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2009-07-30

ユウレイタケ(ギンリョウソウ)

ギンリョウソウ3
さて、ゆくりなくも下山途中で見つけたユウレイタケをもって、2週間に渡って連載しました徳舜瞥山とホロホロ山登頂記の締めくくりとします。
名前のとおり、薄暗い中でぼうっと浮かび上がる不思議な花です。
でも、キノコの仲間ではなく、れっきとしたイチヤクソウ科の菌寄生植物です。
ギンリョウソウ ギンリョウソウ2

銀竜草(イチヤクソウ科)
花期:6~8月中旬、成育適地:山地の樹林の下、草丈:8~15cm

真正面から見ると、まるでゲゲゲの鬼太郎の「目玉の親父」みたいです(^^;
わりとあちこちにニョキニョキ生えていました。

粘菌?
ついでに、やはり途中で見つけた妙なもの・・・倒木に引っ付いていました。たぶん粘菌の1種ではないでしょうか?

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2009-07-29

第3の山

IMG_2474.jpg
徳舜瞥山の山頂の奇妙な標識で思い出しましたが、ホロホロ山の向こうには、さらにもう一つの1,200m級の山があるのです。
画像の左手がホロホロ山で、右手がその第3の山です。でも、どうやら名前もなく、注目されていないようですが?
名無し山
地図上での標高は1,260mと、他の二つの山に比べても遜色ないようです。
ホロホロ山からは稜線伝いに1kmほどの距離でしょうか・・・よく見ると、縦走路らしきものが微かに見えます。ですが、これでは道端に花も咲かず、魅力のない山なのかな、やっぱり?
3姉妹の山なのに、長女と次女だけ名前があり、この山だけ名前がないなんて可哀相・・・せめて名前だけでも付けてあげてはいかがでしょうか?

IMG_2602.jpg
ホロホロ山への登山ルートには、白老登山口側からのコースもあるので、次回にはそちら側から登り、この名無し山へ縦走し、山頂から徳舜瞥山とホロホロ山の鋭峰を望むというのはどうでしょうか?

2009-07-28

モイワシャジン

モイワシャジン モイワシャジン3
徳舜瞥山の山頂の花シリーズ、最終章はこの花です。
岩場で見つけた時は、てっきりイワギキョウの白花ヴァージョンだと思いましたが、どうも花と葉の様子が違います。
帰宅してから検索してみましたらどうやらモイワシャジンの高山型らしいです。
モイワシャジン2
藻岩沙参(キキョウ科)
花期:7月中旬~9月、成育適地:山地~高山の岩場やその周辺、草丈:30~90cm

花は白色に近く、うっすらと青みがかり、半ば透き通って見えます・・・まるで妖精のような幻想的な雰囲気の花です。また、平地で見られる園芸種とは違って、一つの茎に花が一つずつつきます。
IMG_2655.jpg

謎を秘めた花ですが、謎といえば山頂のこの標識・・・ん?
ホロホロ山が徳心別山?徳舜瞥も徳舜別山とは?

2009-07-26

イワギキョウ

イワギキョウ
徳舜瞥山の高山植物シリーズ、圧巻はやはり、このイワギキョウでしょう。
ミヤマアズマギクと同様に初見の花、当ブログ初登場の花です。

花期は今や盛りと、山頂の岩場にあちこち群生していました。涼しげな青紫色の花は高貴な雰囲気で道中の疲れを忘れさせ、登山者を癒してくれます。
イワギキョウ2 IMG_2653.jpg
岩桔梗(キキョウ科)
花期:7~9月、成育適地:高山の岩場やれき地、草地、草丈:4~10cm

2009-07-25

ミヤマアズマギク

ミヤマアズマギク
徳舜瞥山の山頂やホロホロ山への縦走路脇に、たくさん咲いていました。
一見、園芸種を誰かが持ち込んだのかなと思いましたが、れっきとした高山植物のようです。
ミヤマアズマギク2
深山東菊(キク科ムカシヨモギ属)
花期:6月下旬~8月、成育適地:高山のれき地や草地、草丈:10~20cm
頭花の径は約2.5cmほど

