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2009-08-31

来馬岳(ランドスケイプ編)

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登山口から5合目まではスキー場の急斜面を延々登って行きますので、振り返れば常に視界が開けていて開放感を得られるのが、この来馬岳の特徴です。高原を渡る風の爽やかなこと・・・是非、まだこの山に登ったことのない方は来山をオススメいたします。
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まず最初に振り返った時に見える目立つ山は加車山(標高897.5m)です。
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登るにつれてその向こうに遠く風不死岳(左)、噴煙が立ち昇る樽前山(右)が望めます。この画像は山頂からのショット。
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同じく山頂から・・・手前の窪みが橘湖、右手奥にクッタラ湖の湖面もハッキリ見えます。
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山頂標識の向こうに左からまずオロフレ山、遠くに徳舜瞥山、ホロホロ山、名無し山(1260m峰)がきれいに三つ揃って見えるのはここだけ?
それにしてもこの標識はもう限界のようですので、早急に新しいのをお願いします(^^;
山頂は結構広いスペースがあります。遅い昼食の準備・・・携帯コンロでお湯を沸かしてインスタント味噌汁を作り、おにぎりを頬張りました。その後、これまたドリップ・コーヒーを入れて妻と堪能しました。
晴天の空の下で頂いた食後の珈琲の美味しかったこと・・・いや~、登山って最高のレジャーですね!
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現在公開中の映画「剱岳 点の記」を観て来ましたが、もちろんここにも三角点標識と標石がちゃんとあります。現今ならGPSやらで簡単に地形図も作成可能なのでしょうが、当時(明治40年代)の測量は命がけ・・・2時間半の大作ですが、時間の経過を感じさせないほどのドラマ展開と過酷な大自然の迫力に感動しました。登山に関心がある方にとっては必見の名作となること請け合い・・・雄大な山の映像美を映画館の大画面で是非、ご高覧下さい。
どの山もそうですが、最初にここ来馬岳の登山道を開いた人の苦労がよく分かります。

(つづく)

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2009-08-30

来馬岳登頂記(その1)

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昨日8月29日(土)は絶好の行楽日和でしたので、最寄の手近な山、来馬岳(1,040m)に妻と登って来ました。もちろん今回が初登頂です。
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この奥が登山道です。
サン・ライバスキー場のリフトに沿って広いスキー場の斜面を登ることになります。好天にもかかわらず、春の花の時期が過ぎているためなのか、登山口でちょうど下山して来た夫婦に出会ったきり、ついぞ登山客にも出会わず、終始この山を独り占め・・・山頂も貸切でした。
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ところで案内板の横の入山届けを書いたら、すぐ左手のゲートの方から登山道が始まります。
案内図
案内板の表示のように右手から行くと遠回りになりますので、うっすらと爪(?)で書き直してある左手の登山道の方が近道でしょう・・・念のため(^^;
登山開始:10:50am、
第一リフト
第一リフト終点到着:11:35am、
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5合目到着:12:30pm、
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7合目到着:1:00pm、
8合目
8合目到着:1:15pm、
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9合目到着:1:30pm、
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山頂到着:1:45pm・・・約3時間の登り所要時間です。
腰痛を抱えている上に、野の花を撮影しながらの行程なので、いつもながらスローペースです。

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スキー場の急斜面を登っていくのは結構つらい(^^;
今回はさすがに2本ストックで登りました。しかし、今の時期、ヨツバヒヨドリ、ヤマハハコ、ハンゴンソウのお花畑状態で目を癒してくれます。
ネジバナ
癒してくれるといえば、登山道脇の急斜面にはいたるところでネジバナが満開・・・里程標となるラン科の花は、ちょうど春先のオロフレ山のハクサンチドリを思い出しました。
IMG_3906.jpg ヒメジソ
姫紫蘇(シソ科イヌコウジュ属)
花期:8~9月、成育適地:低地~山地のやや湿ったところ、草丈:15~40cm
1年草
北海道~九州の山野の湿った林縁や道端に生える。高さ10~60cm。茎は四角形で稜には下向きに曲がった短毛があり、節にも白い毛が生える。葉は対生し、長さ2~4cmの卵形~広卵形。粗い鋸歯があり、裏面には腺点がある。枝先に長さ3~7cmの花穂をだし、白~淡紅紫色の小さな唇形花をややまばらにつける。花冠は長さ2~4mmで、筒部は短く、上唇は3裂、下唇は先端がへこむ。萼は長さ2~3mmで、上唇は3裂、下唇は2裂する。上唇の裂片の先はあまりとがらない。イヌコウジュによく似るが、葉が菱形になり、葉のきよ歯は4~6対、がくの先は鈍く、花軸には毛が少ないことで区別される。花期は9~10月
学名は、Mosla dianther

以上、ウェブから引用させていただきました。

ヒメジソ2

第一リフトの終点近くに、嬉しいことに私の大好きなシソ科の花、ヒメジソが群落を作っていました。ピンクの小さな花はなんとも愛らしい!

