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2009-12-31

よいお年をお迎え下さい。

2009年もいよいよ大晦日となりました。今年の締めくくりとして地元のO流川に飛来しているオオハクチョウたちの挨拶をアップします。終日氷点下の真冬日が続いています。厳寒の候、皆様方もご健康に気をつけてよいお年をお迎え下さい。

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2009-12-30

初見の野の花アンコール(2009年7~10月の花編)

さて、いよいよ2009年もあと1日を残すのみです。大掃除や新年を迎える準備などで、何かと慌しい年末ですが、
昨日の続きをアップします。その数ざっと20種・・・夏場はさすがに見栄えのする野の花が続々登場しました。
野の宝石たちを初めて目にして、興奮の連続・・・これだから野の花探しは止められない(^^;


7月16日(チキウ岬にて)
キリンソウ
キリンソウ
麒麟草(ベンケイソウ科マンネングサ属)
花期:7~9月、成育適地:海岸、山地の岩場、草丈:10~30cm
葉片の上半分に鈍い鋸歯があります。

7月17日(徳舜瞥山&ホロホロ山にて)
シロバナヨツバシオガマ
シロバナシオガマ
白花四葉塩釜(ゴマノハグサ科シオガマギク属)
花期:7~8月、成育適地:山地草原、草丈:20~70cm

エゾシオガマ
エゾシオガマ
蝦夷塩釜(ゴマノハグサ科シオガマギク属)
花期:7~8月、成育適地:山地~亜高山草地や尾根筋、草丈:20~50cm

イワギキョウ
イワギキョウ2 
岩桔梗(キキョウ科)
花期:7~9月、成育適地:高山の岩場やれき地、草地、草丈:4~10cm

モイワシャジン
モイワシャジン2
藻岩沙参(キキョウ科)
花期:7月中旬~9月、成育適地:山地~高山の岩場やその周辺、草丈:30~90cm

ギンリョウソウ(ユウレイタケ)
ギンリョウソウ 
銀竜草(イチヤクソウ科)
花期:6~8月中旬、成育適地:山地の樹林の下、草丈:8~15cm

8月6日(地元にて)
アケボノセンノウ
matuyoisennnou.jpg
曙仙翁(ナデシコ科マンテマ属)
花期:5~8月、成育適地:道端や空き地、荒地、草丈:20~80cm
原産地:ヨーロッパ

8月9日
ツルコケモモ
ツルコケモモ2
オシベとメシベが飛び出していて、なんか鳥のクチバシのように見えて可愛い!ただ、残念ながらまだ花びらが開ききっていません。花期はまだこれからでしょうか?
蔓苔桃(ツツジ科スノキ属)
花期:6~7月、成育適地:高層湿原、草丈:10~20cm

サワラン
サワラン2 サワラン3
沢蘭(ラン科サワラン属)
花期:7月、成育適地:湿原、特に高層湿原、草丈:10~30cm
取材した時は花期がまだ早かったのか、トキソウに比べると圧倒的に数が少なく、しかもまだ花びらが開ききっていない・・・状態の悪い画像で失礼します。
トキソウと違って、花の基部に葉状の苞はありません。

アギスミレ
アギスミレ 
顎菫(スミレ科スミレ属)
花期:5~7月、成育適地:湿原、草丈:5~20cm
葉の形が顎(あご)に似ているところからこの名前・・・葉の形が三角形で、基部の湾入が広いのが特徴。

8月13日
エゾチドリ
エゾチドリ 
蝦夷千鳥(ラン科ツレサギソウ属)
花期:7~8月、成育適地:海岸近くの草地、亜高山の草原、草丈:20~40cm

シロバナニガナ
シロバナニガナ
白花苦菜(キク科ニガナ属)
花期:6~8月、成育適地:山道すじ、草丈:20~40cm
頭花は白い舌状花を7~8個をつけて咲きます。
 
タカネニガナ
タカネニガナ
高嶺苦菜(キク科ニガナ属)
花期:7~8月、成育適地:亜高山~高山の岩場やレキ地、草丈:10~20cm

8月21日(樽前山にて)
イワブクロ(タルマエソウ)
IMG_3506.jpg
岩袋(ゴマノハグサ科イワブクロ属)
花期:7~8月、成育適地:亜高山~高山のレキ地、草丈:10~30cm