以下、ウィキペディアより引用
ミヤマアズマギク(深山東菊、Erigeron thunbergii subsp. glabratus)は、北海道~中部地方以北の高山帯の乾いた礫地や草地に生える高山植物でアズマギクの亜種。花期は、7~8月。茎の先端に直径3cmほどの頭花を1つ咲かせる。花の中心は黄色、周りの花弁は薄紫をしている。

2009-07-24

電信浜海水浴場

IMG_2686.jpg IMG_2687.jpg

このところ北海道の太平洋側は曇りか雨ばかり・・・蝦夷梅雨がまだまだ明けないらしいです。
今週もまた・・・すっきりしないお天気の連続です。IMG_2697.jpg
IMG_2698.jpg
そんな中、20日(月曜日)は珍しくカラリと晴れ上がりましたので、海の日にちなんで山ばかりではなく、たまには海もと、地元の電信浜海水浴場に出かけてみました。
土・日の雨上がりの後だったので、視界もすっきり・・・遠くまで見通せます。
IMG_2689.jpg IMG_2694.jpg
遠く、渡島半島の駒ケ岳の山頂もクッキリ!さらにそのむこうの連山は左手が横津岳や袴腰山などの亀田連峰、右手はさらに遠く、大千軒岳などの松前連峰かな?気象条件がよくないと、なかなか見えない光景です。

IMG_2187.jpg
急な階段を下りていくとそこが海水浴場です。
IMG_2190.jpg
あまりの陽射しにトカゲ君も日向ぼっこです(^^)
IMG_2703 tokage2

2009-07-23

コヒオドシ

コヒオドシ
ホロホロ山に向かう縦走路にて、ヨツバシオガマにとまるコヒオドシです。
鮮やかな色合いの美しい蝶なので大興奮しました!本州では1,300mを越える高山にのみ生息する蝶だそうです。北海道では割と普通に平地でも見られるとのことですが、見た記憶がありません。登山初心者の小生には、もちろん初見の蝶です。

コヒオドシ2
小緋縅(タテハチョウ科)
成虫が見られる時期:7月~越冬、開長:41~49mm、成育場所:山地の草原、樹林周辺、林道沿い、幼虫の食草:ホソバイラクサ、エゾイラクサ

後翅のブルーが実に鮮やかなのですが、画像でお伝えできますでしょうか?

2009-07-23

徳舜瞥山のキアゲハ

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標高1,309mの徳舜瞥山の山頂にいたキアゲハです。風もなく穏やかな日でしたので、日向ぼっこかな?
石畳の上でひらひらと、人を恐れることもなく舞っていました。蜜を吸うお花はタップリありますが、近くに水場がないのが可愛そうです。

IMG_2472.jpg キアゲハ
      
1309mのキアゲハを見て、思わず中原中也の詩を思い出しました。

         「一つのメルヘン」

      秋の夜は、はるかの彼方に、
      小石ばかりの、川原があって、
      それに陽は、さらさらと
      さらさらと射してゐるのでありました。

      陽といっても、まるで硅石か何かのやうで、
      非常な固体の粉末のやうで、
      さればこそ、さらさらと
      かすかな音を立ててもゐるのでした。

      さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
      淡い、それでゐてくっきりとした
      影を落としてゐるのでした。

      やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
      今迄流れてゐなかった川床に、水は
      さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました・・・   

2009-07-21

ホロホロ山初登山、初登頂成功!

