を好むようです。この花も久しぶりにアップします。実はヒメイチゲと同じく金平糖のようです。さすがキンポウゲ科ですね!

オオウバユリ100808 オオウバユリ100808p2
高さは2mをゆうに越えています。一転してバケモノみたいに大きくなったオオウバユリの果穂・・・花はとっくに終わっています。
姥百合の名の由来は花が咲く頃には葉が落ちる(歯が抜け落ちる)から来ているそうですが、なんの、まだまだ葉は立派に残っています!

2010-08-09

ヤブカンゾウ&オニユリ

8日も最高気温が32℃と、連日の猛暑にうんざりです。
さて炎天下、ギラギラと輝く太陽にも負けないその鮮やかな色合いと形・・・ヤブカンゾウとオニユリは、まさに真夏の花の主役級、真夏を象徴する野の花と言えましょう。

IMG_9999_41.jpg ヤブカンゾウ100802p3
藪萱草(ユリ科)
花期:7~8月、成育適地:道端や畑の縁、荒地
花の径は10cmあまり。花被片は6枚だが、オシベの一部、または全部が花弁化して八重咲きとなる。
メシベはなく、結実しないので地下茎で栄養繁殖して増える。


オニユリ100808p3 オニユリ100808p4
鬼百合(ユリ科)
花期:8~9月、成育適地:道端や畑の周辺
オニユリのムカゴ
果実は出来ず、葉脇に出来るムカゴで増える。古くは中国から食用として輸入された。

どちらも、園芸種と見紛うばかりの艶やかな大輪の花ですが、最近は成育場所が競合する外来種のオオハンゴウソウの猛烈な繁殖力にその主役の座を奪われつつあります。

2010-08-08

ミゾホオズキ&オモダカなど

田んぼの雑草シリーズです。まずは可愛い黄色い花のミゾホオズキです。
ミゾホオズキ100802 ミゾホオズキ100802p2
溝酸漿(ゴマノハグサ科)
花期:6~8月、成育適地:山間の湿地
花冠はラッパ形で、長さ1.5cm、径1cmほど。

やはりこの花も田んぼの畦道以外ではなかなか見ることのない野の花なので、耕作放棄地が増えると早晩見られなくなる花なのかな(^^;

オモダカ100802
ミズアオイと違って、オモダカは普通にどの田んぼでも見られます。除草剤でもなかなか駆除できない生命力を持っているようですので、絶滅の心配はないのかな?

キレハヒメオドリコソウ100802
切葉(紅葉葉)姫踊子草(シソ科)
元々は外来種だそうですが、当地では花期が長く、5月から10月ころまで開花が見られます。春先に大群生するヒメオドリコソウと違って、葉が紫色にならないのが特徴です。一時はこの花ばかり当ブログでも取り上げていましたが、最近はすっかりお見限り・・・キレハ姫の嘆きが聴こえてきそうです(^^;

トキワハゼ100802
トキワハゼ(ゴマノハグサ科)
家の庭や玄関周りの裸地にもたくさん生えていて困り者の繁殖力ですが、よく見ると可愛い花です。

2010-08-07

オカトラノオ&ツリガネニンジン

いや~、昨日(6日)は暑かった~!なんと最高気温は軽く30℃を越えて32℃!今年最高の暑さでした。

そんなわけでブログ更新の気力も失せましたので、涼しげな野の花を2点取り上げて軽く済ませます。
暑気払いにどうぞ(^^;

オカトラノオ100804p2 オカトラノオ100804
オカトラノオ(サクラソウ科)

ツリガネニンジン100802 ツリガネニンジン100804p2
ツリガネニンジン(キキョウ科)

7日は暦の上では立秋です。残暑厳しい折から、皆様方にはくれぐれもお体にお気をつけ下さい。

2010-08-06

ツルニガクサ

ツルニガクサ100802
まだまだ続くアリエッティの好きなシソ科の花シリーズ、次はツルニガクサです。この花にはめったに出会いませんが、今回はクルマバナのすぐ近くで発見!今までは気付かなかったのですが、もしかすると毎年この場所で咲いていたのかな?4,5株が確認できましたので、来年もこの場所を訪れる楽しみが増えました!
ツルニガクサ100802p2

この花、数年前にG舎川公園で初めて見かけたのですが、その後、その場所は民家の花壇になってしまって絶滅(^^;
もう一箇所は、すぐ近くの某ブロイラー加工会社の敷地内で見かけたのですが、従業員に「社有地なので許可なく立ち入らないように!」ときつくお叱りを受けて、その後は取材もままならず・・・幻の花でしたので、今回出会えてとても嬉しい(^^)/