(つづく)

2009-08-27

ハッカ

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ヤマハッカに続き、同じく毎年楽しみにしているシソ科の花の代表、ハッカです。今年は天候不順のせいか、開花が遅れて今頃満開です。しかも心なしか、花が小さいような気もします。
咲いているのは、いつものO流川の白鳥さんのいる河川敷です。さすがに白鳥さんもハッカはお口に合わないらしく、食べません。他のイネ科の草は積極的に食べてるようです。5羽(今年また1羽増えました)とも元気です。
ハッカ3
薄荷(シソ科ハッカ属)
花期:7~9月、成育適地:低地~山地の湿った草地、草丈:20cm~1m

昨年、一株だけ持ち帰ったのを我が家の庭に植えたら、土壌が合うのか、なんと今年は草丈もぐんぐん伸びて盛んに分岐し、相当な繁殖力です。ハッカの頼もしい生命力に驚くやら喜ぶやら・・・ちなみに、庭のはまだ花は咲いていません。

2009-08-26

母恋富士(動画編)

母恋富士登山の動画編集が、やっと出来ましたので、アップします。
まずは「海の見える森」より。

次に「母恋富士山頂到着!」です。

2009-08-25

ヤマハッカ

ヤマハッカ
山薄荷(シソ科ヤマハッカ属)
花期:8~9月、成育適地:野山の林縁や草地、草丈:40cm~1m
シソ科の多年草。地下に木質化した塊状の地下茎がある。茎は分枝し、断面は四角形。葉は対生し、卵形で有翼の柄がある。秋、枝先に青紫色花をまばらに開く。花冠は筒状をなして先は二唇形となり、長さ7~9ミリメートル、下唇は前に突き出し、上唇は立ち上がって4裂し、濃紫色の斑点(はんてん)がある。日当りのよい丘陵の草地に生える。日本および朝鮮半島、中国に分布する。

以上、ヤフー百科事典より引用しました。

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母恋富士の山頂へ向かう登山道脇で見つけました。ヤマハッカは群落が1箇所だけ地元にあるのを知っていますが、今回が2箇所目の発見・・・少々興奮しました!わりと繁殖力は強いはずのシソ科の花ですが、それほどあちこちに見られるわけではないのが少し気がかりです。
薄紫色の可憐な小さな花は何か神秘的な雰囲気を漂わせています。香りは・・・葉っぱも花もほとんどないのですが、花の終わったあとの花穂を揉むと、やはりハッカの香りが微かにします。

2009-08-24

母恋富士

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ぼんず山に登ったのなら、この母恋富士も登らなければね!標高は156m・・・地元の手軽なハイキングコースとして皆さんに親しまれている山のようです。ただ・・・地元の人はともかく、土地勘のない私にとっては、まずは登り口を探すのに一苦労でした。なんとも迷路のような住宅街の路地ばかりで、つくづく疲れました(^^;
てなわけで、迷った挙句のロングコースの方をご紹介します。
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あ、そうだ。くれぐれも虫除けスプレーを持参するのをお忘れなきように・・・ヤブ蚊がヒドイです。
最近設置されたと思しき途中の標識は立派なのですが、ロングコース・ショートコースとも、登り口はこちらと、順路の矢印や国道沿いにも標識を是非、お願いします。
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まずは港の見える森(標高104m)に到着しました。ここまでで約10分の所要時間です。
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なかなか見晴らしのよい丘です。ここでしばらく休憩しました。
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左手の丘を登った先が、どうやら母恋富士のようですが、今までのところ、標識には母恋富士の名前が一切ないので、少々不安になりました。
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やっと、頂上です!やはり母恋富士(標高156m)に間違いないようです。野の花やランドスケイプの撮影で時間を食ったので、30分ほどの登山となりました。頂上に着いてみると・・・なんと、今登ってきたロングコースとは別の最短コースが目の前にあるぢゃないですか!やれやれ(^^;
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向かい側には気になる山が・・・当初はこの山が母恋富士だと思っていました(^^;
自分では勝手に「セント・ヴィクトワール山」と呼んでいましたが・・・あのセザンヌの?
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途中で出会った野の花は、また明日にでもアップしますので、乞う、ご期待!