IMG_2536.jpg

縦走路途中のコル(最も低いところ)には大きな岩が・・・通称、観音岩(・・・勝手に名前をつけてしまいましたが、なんと呼ばれているのでしょうか?)が聳え立っています。かなり崩落が進んでいて、ちょうど被り物をした観音様に見えなくもないです(^^;
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このあたりにはミヤマダイコンソウが、まだ咲いています。
ミヤマダイコンソウ
深山大根草(バラ科ダイコンソウ属)
花期:7~8月、成育適地:高山のれき地、草原、草丈:10~30cm

コルを抜けて、ふと後ろを振り返ると、徳舜瞥山の鋭峰が雄雄しく屹立しています。IMG_2553.jpg
なんとよいその雄姿・・・縦走して来てよかった!
IMG_2595.jpg
山頂直前のゼンテイカの咲き乱れる斜面です。
IMG_2579.jpg
徳舜瞥山を初登頂の後、尾根を縦走し、同日午後2:15pm、ホロホロ山の頂上を極めました。
全てが未体験の山道だったので、興奮しました。これが本当のクライマーズ・ハイです。
IMG_2601.jpg IMG_2600.jpg
考えて見ますと今まで登った最高峰は恵庭岳の標高1320mでした。ホロホロ山は標高1322m・・・わずかにしのいでいます。思えば遠くへ来たものです・・・帰途には、いったい何時間かかるのやら(^^;


2009-07-21

ハイオトギリ

ハイオトギリ2 IMG_2529.jpg
やはり縦走路に咲いていた花がこのハイオトギリです。高山の夏の花の代表格・・・まだ真っ赤な蕾がたくさん見られましたので、花期はこれからでしょう。
ハイオトギリ

這弟切(オトギリソウ科オトギリソウ属)
花期:7~8月、成育適地:亜高山~高山の草地、草丈:15~50cm
花の径は1.5~2.5cmと、わりと大きい・・・鮮やかな黄色い花は縦走路で目立ちます。

2009-07-20

エゾシオガマ

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当ブログ初登場の花がまた一つ・・・初見の花、エゾシオガマです。ヨツバシオガマが操舵輪なら、これはまるで船のスクリューのように見えるから不思議・・・変わった花です。
エゾシオガマ

徳舜瞥山からホロホロ山への尾根筋、縦走路のコル(鞍部)付近に群生していましたが、他の場所には見られませんでした。
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蝦夷塩釜(ゴマノハグサ科シオガマギク属)
花期:7~8月、成育適地:山地~亜高山草地や尾根筋、草丈:20~50cm

2009-07-19

徳舜瞥山の頂上からの眺め


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2009年7月17日12:26pm、標高1,309mの徳舜瞥山の初登頂に成功しました!
ちなみに登山歴は浅く、初心者に近いので誇れるものはありませんが、10代で駒ケ岳、横津岳に、20代で恵庭岳、そして30代~40代で有珠山、鷲別岳(室蘭岳)、伊達紋別岳に数回登り、そして数年前に初めてオロフレ山に登り、今年になって、にわかに中高年の登山ブームにも乗って、昆布岳や徳舜瞥山を初制覇です。
今回はほぼ晴天無風の天候にも恵まれ、360°視界良好です。
IMG_2487.jpg
一枚岩の上に立つ人物は?残念ながら私ではありません(^^;
私と同じく単独登山の人です。
IMG_2516.jpg
こちらは若いカップルのようです。
千客万来・・・頂上は、やはり予想したとおり、登山者が次から次へと訪れて、ラッシュでした。
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この徳舜瞥山で折り返す人、さらにホロホロ山を目指す人と、人によって選択はさまざまですが、せっかくここまで来たので、私は山頂でゆっくりする間もなく、目の前のホロホロ山に向かって縦走を開始しました。
約700m先のホロホロ山・・・一旦下ってから登るので、帰途が辛そう(^^;

2009-07-19

チシマフウロ&ゼンテイカの回廊

IMG_2423.jpg IMG_2658.jpg
9合目の標識のところで西側視界が開け、展望台の表示も・・・はるか下方に駐車場も見えます。駐車場から山頂が望めたのですから、その逆も当たり前なのかな(^^;
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そこを過ぎると北側の視界も開け、今まで見えなかった恵庭岳や支笏湖もくっきりと見えてきます。つくづく好天に恵まれた幸せを感じる瞬間です。山登りの醍醐味はまさにここにあり!
IMG_2432.jpg IMG_2455.jpg 
わずかながらカラマツソウも見かけました。昨年のオロフレ山ではたくさん咲いていたのですが・・・今回見かけたのここ1箇所だけ・・・花期がまだなのかな?
IMG_2458.jpg
いよいよ山頂が近いことが予想されます。ハイマツ帯の山道の両側に、今までのヨツバシオガマにチシマフウロやゼンテイカが加わり、急にカラフルでにぎやかな花の回廊となります。山頂まであと少しという安堵感とともに、癒されます。
このゼンテイカの画像を撮った時間は12:17pm・・・ここまでの所要時間は約3時間30分ほど・・・キョロキョロと辺りを見回して野の花を撮影しながらなので、人の2倍はかかっています(^^;