9月1日(来馬岳にて)
ミヤマタニタデ
IMG_4008ミヤマタニタデ
深山谷蓼(アカバナ科ミズタマソウ属)
花期:7~8月、成育適地:山地~亜高山の湿った林内、沢沿い、草丈:5~25cm
葉は三角状卵形、長さ1~4cm、幅0.7cm~3cm、縁に鋸歯があり先は鋭く尖る。
花はガク片2個、花弁2枚・・・花弁の先は浅く2裂する。果実の中は1室です。花の径は3mmほど。オシベ2、メシベ1

9月11日(カムイヌプリにて)
コシオガマ
コシオガマ3
小塩竈(ゴマノハグサ科コシオガマ属)
花期:9~10月、成育適地:低地~山地の草地や裸地、草丈:30~60cm、
分布:道央以南と太平洋側、本州、四国、九州
ゴマノハグサ科の半寄生の一年草。茎は直立して高さ20~70センチメートル。葉は三角状卵形で羽状に深く裂ける。秋、上部の葉のわきごとに1花をつける。花全体に腺毛(せんもう)がある。花冠は筒状で先は5裂して唇形、淡紅紫色である。低山の日当りのよい草地に生え、日本、朝鮮半島、中国に分布する。この属は東アジアにのみ分布し、5種知られる。名は、シオガマギクに似ており、花が小さいのでいう。

エゾクロクモソウ
エゾクロクモソウ
カムイヌプリの花シリーズです。この花も、もちろん初見の花です。葉っぱに見覚えが・・・やはりあのユキノシタ科の花です。日陰の湿ったところにひっそりと咲いていました。
クロクモ3
蝦夷黒雲草(ユキノシタ科)
花期:7~9月、成育適地:山地の沢沿いや湿った斜面、草丈:10~40cm
小さな花が円錐状に多数つき、径5mmほどで、花弁とガク片は5枚、オシベは10本ある。花序や花柄に腺毛がり、花色は淡緑色~暗紫褐色

ダイモンジソウ
ダイモンジソウ2
大文字草(ユキノシタ科)
花期:7~10月、成育適地:海岸~高山の岩場、草丈:5~40cm

ツルニンジン
ツルニンジン3
蔓人参(キキョウ科ツルニンジン属)
花期:7~8月、成育適地:山地の林内、分布:北海道・本州・四国・九州
花の径は2.5~3.5cm、長さ3cmほどの釣鐘型、内側に紫褐色の斑があり、大きなガク裂片に包まれ異臭がする。

ツルリンドウ
つるりんどう2
蔓竜胆(リンドウ科) つる性多年草
花期:7月下旬~10月、成育適地:低地~山地の林内、分布:北海道・本州・四国・九州
薬用:秋に根を掘り取って煎服し、咳止めに効能あり


9月29日(紋別岳にて)

イブキジャコウソウ
ジャコウソウ
伊吹麝香草(シソ科イブキジャコウソウ属)
花期:7~9月、成育適地:海岸~亜高山の岩地、草丈:3~15cm
名のとおり芳香があり、薬用や香料に利用される。

10月2日(天都山にて)
オミナエシ
オミナエシ
女郎花(オミナエシ科)
花期:8~10月、成育適地:野山の明るいところ、草原、海岸、草丈:60cm~約1m
花の姿を粟(あわ)のご飯粒に例えて女飯(おみなめし)の意味からこの名があるといわれています。
そういわれてみると極小の蕾は粟に見えなくもない。昔の女の子はこれをご飯に見立てて飯事(ままごと)に使ったのでしょう。

2009-12-29

初見の野の花アンコール(2009年4~7月の花編)

年末も押し詰まりました。ここらで今年の回顧を・・・今年もたくさんの初見の野の花に出会いましたので、振り返ってみたいと思います。人目を惹く花やジミ系の花・・・ざっと数えても30種以上の新しい出会いがありました。来年もまた、まだ見ぬ花にたくさん出会えることを祈って。全て当ブログにアップしていますので、興味のある御仁はブログ内検索してみて下さい。

まずは5月10日のハマハタザオから
IMG_9244.jpg
浜旗竿(アブラナ科ヤマハタザオ属)
花期:5~7月、生育適地:海岸の砂地、草丈:20~40cm
名前の由来は茎が旗竿のようにまっすぐに立っていることから。根出葉はさじ形、茎に付く葉は長楕円形です。