最後に、分かりやすいロングコース登り口までの最短順路を画像でご紹介します。
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中島町方面から来た場合、母恋駅前T字路の手前の“関野自工”前の交差点を左折して直進す
ると、先ほどの「母恋北町入り口」にたどり着きますので、そこから登るとよいでしょう。
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この道を直進します。
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白鳥大橋を渡って山手町方面から来た人は、母恋駅前をそのまま通過して直進し、先ほどの“関野自工”前まで来て右折します。室蘭市在住の方は是非、一度登ってみてください。

それにしても・・・数々の標識の設置にはかなりの予算が使われたと思いますが、その予算の1/10でもいいですから“ぼんず山”にも使って欲しいものです。ビンボー街だからと言わないで、頼みますよ、次の総理大臣(予定?)の鳩山さん!

2009-08-24

ぼんず山全景

ぼんず山
本日、8月24日に撮影してきた白鳥大橋から見た“ぼんず山”全景です。どうです?きれいなオムスビに見えるでしょう?
伊達方面から白鳥大橋を渡る時には是非、真正面の小さなオムスビを注意して見てください・・・くれぐれも追突事故には、お気をつけあそばせ(^^;

2009-08-23

ぼんず山の花たち

クルマバナ IMG_3637.jpg
ぼんず山の野の花です。まずはピンク色がやさしいクルマバナがお出迎えです。シソ科のお気に入りの花を見つけて癒されました!
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6月にはゼンテイカ(エゾカンゾウ)が咲き乱れるそうですが、今の時期はナガボノシロワレモコウの群生が見られました。ちょっと前まではツリガネニンジンがたくさん咲いていた痕跡が見られますが、一月ほど前なのかな?そういえば一月ほど前に取材したキリンソウの時に、ツリガネニンジンをアップし忘れていました。
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ヤマハギも今や盛りと咲いています。

こちらはヤマハハコ・・・純白の花が目に眩しい。
yamahahako.jpg
山母子(キク科ヤマハハコ属) 分布:北海道・本州(北部・中部)
花期:7~9月、成育適地:低地~高山の日当たりのよい所、草丈:30~70cm

2009-08-22

ぼんず山(マタイコリ)


本日は朝っから快晴の上天気でしたので、妻の希望により地元室蘭の“ぼんず山”、アイヌ名「マタイコリ」に登って来ました。白鳥大橋を渡っていると、室蘭駅方向に真正面に見える三角形の目立つ山・・・標高154mと低山ですが結構目立ちます。
通称「オムスビ山」がこの“ぼんず山”だったとは・・・長年の疑問が氷解して、嬉しいです。
ローソク岩
増市町のローソク岩展望所に駐車場がありますので、そこに車を停めて、標識の裏側の登山道(とは言っても、よほど注意しないと見逃してしまいそうな踏み分け道なので、ご注意!)を登ります。画像で見ても登山道らしきものは見えませんが、ちゃんと笹が踏み分けられた小道があります。本日は晴天のお昼時だったにもかかわらず、他に駐車している車はなく、うちの車だけでした。観光客にもほとんど知られていないようですが、見晴らしは最高です。地元の方は是非一度登って下さい。清水高前の道を来るとすぐです。

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標高154mの頂上はこんな風になっていました。草茫々で、人が座ってくつろげる場所も無いのは何とかして欲しいものです。地元紙によりますと、平成11年に有志の方により鐘と木箱を設置とありますが、現在の状況は、わずかに木箱の底部と思われる物と、なぜか傘の柄と思われるものが挿されたパイプが残るのみです。暴風雨により吹き飛んだのか、悪質なイタズラによるものか分かりませんが、残念なことです。
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仕方が無いので、木箱の残骸をテーブル代わりにして、昼食を堪能しました。登山道の斜度は結構きつく、45度以上あると思われます。低山ですが、登り15分、下り10分の行程ですので、お近くの方はお昼休みにちょっと登るというのも可能ではないでしょうか?
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清水丘高校の校舎とグラウンドが山側の真正面に見えます。
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白鳥大橋を延長した一直線上にこのぼんず山の山頂があります。あのきれいな三角形に見えたオムスビ山がこのぼんず山だということが確信できます。
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測量山も目の前の右手に見えます。
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海側には先日アップした電信浜海水浴場
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眼下にはローソク岩周辺の奇岩が見えます。サムネイル画像をクリックすると拡大できます。
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こちらがローソク岩です。ローソクというより、道祖神・・・いわゆる男性のシンボルに見えるのは私だけ?