2009-07-19

ヨツバシオガマ&シロバナヨツバシオガマ

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徳舜瞥山の8合目を過ぎて、標高が1,000mあたりを越すと西側に羊蹄山が見え始め、今度はヨツバシオガマが登山道の両側に咲き乱れていました。
ヨツバシオガマ
四葉塩釜(ゴマノハグサ科シオガマギク属)
花期:7~8月、成育適地:山地草原、草丈:20~70cm

ヨツバシオガマ3
真上から見るとこんな感じです。花が十文字に互生し、4の倍数の8方に広がり、ちょっと面白い形・・・ちょうど船の操舵輪(ステアリング・ホイール)のように見えませんか?

ピンクの愛らしい花はちょうどオロフレのハクサンチドリのように疲れを癒してくれます。今頃はオロフレ山もヨツバシオガマが同じように見ごろでしょう。
ヨツバシオガマ1 ヨツバシオガマ2
しかし、四葉とは言っても葉の数はかなりい加減・・・5枚だったり、6枚だったり、はたまた3枚だったり(^^;
IMG_2404.jpg シロバナシオガマ

中にはシロバナも・・・もちろん初見です。

2009-07-18

ゴゼンタチバナ

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今回の登山も妻は勤務なので同行せず、やはり単独行となりました。それでも登山者が多かったので何かと安心です。先日の昆布岳登山は最初から最後まで全くの一人ぼっちだったので、心もとないシーンもありました・・・それにしても、今年はなぜか金曜日が絶好の登山日和になり、週末が崩れるパターンになることが多いです。昨日は風もなく、気温も暑過ぎず寒過ぎず・・・まるで春の陽気でした。
登山口は標高700mあたり・・・5合目からのスタートです。しかし、登山道がいきなり“がれ場”からなので、戸惑いました。
がれ場を抜けるとほどなく、幸先よく、イチヤクソウの群落を見つけました。
IMG_2258.jpg イチヤクソウ
一薬草(イチヤクソウ科イチヤクソウ属
花期:6~7月、成育適地:林内、草丈:15~30cm

ゴゼンタチバナ2
そこを過ぎてしばらくすると、オロフレ山では稀な、なんとあのゴゼンタチバナの群落のお出迎えです。
お気に入りの清楚な花なので最初は喜び勇んでシャッターを押していたものの、5合目半ば過ぎあたりから山頂まで、全山、全行程でいたるところにゴゼンタチバナが咲いていたには参りました(^^;
6合目では花期を少し過ぎていたのですが、山頂に向かうにつれて花も新鮮さを増し、純白さが増していきます。まさにこの徳舜瞥山は“ゴゼンタチバナの山”と表現しても間違いないくらい、無数のゴゼンタチバナが咲いていました。ちょうどこの花の花期にピッタリ合致したのは僥倖でした!
ゴゼンタチバナ1

御前橘(ミズキ科ゴゼンタチバナ属)
花期:6~7月、成育適地:針葉樹林下、草丈:5~15cm
白い花弁のように見えるのは苞です。
ちなみに、オロフレのゴゼンタチバナの過去ログはこちらです。

 

2009-07-18

徳舜瞥山&ホロホロ山に登ってきました!