5月16日センボンヤリ(ポロト湖畔にて)
IMG_9542 sennbonnyari

【千本槍】キク科センボンヤリ属
キク科の多年草。春と秋に、それぞれ異なる頭花をつける。春、白色の小さなタンポポに似た頭花が開き、花が閉じると裏側が淡い紫色を帯びているのでムラサキタンポポともよばれる。名のヤリは秋の閉じたままの頭花が30~60センチの花茎の先に上向きにつくようすを槍(やり)に見立てたもので、センボンは群生するようすを表している。春型の花茎は短く、約10センチである。山地や丘陵地の林縁に生え、北海道から本州および東アジア北部に広く分布する。


5月16日シラオイエンレイソウ
IMG_9734 SIRAOIENNREISOU
ポロト湖畔の散策路を進めば進むほど、シロバナエンレイソウが見事に群生し、しかも花が大きくなります。当初はオオバナノエンレイソウなのかなと思っていましたが、M市のZ屋で見かけたのとは違って、花が横向きです。オオバナノエンレイソウは花が真上を向いています。
これはもしや・・・そうです。シラオイエンレイソウです。花弁が丸みを帯びていて大きく、しかもオオバナノと違って花が横を向く傾向があり、この地域限定の固有種です。シロバナとオオバナの交雑種といわれています。

5月16日フイリミヤマスミレ(同じくポロト湖畔にて)
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斑入深山菫(スミレ科スミレ属)
花期:5~7月、生育適地:林の中、林縁、湿地、草丈:5~8cm
山地の林内に生える多年草。地上茎はない。葉は卵心型で、波状の鈍鋸歯がある。葉脈に沿って白い斑がある。花は小型で、径は2 cm以下。側花弁は無毛。

6月3日ウマノアシガタ(洞爺湖畔にて)
umanoasigata6.jpg
馬の脚形(キンポウゲ科キンポウゲ属) 別名:キンポウゲ
花期:5~7月、山野、林下の草原、草丈:30~60cm
花の径は割と大きい・・・大きいものでは2~3cmほど。
花弁は広倒卵形(10~12mm)で、表面に著しい光沢が目立つ。北海道南西部以南の日本全国から朝鮮・中国に分布する多年生草本。キンポウゲの仲間には有毒植物が多く、ウマノアシガタも有毒である。

6月11日
アオチドリ(平取スズラン群生地にて)
IMG_0524 aotidori4

青千鳥(ラン科アオチドリ属)
花期:5~7月、生育適地:林内の湿地、草丈:15~40cm

ヤマハタザオ
IMG_0529 yamahatazao
山旗竿(アブラナ科ヤマハタザオ属)
花期:5~7月、生育適地:山野の日当たり地、草丈:30~90cm

キクムグラ
IMG_0651 kikumugura
菊葎(アカネ科ヤエムグラ属)
花期:6~7月、生育適地:山裾、林内、草丈:20~40cm
花の径は1~2mmほどなので、薄暗い林内での撮影は困難を極めます。

チゴユリ
チゴユリ2
稚児百合(ユリ科チゴユリ属)
花期:5~6月、生育適地:山地の林の下、草丈:15~40cm
ユリ科の多年草。茎は4~5月に高さ30~40センチに伸び、3~4か月後に1~4本の地下茎を出す。

6月26日オロフレ山にて
イワウメ
IMG_1055 iwaume
岩梅(イワウメ科)
花期:6~7月、生育適地:高山のレキ地や岩地
花の径は1.5cmほど。イワウメ科の草状の小低木。茎は多くの枝に分かれて地をはい、常緑の革質でへら形の葉が密生してマット状の株をつくる。夏、枝先に短い花茎を出し、上向きの1花を開く。花は白色、鐘形で5裂し、ウメの花に似る。雄しべは5本。高山の岩地に生え、本州の中部地方以北、北海道、千島、樺太(からふと)(サハリン)、カムチャツカ、アラスカに分布。基本種はヨーロッパにあり、イワウメより葉が細い。

6月29日(錦大沼公園にて)
コナスビ
IMG_1301 konasubi2
小茄子(サクラソウ科オカトラノオ属)
花期:5~8月、生育適地:原野、道端、林の縁、草丈:7~30cm
この花も当ブログでは初登場かな?過去ログにコナスビとして紹介したのは、どうやら外来種のコバンコナスビのようです。花の大きさや開き方、枝の走出の様子がずいぶん違います。