2009-08-21

タルマエソウ(イワブクロ)

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岩袋(ゴマノハグサ科イワブクロ属)
花期:7~8月、成育適地:亜高山~高山のレキ地、草丈:10~30cm

タルマエソウ
さて、お待たせしました。樽前山で見ることが出来た野の花たちです。
まずはこれまた当ブログ初登場の花、タルマエソウ・・・登山道や外輪山のほぼ全周のいたるところで見られました。花期は結構長いようです。
登り口の所では、ほとんどもう花期が終わっていましたが、登るにつれて新鮮な状態の花がたくさん見られました。
上の画像で右は先日、徳舜瞥山で咲いていたイワギキョウです。大きさがほぼ同じくらいなのが分かるでしょうか?
イワギキョウも結構たくさん咲いていましたが、やはり圧倒的に数が多いのはタルマエソウです。

2009-08-20

樽前山登頂記(その4)


樽前山の溶岩ドームは立ち入り禁止なので、外輪山の東山が標高1,023mで登頂可能な最高峰ということになります。
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他の主なピークは、稜線伝いに風不死岳に通じる932m峰と、西山の994.6m、樽前神社のある921m峰があります。
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西山もしっかり登ってきましたが、静止画を忘れてしまいました。動画で360度のパノラマを堪能下さい。
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活火山なので噴気孔からは盛んに白煙が上がっています。あたりには異臭・・・硫黄の臭いが鼻をつきます。なんとも異様な光景で、違う惑星に来たかのような錯覚を覚えます。

2009-08-19

樽前山登頂記(その3)

結局、反時計回りで外輪山を一周することにしました。
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稜線に出ると、帽子も飛ばされそうな強烈な風が吹いていました。しまった!こんなに雄大な自然のスロープがあるなら、吹き上げ上昇風も申し分なし・・・R/Cスロープ・グライダーを持参するんだった!360°、風向きも自由に選べます。阿蘇の大観峰にも決して引けをとらない立地条件です。
同じような発想の持ち主、つまり同好の士がいないかなと、あたりを見回しましたが、残念ながらこの日はいなかった(^^;
さほど登るにも困難ではない山なので、好条件の日には絶対に誰かがフライトさせているはずです。
え?国立公園内だから、それはダメかも?そんな~(^^;

今までは幸運にも晴天、無風の登山ばかりでしたが、風が吹くと体力も消耗します。やはり山の天候には気をつけなければなりません。さっそくTシャツの上に重ね着をして寒さ対策も万全・・・万一の降雨に備えて、ちゃんと雨具もザックに入れてあります。
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ん?向こうになにやらオブジェが見えます。誰かのゲージツ作品かな?
それにしても縦走路のど真ん中に作らなくても・・・ジャマだなと、思ったら巨大な火山岩でした!
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真下にはちょうど駐車場があります。
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え?もしかして、何かの弾みでこれがゴロゴロと下に転がっていったら・・・下に停めてある車は・・もちろん、ペチャンコですよね?これって、もしかしてVOWネタなのかな?
どうか、帰りまでにマイカーが無事でありますように・・・クワバラ、クワバラ(^^;

(つづく)

2009-08-17

樽前山登頂記(その2)

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こ、こ、このセンスは(^^;・・・相当以前の標識でしょうか?
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こちらは外輪山のピーク(標高932m)と風不死岳(右)
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登山道はよく整備されていて、途中まで丸太で組まれた階段を上がることになります。登りはよいのですがいかんせん、段差が大きいので下りには少々うっとおしいものです。かといって単なるスロープにしてしまうと、今度は火山灰で出来た軽石がゴロゴロしているので、これがまた滑りやすいので要注意・・・結局、階段で正解なのかな?
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途中からはこのように火山灰地の登山道です。それにしても登山口から外輪山の東山(標高1,023m)まで高度差はわずか363mなので、お手軽な山です。ちょっとしたハイキング気分で登る人の多いこと・・・子供連れの家族がたくさん登っていました。
中には観光客なのか、ハイヒールで登ろうとした女性が駐車場の係員に注意されている場面も・・・いくらなんでもそれはないでしょう!
高速道路の苫小牧西口インターと直結という立地条件で、こんなに混むのかな?
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樹林帯を抜けると終始見晴らしがよいのがこの山の特徴です。他の山ではこの爽快感は味わえません。
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支笏湖を眼下に望む。
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東山を抜けたコル上の登山者の群れもくっきり見えます。
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午前11時55分に、やっと西山と東山の分岐点のコルに到着しました!
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正面に溶岩ドームが見えます。巨大なドームの三重式火山は世界的にも有名です。
「樽前山に誓ひたる、雄雄しき・・・」という歌詞の出身中学校の応援歌・・・我が母校はこの裾野からも程遠くない勇払原野の端に位置します。それなのに、樽前山に登るのがこの歳になって初めてとは・・・お恥ずかしい(^^;