IMG_2229.jpg
昨日7月17日(金)は天気予報どおり、朝から好天に恵まれましたので、念願の徳舜瞥山とホロホロ山に登ってきました!
IMG_2232.jpg エゾシカ
登山口までは親切な看板が設置されていますので、迷うことはありません。さっそくエゾシカ君がお出迎え・・・好奇心いっぱいのまだ若いエゾシカのようです。
標識

表示にしたがって登山口に着いたのは8:40amごろ・・・これでもいつもより早い入山です(^^;
IMG_2237.jpg
やはりこの山は地元でも人気の山と見えて、平日にもかかわらず、駐車場には既に10台ほどの車が停まっていて、まさにこれから出発しようというグループも2,3見受けられました。
これが好天のウィークエンドなら、駐車スペースが足りないくらいの登山者ラッシュになるのでしょう。
案内板2
最近整備された駐車場はアスファルト舗装も行き届き、案内板もりっぱで、なかなか配慮が行き届いています。
ところで、男はどこでも放尿できます(?)が、女性はそうもいきませんので、願わくばトイレがあるとよいのですが。

さあ、それではいよいよ徳舜瞥山(標高1309m)を縦走してホロホロ山(標高1322m)の登頂開始です!

(つづく)

2009-07-16

クガイソウ&オカトラノオ

IMG_2166.jpg IMG_2156.jpg

今年もエゾクガイソウとオカトラノオの咲く季節になりました。どちらも細長く縦に伸びる花序で目立ちます。
IMG_2158.jpg クガイソウ2
蝦夷九蓋草(ゴマノハグサ科クガイソウ属)
花期:7~9月、成育適地:草原、林縁、山裾、草丈:150~200cm
一つ一つの小さな花を見ると、高貴な紫色で、なかなか風情のある形をしています。

IMG_2162.jpg オカトラノオ1

陸虎尾(サクラソウ科オカトラノオ属)
花期:6~8月、成育適地:草原の日向、山地、草丈:50~100cm
直立した花序が途中から横に流れるのが面白い。これがあのコナスビと同科同属とは・・・確かに5弁花には違いありませんが、にわかには信じがたいほど花色も花序も違いすぎます。
それにしても・・・この花の横になびく花序を見ると、どうしても「ちびまる子ちゃん」の花輪クンの頭を思い浮かべてしまうのは私だけ?

2009-07-16

キリンソウ

IMG_2199.jpg
好天のトッカリショ~チキウ岬の散策にて発見・・・当ブログ初登場の花です。アキノキリンソウは何回か取り上げていますが、意外なことにキリンソウは今まで目に触れることがありませんでした。
花は星型・・・あちこちに蔓延るマンネングサを大きくしたような感じ・・・それもそのはず、マンネングサ属だそうです。
ちなみに、アキノキリンソウはキク科アキノキリンソウ属で、花の形は似ても似つきません・・・紛らわしいことおびただしい。

キリンソウ
麒麟草(ベンケイソウ科マンネングサ属)
花期:7~9月、成育適地:海岸、山地の岩場、草丈:10~30cm
葉片の上半分に鈍い鋸歯があります。

2009-07-15

チョウセンゴミシ

チョウセンゴミシ
朝鮮五味子(マツブサ科マツブサ属)
花期:5~6月、成育適地:林内~林縁、草丈:つる性
果実は赤く熟し、薬用や果実酒などに利用される。先の昆布岳の記事で、いまひとつ名前の分からなかった花の名前がどうやらチョウセンゴミシらしいので、遅ればせながらアップします。
つる性の木本です。眼鏡岩のところで撮影しました。

【朝鮮五味子】
マツブサ科の落葉性つる植物。本州(中部地方以北)、北海道のほか、樺太(からふと)(サハリン)、アムール地方、中国、朝鮮半島に分布する。茎はまばらに分枝し、有柄の葉を互生する。葉身は薄く、卵形、広倒卵形ないし広楕円(こうだえん)形で、長さ5~11センチメートル。葉の先端は急にとがり、縁(へり)に小歯牙(しが)があり、葉脈の部分はややへこむ。雌雄異株で、新しい枝の基部には長い花柄をもつ花が垂れ下がり、5~7月に淡黄白色の花を開く。花の直径は約1.5センチメートルで、花被(かひ)は6~9個。雌花では多数の雌しべが花床の上に螺旋(らせん)状に並ぶが、受粉後、花床は長く伸び(3~10センチメートル)、直径5~7ミリメートルの深紅色の球形の液果を多数つける。この果実を乾燥して黒色になったものを五味子(ごみし)といい、漢方では鎮咳(ちんがい)、強壮、興奮、止瀉(ししゃ)、止汗剤として喘咳(ぜんがい)、盗汗、インポテンス、過労、神経系疾患の治療に用いる。五味とは、有機酸の酸味、糖の甘味、精油の辛味、種子の苦味、果皮の鹹味(かんみ)(塩味)の5種の味をもっているという意味である。