7月2日(紋別岳にて)
ミヤマナルコユリ
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深山鳴子百合(ユリ科ナルコユリ属)
花期:5~6月、生育適地:林内、草丈:30~60cm
山野の林内に生える多年草。高さは30~60cm。茎は紫色を帯びる。葉は長楕円形で互生する。花は葉腋に1~3個つき、花冠は白色で先が淡い緑色を帯びる。アマドコロに似るが、ミヤマナルコユリの葉(写真右下)には短い柄があり、花柄は基部が立ち上がり葉に沿って下方に曲がるなどの違いがある。アマドコロの葉にはほとんど柄がなく、花柄は基部から下に曲がる。

ミヤマキヌタソウ
miyamakinutasou.jpg
深山砧草(アカネ科ヤエムグラ属)
花期:7~8月、生育適地:湿った斜面、岩場、草丈:13~30cm

ムラサキ
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紫(ムラサキ科ムラサキ属)
花期:6~7月、生育適地:丘陵の草地、草丈:40~60cm
高貴な紫色の染料として万葉集にもその名が出るほど歴史は古く、奈良時代から江戸時代末期まで栽培が行われてきた。しかし、明治時代以降は合成染料の登場により商業的価値を失い、ムラサキ自体も絶滅危惧種レッドデータブックIBにランクされるまでになってしまった。そのため、現在も熱心な愛好家たちが栽培を試みているが、種の発芽率が低い上、ウイルスなどに弱いため、株を増やすのは困難である。このため、現在では中国から近縁種が輸入されている。

以上、ひとまず14種をアップしました。

2009-12-26

立体凧

もういくつ寝るとお正月・・・もうすぐ2009年も終わりますが、皆さん年末はどのように過ごしてますか?
お正月に向けて久しぶりに凧揚げでもと、ダイソーに出かけたら懐かしいものが目に止まりましたので即、購入してきました。立体凧です。立方体のと三角柱のがありました。
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立体凧はいわゆる箱凧のことで、ライト兄弟の飛行機、フライヤー号のヒントとなった歴史があります。欧米では一般的ですが、日本であまり見かけません。中学生のころは新春の町内凧揚げ大会で2連の箱凧を作って優勝した思い出があります。とにかく急角度でよく揚がりますので、未体験の方は一度作ってみてください。
数十年前にも一度作ったことがあります。子供たちと凧揚げするため妻に頼んでキットを取り寄せてもらいました。当時は学校教材として500円ぐらいで市販されていました。しかし、それがダイソーでは予備のパーツ2個+道糸付きで105円!まさにデフレの時代ですね。
コーナーは、木製(当時はプラスティック製だった)・・・強度的にはこれで充分。
棒はたぶんラミンかな?竹製だと接着剤との相性が悪いので、むしろラミン丸棒の方が使い勝手がよく、R/Cでは翼止めのダウエルによく使います。

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ついでに懐かしのスプールカイト、商品名「ロータフライヤー」もアップしてみました。
立体凧の一種、スプールカイトは回転するローターの、いわゆるマグナス効果で揚力を生み出します。
これもよく揚がりますが、市販品ではなぜか両端の円盤に空間が開けてあり、これが横安定を悪くしていましたので2mmスチレンペーパーで作り直しました。
スプールカイトについて、詳しくは北代省三氏の「模型飛行機入門」をご覧下さい。手元にない方は、不朽の
名著ですので大きな図書館には必ず置いてあります。ぜひ、問い合わせてみてください。

なお、スプール(糸巻き)カイトは北代氏の命名・・・現在はローターカイトと呼ばれているようです。
ローターカイトのウェブはこちらです。

立体凧 立体凧2
「凧なのにどうして穴が開いているのかな?」紙張りを終えたボックスカイトに、いたく関心をしめすモモちゃんです。

2009-12-25

「スカイドリーム」電動化計画(その9)

下翼のプランクもほぼ終了しましたので、いよいよエルロンホーンの取り付けです。
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今回は市販のホーンを使いました。以前にアップしたEP機「SPORTY」のようにピアノ線から自作することも可能です。
まずは彫刻刀(三角刀)で主翼後縁にミゾを掘ります。
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ホーン受けにも同じように溝を掘ります。 
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ホーンを挟んでシュンカンで主翼後縁に接着しますが、この時、エルロンホーン本体にはグリスや食用油などを塗っておかないと、ホーンごと接着してしまうことになりますので、ご注意!
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なんとか下翼のみ出来上がりました・・・重量約40g(サーボを除く)・・・小さいわりに重くなってしまいました(^^;
上翼はもっと軽く仕上げるつもりです。