さて、ここで下山するのはあまりにももったいないのでもちろん、外輪山を巡ります。ピークとコルの高度差がさほどありませんので、登山というよりはトレッキングですね。これから時計回りで西山方面から外輪山を一周すべきか、それとも反時計回りで東山方面から一周すべきか迷います。

高山植物も徐々にご紹介しますが、魅力的なのがいっぱいで、これからも機会があれば登りたいものです。

(つづく)

2009-08-17

樽前山登頂記(その1)

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お盆中の8月15日(土)に樽前山(標高1,041m)に登ってきました!当地を8時15分に出発し、美笛峠経由で276号線を支笏湖畔沿いに、モーラップキャンプ場方面の反対側を右折し、5合目ゲートには9時37分に到着しました。ここまでは道に迷うこともなく、舗装された道を快適に来ました。
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しかしここで7合目の駐車場が満杯とのことで、係員に制止させられ、下山者待ちです。シーズン中の好天の週末はいつもこんなものかな?待たされるのが嫌な人は早朝に出発することをオススメします。
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結局、50分ほど待たされた後、未舗装の“ソロバン道路”を5分ほど走行したところで、やっと7合目駐車場に到着しました。
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天候は快晴とはいえないものの、正面の風不死(ふっぷし)岳の山頂が見えるので、まずまずかな?
人気の樽前山はもちろん、隣の風不死岳の登山口でもあるので、さすがに駐車場は車でいっぱい・・・しかも今登ってきた道の両側にも車が延々と駐車しています。ざっと数えても50台以上駐車しているのかな。トイレも完備されていて、観光地ならではの賑やかさです。
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午前10時40分、登山者名簿に名前を記入し終わって、さあいよいよ登山開始です。

(つづく)

2009-08-14

室蘭岳登頂記(その3)


さて、長らくお待たせいたしました。室蘭岳登頂記の最終章です。09年8月8日午後1時30分に地元の室蘭岳(鷲別岳)頂上に到達いたしました。
今回で4回目の登頂ですが、四季折々、山の表情もさまざまで何回登っても飽きるということがありません。
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頂上には折りよくタチギボウシが咲いていました。
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今回 が通産4回目の登頂です。天候はまずまず・・・隣のカムイヌプリもクッキリ見えました。
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頂上にある“安全登山祈念”の鐘?
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こちらは西側の展望・・・伊達紋別岳も見えるかな?樹木が刈り払われて、見通しがよくなり、以前はなかったスペースからの眺望です。

2009-08-14

シロバナニガナ&タカネニガナ

当ブログ初登場の花がもう一つ、シロバナニガナとタカネニガナです。
IMG_3111.jpg シロバナニガナ
白花苦菜(キク科ニガナ属)
花期:6~8月、成育適地:山道すじ、草丈:20~40cm
頭花は白い舌状花を7~8個をつけて咲きます。
IMG_3104.jpg タカネニガナ
高嶺苦菜(キク科ニガナ属)
花期:7~8月、成育適地:亜高山~高山の岩場やレキ地、草丈:10~20cm

以下、ウィキペディアより引用
タカネニガナ(高嶺苦菜、学名:Ixeris dentata var. alpicola)は、キク科ニガナ属の多年草。ニガナの高山型の変種で高山植物。
分布域は屋久島・四国・本州・北海道の亜高山帯~高山帯で、砂礫・岩礫地に生育する。茎は細く、高さは10~20cm。花期は7~8月で、枝先に黄色い花を数輪つける。花弁は9~10枚。

2009-08-13

エゾチドリ

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当ブログ初登場の花がまた一つ、エゾチドリです。

純白のラン科の花が山頂へ向かう山道脇に咲いていました。何の花かすぐに名前が分かるように、プラスチック製ののネームプレートが付けられていました。なんとも親切な計らいです(^^)/
エゾチドリ IMG_3126.jpg
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蝦夷千鳥(ラン科ツレサギソウ属)
花期:7~8月、成育適地:海岸近くの草地、亜高山の草原、草丈:20~40cm