以上、ヤフー百科事典から引用しました。

2009-07-14

えべつやきもの市にて

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今年も恒例のえべつやきもの市に行ってまいりました。本当は4人で行く予定でしたが、直前でひとりが都合が悪いとの連絡が入り、3人で運転を交代しながら長旅を楽しんできました。
オトギリソウ
まずはいつもの場所にオトギリソウがお出迎え・・・E市は内陸部なので、太平洋側の野の花たちとは一味違う植物相が見られます。北海道の内陸はこの時期、高温が続き、典型的な盆地型の気候です。それでも湿度は低く、カラッとした爽やかな気候なのは本州と違うところかな?
モイワシャジンも、園芸種の逃げ出しなのか、いたるところに咲いていました。
モイワシャジン
これも逃げ出し?道端のヒルガオの白い花が清々しい。
ヒルガオ

そしてなんと、会場の休憩場所として、訪れた皆さんが腰掛けている花壇の中には、何処かで見たことがある黄色い花が咲いていました。
IMG_2057.jpg IMG_2124.jpg コバンコナスビ
そうです。あのコバンコナスビです。それにしても見事なグラウンド・カヴァーです。
IMG_2026.jpg
やきもの市のご紹介は徐々に(^^;

2009-07-14

シロバナウツボグサ

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今年も咲いてました!昨年は砂利をばら撒かれて一時、絶滅かと心配させましたが、どっこい意外にしぶといのがシソ科の花たち・・・さまざまな環境に適応してそれぞれ進化して来ました。ちょっとやそっとでは、めげません。
とりあえず、ホッとしました。
シロバナ2
涼しげなシロバナは蒸し暑い夏に一服の清涼剤・・・暑中お見舞い申し上げます。

こちらが通常のウツボグサ・・・シロバナは花序自体が青々しています。
ウツボグサ
ついでに昨年見つけた、秘密の花園・・・近くのネジバナ群生地に出かけてみたら・・・あらら?
IMG_2146.jpg

なんということでしょう!タップリと除草剤を撒かれたらしく、とんでもないことに・・・根こそぎやられちゃっています。
散布した大馬鹿者はネジバナの存在に全く気づかなかったようです。心無い仕業に腹が立ちました。

2009-07-14

ツルコケモモ

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同じく湿原の花ですが、コバノトンボソウに比べて、圧倒的に数は少ないようです。今回もわずかな株しか見つかりませんでした。数が少ない上に草丈も低く極小の花・・・ここを訪れた人たちの中でも、この花を見つけられた人は僥倖といえましょう。ツルコケモモ2
オシベとメシベが飛び出していて、なんか鳥のクチバシのように見えて可愛い!ただ、残念ながらまだ花びらが開ききっていません。花期はまだこれからでしょうか?

蔓苔桃(ツツジ科スノキ属)
花期:6~7月、成育適地:高層湿原、草丈:10~20cm

2009-07-13

コバノトンボソウ

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この花もこれからが花期の最盛期で見ごろです。
小さな可愛いラン科の花・・・ちょうど道端のネジバナのように、小さくても立派にランの花の風格を備えています。
コバノトンボソウ
小葉蜻蛉草(ラン科ツレサギソウ属)
花期:6~8月、成育適地:山野の湿地、草丈:20~40cm