ツルニガクサ100804
蔓苦草(シソ科)
花期:7~9月、成育適地:野山の林内や、道端
花冠は長さ8~10mmと、極小の花なので地味な印象です。

例によってシソ科の花を見つけたときは必ず葉を千切って香りを嗅ぎ、口に含んで味を確かめます。
苦草と言っても特段苦いとは感じませんでした。香りは・・・ありません。

2010-08-05

ヒメナミキ

ヒメナミキ100803p4
まだまだ続くアリエッティの好きなシソ科の花シリーズです。今年もミキティ・・・すなわちヒメナミキに出会うことが出来て幸せです。他の野草が跋扈していない、湿ったところにしか育つことが出来ない、か弱い野の花なので、あえてミキティの愛称で呼んでいます。
今のところ、当地では農薬を使用していない(もしくは少ない)手入れの良い田んぼの畦道でしか、ヒメナミキは確認していません。皆さんのところではどうでしょうか?耕作者の高齢化に伴い、田んぼの管理が大変なので、除草剤の使用が当たり前となっている昨今、アゼナやミズアオイもそうですが、最近はめったに見かけない野の花になっているのではないでしょうか?

ヒメナミキ100803p3 ヒメナミキ100803
姫浪来(シソ科)
花期:6月下旬~9月、成育適地:低地~低山の湿地
二つ仲良く並んで唇弁形のかわいい白い花(長さ5mmmほど)を咲かせるミキティ・・・いずれ、この田んぼも耕作放棄地となれば、タウコギなど、繁殖力のキョーレツな他の草が凌駕して、このヒメナミキの姿を見かけることも無くなるのではないでしょうか。現在の農業政策の無策が、こんな野の花の運命にも影響しているとは・・・トホホ

2010-08-04

クルマバナ&ヤマクルマバナ

クルマバナ100802p4 クルマバナ100802p5
オロフレの花から一転して今度は地元の里の花ですが、クルマバナも花期真っ盛り・・・シソ科の花が続きます。日の当たる場所が好きな、これまたお気に入りのピンク色の可愛らしい花です。
クルマバナ100802p2 クルマバナ100802
車花(シソ科)
花期:7~9月、成育適地:山地の道端

ヤマクルマバナ100802p2 ヤマクルマバナ100802
山車花(シソ科)
花冠の長さは5~6mm
すぐ近くには、少し小ぶりでガク片が緑色の花色が白いヤマクルマバナも群落を作っていました。同じ場所で2種類のクルマバナが観察できるのは僥倖です。嬉しいことに昨年よりは若干株が増えたかな?

2010-08-03

ウメバチソウ&イワウメ

登山口のある標高930mのオロフレ峠は、わざわざオロフレ山に登らなくても、もう既に高山植物の宝庫です。
ウメバチソウ100731p2
梅鉢草(ユキノシタ科)
花期:8~9月、成育適地:低地~亜高山の湿地
花の径は2~2.5cmほど

イワウメ100731
岩梅(イワウメ科)
花期:6~7月、成育適地:高山のれき地
花の径は1.5cmほど
今回はわずかな数でしたがイワウメにも出会うことが出来ました。

ウメバチソウの花期はまだまだこれからです。
あと、コケモモとシラタマノキの実もありましたが、まだまだ熟すまでにはなっていませんでした。8月いっぱいは楽しめるかな?
それでも薄緑の「シラタマ・・・」の実を摘んで口に入れると爽やか(?)なサロメチールの味が口いっぱいに広がり、元気が出ました(^^;

ハイオトギリ100731
ハイオトギリはもう花期も終わりかな? 

チングルマ100731
チングルマの羽毛状のメシベはいっそう目を引きます。

2010-08-02

タチギボウシ(コバギボウシ)

タチギボウシ100731p2
オロフレ峠の花シリーズの続きです。まずはタチギボウシです。この花は昨年、鷲別岳(室蘭岳)山頂で見ましたが、今年は初物です。以前は地元のO流川沿いでも観られたのですが、最近はとんと見かけません。
タチギボウシ100731 タチギボウシ100731p4
立(小葉)擬宝珠(ユリ科)
花期:7~8月、成育適地:低地~亜高山の湿原や草地

涼しげで凛としたそのお姿は貴婦人・・・まさに歩く姿は百合の花ならぬ、立擬宝珠です。

2010-08-01

ウツボグサ

オロフレ峠100731
久しぶりにオロフレ峠に行ってきました。ゲート開門直後の6月20日に訪れてから、ほぼ一月半・・・毎週にでも出かけたい山なのですが、天候の関係もあり、またもやご無沙汰してしまいました。

あいかわらずの蝦夷梅雨状態が続いていましたが、やっと晴れ間が見えた週末なので、多忙の中、今回も何とか峠周辺の取材がかないました。ちなみに、今回はオロフレ山へは登っておりません。
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まずは、ウツボグサです。前回も山頂付近で見かけましたが、今回は見事な群生でした。標高は約930m近辺です。毎年ウツボグサには出会いますが、これほど見事な大群落は初めての体験なので大カンゲキ!
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薄紫色の気品のある花・・・お気に入りのシソ科の花です。
何処かにアリエッティも隠れていないかな(^^;
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ん?これは・・・まさに幾何学模様! 
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何かのシンボル(?)のようにも見えます。粋な計らいのウツボグサです。
好きだな~、ウツボグサって奴は(^^;

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まとめ