2009-08-12

室蘭岳登頂記(その2)

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登山道脇に咲いていた同じくシソ科の花・・・エゾタツナミソウです。この花は’07年にN大沼公園で見つけて以来です。
過去ログはこちらです。
エゾタツナミソウ
蝦夷立浪草(シソ科タツナミソウ属)
花期:6~8月、成育適地:山地の林内、草丈:15~40cm

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さて、ガンバリ岩を越えてしばらく尾根をたどると北側の視界も開け、すぐ目の前にカムイヌプリの鋭峰が見えてきます。登り始めのときは曇っていた天候も頂上が近づくにつれ回復、視界は良好です。
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今年初めて見るカラスアゲハがサワアザミ?にとまっていました。

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しばらく行くと、登山道はあたり一面ダケカンバの林に突入します。この日はけっこう暑く、風もなく湿度が高い日でしたが、この林に入るとまさに緑陰・・・涼しい高原の空気で森林浴が楽しめます。
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林の中に頂上まであと1,000mの表示があります。「~合目」の表示がないので、目安としては微妙・・・え~!まだ1,000mもあるの?ちょうど中間地点でしょうか(^^;

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ところでこれは途中で見つけた、わりと大きなキノコ・・・傘がお猪口、つまり漏斗状になっています。帰宅して調べたらカヤタケという、美味な食用のキノコとのこと。
しまった!そんなんだったら採取して味噌汁の具にすればよかった(^^;

(つづく)

2009-08-12

室蘭岳登頂記

先日の8日(土)に地元の室蘭岳(鷲別岳)に登って来ました。あいかわらず曇天ばかりで、うっとおしい日が続きますが、この日も曇ってはいましたが、まだしも山頂からの視界がよかったので、登って来てよかったです。春先と違って今の時期は新しく開花する野の花はそれほど多くはないですが、それでも山道で初めて見る花が咲いていましたので、徐々にアップしていきます。
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“だんパラ”スキー場下の多目的広場の一角にあるキャンプ場の駐車場まで、自宅から車で約30分ほどの距離です。登山口は、キャンプ場のトイレの横を抜けて、林の中をくぐり、比較的平坦な道から始まります。
程なく白鳥ヒュッテの山小屋に着き、そこから本格的な登山道となります。
IMG_3017.jpg 白鳥ヒュッテ
室蘭岳(鷲別岳)は自宅からも近く、標高911m(標高差461m)と、比較的登りやすい山なので、今までにも3回ほど登っています。今回は妻も同行して、往復の所要時間は3時間ほどでした。登りは2時間、下りは1時間ぐらいかな?
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しばらく急な岩場が続くと、右側に展望が開けます。そこから大きな岩(ガンバリ岩)を越えるとほぼ直角に左折して、登山道が続きます。
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ガンバリ岩にはなにやら文字が刻んであります。なになに・・・喜門岱青年團?
“團”が旧字体・・・戦前の刻印でしょうか?日付らしいものは見当たりません。
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ここからの展望・・・あいにく少し雲がかかっています。

登山道は全般に整備が行き届いていて表示も分かりやすく、迷うようなことはありません。
草刈りも、むやみに伐採するのではなく、貴重な花々はちゃんと残してあります。ヤマクルマバナなど、一見雑草と見過ごされそうな花もほとんど刈り払われることなく残してあったのにはカンゲキ!また、主な高山植物にはそれぞれ小さなプレートで名前が表示されていて、自然保護と山野草に関心を持ってもらおうという心憎い配慮です。
ヤマクルマバナ ヤマクルマバナ2
山車花(シソ科トウバナ属)
花期:7~9月、成育適地:山地の道端、草丈:30~70cm
花冠の長さは5~6mmで白色に近く、ガク裂片の先は緑色
山道のほぼ全般にわたってたくさん咲いていましたが、いたって地味な花・・・葉を千切って嗅いでもほとんど芳香はしませんでした。

クルマバナやヤマクルマバナについては過去ログにも何回かアップしていますので、興味のある方は当ブログの左下のブログ検索でご参照あれ!