(つづく)

2009-12-23

「スカイドリーム」電動化計画(その8)

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主翼の上下スパー間に1/16インチ厚バルサの補強材を入れていきます。これで上下面のプランクと合わせると強固なボックス構造となり、主翼のたわみやネジレに強くなります。
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左右の下翼を中央でジョイントします。今回はカーボンキュアシートを使いましたが、もちろん航空ベニアでも構いません。エルロン操作のためのサーボを載せるスペースを確保します。前縁にはノックピンを通すので、補強しておきます。下面は1mm厚バルサで既にプランク済みです。
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リブとの段差を埋めるために、この後、バルサストリップで所謂リブキャップを大量に作って各リブに載せていきます・・・結構手間がかかります。オールプランクの方がはるかにラクちんです(^^;

(つづく)

2009-12-19

「スカイドリーム」電動化計画(その7)

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メカの積み込みのために、キャノピー前にハッチを設置します。いちいち主翼を外さなくても、ここからバッテリー等を交換できます。
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リンケージ用プラパイプは市販のものを使用します。IMから販売されているPPパイプが便利です。
この中に0.8mmピアノ線を通して、ラダーやエレベーターを操作します。上翼は胴体に接着して固定し、下翼のみ取外し式にする予定・・・サーボは広い開口部から主翼間に設置するか、それとも別にハッチを設けてそこから点検しようか、考慮中です。C.G.がどうなりますやら・・・今のところ、かなり前重心になりそうなので、サーボは後方に積む方がよいのかな?

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モモちゃんもハッチから顔を出してゴキゲンです。

(つづき)

2009-12-18

「スカイドリーム」電動化計画(その6)

2枚の主翼は、このあとプランク作業に入ります。ここで気分を変えて胴体の最終木地仕上げ作業をします。
IMG_7000.jpg 
胴枠がまだ一部だけしかはめ込んでないので、現物合わせで組み込みます。空野氏のプランより機体が小さい上に電動機なので、軽量化のため最小限の数で済ませます。
ちなみに元設計では上下翼のエルロンをそれぞれ独立したサーボで駆動します。しかも胴体側にハッチを設けて、そこにサーボを搭載してエルロンホーンとリンクさせる空野氏のアイディアはいつもながら、かなりユニークです。
ここは、オーソドックスに上下翼のどちらかにサーボを1個だけ載せて、他方のエルロンはエルロン同士リンクさせて連動するようにします。
この手法は、以前にこのブログでもアップしたユニオンのビーチクラフト「スタガーウィング」で実施済みなので、何とかなりそうです。上下翼を胴体に直接付けるとなると、胴体の開口部が広いこともあり、あれやこれやで胴枠の配置は結構頭を悩ませます。オマケにこの機体は水上機仕様にも変更できるように、メインギヤの他にもう一つ、フロート支柱を受ける補強が必要です。
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メインギヤステーは2mmΦピアノ線をV字に曲げて、航空ベニアでサンドイッチして胴枠に取り付けます。フィルム張りの前に取り付けると、邪魔なのでメカ積みの最後に装着します。ステー、三角板の順に挿入して接着すれば、カンペキ・・・電動機はお手軽です。

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ノーズ部を製作します。穴あけはドリルに回転やすりを付け、徐々に広げていきます。
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その後、胴体の上下に2mmバルサを板目がクロスするように張っていきます。
2次曲面がきついノーズ最前部は5mmバルサを3枚積層サンドイッチして接着します。
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ここで一工夫・・・モーターマウントは航空ベニアを使いますが、サイドスラストとダウンスラストをつけるために一旦、先ほどの積層バルサ先端を斜めにカットします。その後、モーターマウントを挟み込み、あらためて先ほどカットしたバルサを付け直して、成形しなおします。サイド、ダウンともそれぞれ2~3°つけて、パワーオン時の姿勢変化を極力抑えます。もちろん、プロポ側でミキシングしてクセを修正することも出来ます。

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ブラシレスモーターを仮搭載した後、3cm径のスピナーを装着してみました。
ペラはヒロボーの400クラス用6×5.5をとりあえずつけました。ピッチが大きく、引きはよいのですが、もともとはプッシャー仕様のモグラ「サンセッター」用に買い求めたもの・・・カーボン製のこのペラは、荒い着陸では簡単に折れてしまいますので、実際のフライト時には別のにします。
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何とか年内に仕上げて、2010年元旦は初フライトとしゃれ込みたいものですが、温暖な北の湘南とは言ってもこればっかりは空のご機嫌次第・・・(^^;