(つづく)

2009-08-09

アギスミレ

同じく湿原の花シリーズの最後はアギスミレです。
アギスミレ アギスミレの葉
顎菫(スミレ科スミレ属)
花期:5~7月、成育適地:湿原、草丈:5~20cm
葉の形が顎(あご)に似ているところからこの名前・・・葉の形が三角形で、基部の湾入が広いのが特徴。

アギスミレ3

2009-08-09

サワラン

サワラン
同じくラン科の花が続きます。湿原のラン、サワランです。別名アサヒランとも言い、鮮やかな紅色は見る人の目を釘付けにします。

サワラン2 サワラン3
沢蘭(ラン科サワラン属)
花期:7月、成育適地:湿原、特に高層湿原、草丈:10~30cm
取材した時は花期がまだ早かったのか、トキソウに比べると圧倒的に数が少なく、しかもまだ花びらが開ききっていない・・・状態の悪い画像で失礼します。
トキソウと違って、花の基部に葉状の苞はありません。

2009-08-08

トキソウ


このところの天候不順のせいで山登りもままならず・・・山頂からの視界が望めないのであれば登る意味もないので、もう3週間近くも足踏み状態です。山岳ガイドブックを飽かず眺めて、机上で次の山行きを思案しているところです。
何とか今週末は登山できそうでしょうか?
tokisou.jpg トキソウ2
さて、ラン科の花のネジバナをアップしたので、少し前の花ですが、そろそろお蔵から出して公開します。
例の湿原の花シリーズで、未公開だったのをアップします。
ラン科の艶やかな花は盗掘が多いので、本当は公開したくないのですが・・・野に咲いてこその山野草なのですから、どうか、皆さん「やはり野におけすみれ草」の気持ちで、家に持ち帰らないようお願いします。
トキソウ

朱鷺草(ラン科トキソウ属)
花期:6~7月、成育適地:低地~山地の湿原、草丈:20~40cm
花は茎頂に1個つき、基部に葉状の苞があります。

2009-08-06

ネジバナ

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ピンク色のアケボノセンノウのすぐそばに、今年初めてのネジバナ発見!
もうとっくにあちこちに咲いているのでしょうけれども、例の秘密の花園のネジバナの楽園は除草剤の餌食になってしまって、全滅してしまいましたので(^^;

ネジバナ5
捻子花(ラン科ネジバナ属)
花期:6~8月、成育適地:草地、原野、草丈:10~40cm

nezibana.jpg
ネジバナはブログを公開する前から、なぜか道端で気になる花でした。
小さいけれども存在感があり、やはり出会えると妙に嬉しくなる花の一つです。

2009-08-06

アケボノセンノウ

白いツユクサの花を昨年の場所に探しに行ったのですが、ザンネン、花期が一月ぐらい遅かったようです。わずかに咲いているのは皆、青い通常の花ばかりでした。見つけた日付をメモしておかなければダメですね(^^;

matuyoisennnou 2
その代わりといっては何ですが、薄紅色のマツヨイセンノウを近くで見つけましたのでアップします。今まで数知れずマツヨイセンノウは見ていますが、こんな色の花は初めてなので興奮しました!
花はまだ新鮮で、他の花でよくある花期の終わりの色とも思えません。またマンテマは人気のある花なので園芸種もあると思いますが、山の中なので近くに民家はなく、園芸種とも思えませんが、もしかしたら交雑種かな?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。

と、記事をアップしましたら、「アケボノセンノウ」という花ですと、ご親切な方から、さっそくご指摘がありましたので、訂正しておきました。どうもありがとうございます(^^)/

マツヨイセンノウと違って、昼間も花びらが開いていますね。アケボノセンノウとは粋なネーミングの花・・・もちろん当ブログ初登場の花です。
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曙仙翁(ナデシコ科マンテマ属)
花期:5~8月、成育適地:道端や空き地、荒地、草丈:20~80cm
原産地:ヨーロッパ

こちらはすぐ隣りで咲いていた通常のマツヨイセンノウです。夕方にならないと開かないのでまだ閉じています。
matuyoisennnou 3

2009-08-06

エゾオオヤマハコベ

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昨年と同じ場所に今年もエゾオオヤマハコベがわずかながら咲いていました。それでも今年は少し株が増えたかな?
しかし、近場の山や川、湖沼等をくまなく(?)渉猟しても、依然として他の場所でこの花を確認したことはないので、この近辺では、ある意味希少種なのでしょうか?
ezoooyamahakobe.jpg

蝦夷大山繁縷(ナデシコ科ハコベ属) 分布:北海道、本州北部
花期:7~8月、成育適地:山裾の草原、低湿地、草丈:50~80cm
花の径は2cmほど。花弁は5枚で先が紐状に細かく裂けているのが特徴です。オシベは10本、メシベの花柱は3つに分かれています。しかし、比較的日当たりの悪いところに咲いていて、光量が足りず、撮影は毎回苦労します。