(つづく)

2009-12-11

「スカイドリーム」電動化計画(その5)

さて、長らくお待たせしました。体調不良により、中断していましたが、今週末からまた、製作開始です。
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前縁材と後縁材はバルサ・ストリップ・・・細長い短冊状にカットするのですが、この時、便利なのがバルサストリッパーです。さくさくとソーメンでも切る様に、同じ幅の短冊がいくらでも切り出せます。画像は以前にstick & tissue(棒と薄紙?)によるピーナツスケール機製作用に求めたUSA製のものです。日本製のものも、昔は販売されていたのですが、とっくに製造中止・・・需要なきところに供給なしという市場原理の結果です。

そういえばあの月刊誌「RCエアーワールド」がそろそろ書肆の店頭に並ぶころと、立ち読み(めったに買いません)に出かけたら、なんと来年以降は隔月刊行とのこと・・・やんぬるかな。単なる金持ちの道楽に過ぎないラジコン既製品のカタログ誌的なものはやはり年少者には受け入れられず、この不景気では消え去るのみ。懸念したとおりの結果となりました。初心に立ち返って、オリジナル製作記事満載の健全な模型雑誌の再刊を切に望みます。戦後の、あの何もないところから出発して、素材からコツコツ作る楽しみを覚えた模型少年はどこへ行ったのでしょう?
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切り出した前縁材と後縁材は翼型に合わせてバルサカンナでテーパー状に加工します。
また、リブが入るスリットをシャークソーで切込みを入れ、棒ヤスリで加工していきます。同じ幅、同じ深さ、垂直になるように注意します。単調な作業で、根気が必要です(^^;
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リブの大量生産の工程をアップします。IMG_6952.jpg
大まかに短冊状に切り出した1/16インチ(約1.6mm)厚バルサを両側から航空ベニアで作った翼型にサンドイッチします。
ダイソー等で求めたミニクランプが役に立ちます。ついでにズレ防止にマチ針で貫きます。
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カッターではみ出したところをなぞって翼型に合わせます。その後、サンドペーパーでキレイに成形して、一旦、翼型からはずし、あらためてマチ針で留めて、今度はスパーの入る溝を加工します。やはりシャークソーと各種棒ヤスリが役に立ちます。
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スパーがピッタリ嵌る様に加工できました!
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今回は主翼の下面は2×5mm、上面は2×2の角材(ヒノキ棒)を使いました。

完全対称翼なので、ネジレが出ないよう、主翼の組み立ては定板の上でしっかり組み立てます。前縁材・後縁材の下に適当なカイモノを敷いて高さを揃え、ピンで固定してから瞬間で接着していきます。
上翼
上翼は上半角のない完全なフラット翼・・・1本のスパーに20枚のリブを組み込みます。
上翼2
下翼は各1度の上半角をつけますので、左右別々に組み立て、あとでジョイントします。

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ここまでで仮組みしてみました。まだまだ全工程の1/3くらいのところです。
sky dream
「あれ?君たち、いつの間に?」モモちゃんが、ウサギ君やネコ君に向かって怒っています(^^;
「ぼくがゼッタイ一番に乗るんだからね・・・忘れないでよ!」
「それより、モモちゃん、最近ちょっとメタボぢゃないのかな?体重オーバーで飛べないよ!」
3匹登場!
「余計なお世話だい!」



(つづく)

2009-12-03

「スカイドリーム」電動化計画(その4)

さて、いよいよ主翼の製作編です。何しろ上下翼、合計40枚ものリブを作らなければならないので、タイヘンです(^^;
しかも、通常底部がフラットなクラークY類似形の翼型ではなく、あくまでもアクロ性能を重視した完全対称翼型なのですから製作にも細心の注意が必要です。主翼付け根からから翼端まで全て同じリブで済ますことの出来る矩形翼なことぐらいが、せめてもの慰めです。
リブ型 リブ型2
バルサ製のリブを正確に作るために、翼型をコピーしてスプレー糊で航空ベニアに貼り付けて、2枚同じものを切り抜き、これの間にバルサを10枚ほどサンドイッチしてガイドとし、カッターナイフで切り出し、大量生産します。

設計方針としては空野氏の提唱するフルプランク方式ではなく、ヒノキ材のスパーを2本、リブの上下入れ、プランクはリブ前半だけとする在来工法とします。
この方法はフィルム張り後もリブが透けて見えて、見た目に情緒があります。欠点はスパー上下を繋いで剛性を高める補強板を要所に入れなければならず、リブキャップもリブ後半に全て張らなければならないので、工作が面倒で、重量もかさみます。

ここでホームセンター等でのバルサ材の購入ですが、軽いといわれているバルサも、購入時に慎重に吟味しないと比重がまるで違いますのでご注意!
下手すると2~3倍も重たくて硬く、工作しにくいバルサを入手してしまうことになりますので、必ず1枚1枚を手にとって重さを比較してください。一番よいのは軽くて丈夫、工作しやすいバルサを選ぶことですが、まず、そんなものはホームセンターにありません・・・このことはピーナツスケール機の製作でイヤというほど知らされました。信じられないくらい軽くて丈夫な材料を手にした者が勝ちのコアな世界なので、その世界の達人に聞いたところでは同じ厚さ(例によってインチ単位)のものを生産者から最低でも1,000枚単位で購入し、その中から厳選するのだそうです・・・なんじゃ、こりゃ~!

ま、R/Cはそこまでマニアックにする必要もないので気が楽ですが、せっかくバイプレーンを作ってみても、単葉機より翼面荷重が大きいのであれば意味がありません。
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その後、リブを切り出し、片翼だけリブを組んでみました。前縁材、後縁材はそれぞれ5mmバルサ、3mmバルサを切り出しています。ここまでで約8gの重さです。
ピーターラビット
「ふ~ん、空を飛ぶための翼ってこうなってるんだネ。人間って不便だなァ~。ぼくなんか手足を広げるだけで簡単に飛べるよ!」「ところでピーターラビット君もフライドチキンが大好きなのかな?ぼくは・・・ちょっと苦手(^^; クルミの方がいい。」

(つづく)

2009-12-02

「スカイドリーム」電動化計画(その3)

先週の土曜日から風邪を引いてほぼ4日間、寝込んでしまいました(^^;
A型インフル・・・頭痛と喉の痛み、体のだるさからやっと解放されて製作再開です。出来れば今週中に木地完までこぎつけたいものです。
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胴枠は2mmバルサを短冊状にカットしたパーツを直角に組み合わせるのが意外と難物・・・結局、あらかじめ矩形にカットしてから上下に補強を入れて、中央部を切り抜いたほうが工作精度が増すようです。この作業では、以前にダイソーで購入したミニ曲尺が役に立ちますが、最近はどこの店舗にも置いていないので、ぜひこの商品の復活をお願いします。
それと、インチ差し・・・メートル法を使っているのはドイツとフランスと日本だけ?アメリカやイギリスなどのプラン(設計図)では必ずインチ表示なので、インチスケールは必需品です。

空野氏のプランでは胴枠は3mmバルサをそのまま1枚板で使い、リンケージのためのプラパイプを通す穴だけ貫通させているようです。そのせいか、やたら胴枠の数が多いですが、ここは臨機応変に半分くらいに少なくします。また、側板の補強も一切見当たりませんが、ノーズ部分だけでもアールを出すためにカンナで削りだす関係上、側板に補強を入れておきます。
水上機使用のためにノーズギヤだけでなく、胴体後部にもピアノ線でフロートの支えを入れますが、どうやらGWSのフロートはデカ過ぎたようです(^^;・・・翼長1mほどの機体に適合するようなので、いずれフロートは一回り小さいのをスタイロフォームなどで改めて製作するつもりです。どうせもう北海道では水面に氷が張る時期なので、水上機はシーズンオフ・・・むしろ、雪上機として使えるかな?

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尾翼関係も作ってみました。クラシカルなスタイルがなんともお気に入りのデザインです。
スタビは3mm厚、ヴァーチカルフィンは5mm厚バルサです。ヒンジをつけるエッジはカンナで面取りし、ラダーも後縁にかけて薄くテーパー仕上げしておきます。
エレベーターの左右連結金具もしっかりピアノ線で作ります。胴体への接着は全てフィルム張り後になります。

さあ、あとは主翼の製作ですが・・・バイプレーンなので、一番ややこしい工作で2枚も作らなければなりません・・・リブだけでも40枚?
どうなりますやら(^^;

(つづく)

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まとめ