ちょうどすぐそばで咲いているヒメジョオンと同じくらいの大きさです。
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2009-08-05

ビロードモウズイカ&クサレダマ

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長雨のせいなのか、なんなのか、昨年までは確認できなかった場所にニョキニョキと背高ノッポさん・・・今年はビロードモウズイカが各所でよく目に付きます。
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天鵞絨毛蕊花(ゴマノハグサ科モウズイカ属)
花期:7~10月、成育適地:道端、畑、原野、草丈:60~200cm
クサレダマも負けずに跋扈・・・黄色い花の競演です。
kusaredama.jpg
草連玉(サクラソウ科オカトラノオ属)
花期:7~8月、成育適地:湿った草原、山裾の湿地、草丈:40~80cm
サクラソウ科の多年草。地下茎を引いて群生する。茎は細く直立、高さ60~80センチメートルで、長さ5センチメートルほどの細い葉を3、4枚ずつ輪生し、葉柄はない。7月ころ、茎の上方の節ごとに花穂を出し、黄色花を多数つける。花冠は深く5裂し、雄しべは5本。名はレダマ(マメ科)に似た草の意。原野の湿地に生え、北海道から九州、さらに東アジアに分布する。黄色花からイオウソウ(硫黄草)の名もある。

以上、ヤフー百科事典から引用

ちなみに、先日アップしたオカトラノオやヤナギトラノオ、はたまたコナスビも、このクサレダマと同じサクラソウ科オカトラノオ属です。

2009-08-05

ナミキソウ&イヌゴマ

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ミキティの愛称で呼んでいるヒメナミキのアップに続き、この時期の同じシソ科の花、ナミキソウもアップしてあげないと可愛そうです。ずいぶんたくさん実をつけています。もうとっくに咲いていたのですが、今年はお見限り・・・お気に入りの花なのに、今頃になって取り上げる失礼をお許し下さい。
namikisou.jpg
浪来草(シソ科タツナミソウ属)
花期:7~9月、成育適地:海岸の砂地、草丈:10~40cm
シソ科の多年草。海岸の砂地に生え、砂中に細長い地下茎を引く。茎は高さ20~40センチ、稜(りよう)上に上向きの毛がある。葉は対生し、長卵形で長さ2~4センチ、質はやや厚く、短い柄がある。夏から秋、茎の上部の葉腋(ようえき)に紫色花を1個ずつ、一方向に向けて開く。花冠は長さ約2センチ、基部からほぼ直角に曲がって立ち上がり、先は二唇形となる。分果は長さ約1.5ミリ、熟すと萼(がく)の上側とともに外れて落ちる。日本全土、および朝鮮半島、千島、樺太(からふと)(サハリン)に分布する。名は、海岸に生えるのでいう。

以上、ヤフー百科事典より引用しました。

IMG_2816.jpg 野イチゴ
ふと横を見たら、美味しそうな野イチゴの実が今や食べごろ・・・さっそく摘まんで頂きました。ご馳走様!

inugoma.jpg
こちらは同じシソ科のイヌゴマです。

2009-08-04

ヒメナミキ

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久しぶりに雨が上がって天候も回復・・・取材日和です。
手近の里山、田んぼの畦道を散策してきました。しかし、取材に熱中していたら、雨上がりで蚊の活躍もモーレツ、いつの間にかあちこち刺されてしまいました(^^;

ヒメナミキ 
まずはミキティ・・・ヒメナミキの可愛らしい花です。毎年、決まった場所に順調に繁殖していますので、この時期に撮影を楽しみにしていてます。
ヒメナミキ4
姫浪来(シソ科タツナミソウ属)
花期:6~8月、成育適地:低湿地、草丈:20~40cm
[学名:Scutellaria dependens Maxim.]
シソ科の多年草。細長い地下茎を伸ばして繁殖する。茎は細く繊細で、高さ10~50センチメートルに達するが、自力では直立できず、他の草の間に挟まれて立ち上がる。葉は長卵状三角形で少数の鋸歯(きょし)があり、毛はほとんどない。夏、茎上部の葉腋(ようえき)に、長さ約7ミリメートルでわずかに淡紅紫色を帯びた白色花を1個ずつ開く。名は、全体がナミキソウに似ているが、小さく、繊細であることによる。湿地の草地に生え、日本、および朝鮮半島、中国北部、東シベリアに分布する。

以上、ヤフー百科事典より引用

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まとめ