2009-07-13

モウセンゴケの花

IMG_1959.jpg モウセンゴケ3

静狩湿原探訪記(その2)
まずは湿原の花の代表格、モウセンゴケの白い小さな花です。約10日ほど前ですので、花期はこれからのようです。くまなく探したのですが、何せ往時の10分の1以下に減ったとはいえ、まだまだ広くて歩きにくい湿原のこと、たった1輪しかこの時点では見つけられませんでした。
モウセンゴケ 
毛氈苔(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)
花期:7~8月、成育適地:山の湿地、日の当たる湿原、草丈:6~30cm
モウセンゴケ2

花は数個つき、巻いた花序を伸ばしながら咲き上がる。花の径は6mmほどと、小さい。

2009-07-12

静狩湿原探訪記(その1)


先週7月5日のの静狩湿原です。地元では曇っていましたが、国道37号線の静狩トンネルを抜けて下るとすぐ、車で約50分ほどの距離のここへ来ると晴れ渡り、絶好の取材日よりでした。
まずは動画で沼の水面のヒツジグサと鳥のさえずりをご堪能下さいませ。麗らかな陽射しを感じていただければ幸いです。
IMG_1826.jpg IMG_1860 hituzigusa

羊草(スイレン科スイレン属)
花期:6~8月、成育適地:沼、池、草丈:20~50cm

2009-07-11

ゲンノショウコ?

ゲンノショウコ?
同じく昆布岳の花ですが、ゲンノショウコかな?
花弁は6枚あります。葉っぱが大きく、切れ込みが少ない・・・どうもゲンノショウコっぽくないですが、他に名前が思いつきません。
ゲンノショウコ2
アップで見るとさらにおかしなことが・・・ガク片と見えたものもよく見ると白っぽい花びら?ということは花びらが8枚・・・?
ガク片が花びらのように白くなるのはニリンソウなど、イチリンソウ属では普通ですが・・・フウロソウ属でも・・・まさか!

2009-07-10

カタバミ、イワニガナ、ベニバナイチヤクソウ&エゾアカバナ

カタバミ
IMG_1548 カタバミ 
ベニバナイチヤクソウ
IMG_1547 ベニバナイチヤクソウ
エゾアカバナ
IMG_1556 エゾアカバナ IMG_1560 エゾアカバナ2
メシベの先が4裂しています。
IMG_1563エゾアカバナ
こちらはほんのり薄紅色で風情があります。ちなみにアカバナの由来は赤葉菜・・・つまり葉が時期になると紅葉するところからだそうです。

いずれも昆布岳1合目を過ぎて程なくのところに咲いていました。
イワニガナは初見の花ですが、それ以外は今までにも取り上げていますので説明を省きます。
IMG_1550 イワニガナ IMG_1554 イワニガナ2
岩苦菜(キク科ニガナ属) 別名ジシバリ
花期:5~6月、生育適地:山裾、岩場、草丈:10~30cm
葉は卵形で長い柄があります。

2009-07-09

ウスベニヒゲナガガ


陽光の中、小さな蛾が数匹飛んでいました。なにやらキラキラ光る長い茎のようなものを垂直に抱えて、上下にゆらゆらと飛んでいます。いったい何を一生懸命運んでいるのでしょう?と、最初はそう思ったのですが、なんと、それは体の大きさには不釣合いなほど大きな触角でした!
♂は特に長く、それが光ってキラキラと美しく見えます。楽しそうにオスとメスがじゃれあっているのでしょうか・・・まるで妖精のようと言ったら大げさでしょうか。
IMG_1661 usubenihigenagaga2
激しく乱舞しているので、なかなか止まってくれません。撮影が難しいです。♂と♀かな?
IMG_1670 usubenihigenagaga

薄紅鬚長蛾(ウスベニヒゲナガガ)
科:ヒゲナガガ科(Adelidae) 亜科和名未定(Adelinae)
【旧名,別名,害虫名,同定ミスなど】 サッポロヒゲナガ
【開張(mm)】 17-20
【分布】 北海道,本州,四国,九州,対馬;樺太,シベリア
【鬚長蛾】
long-horned moth
昆虫綱鱗翅(りんし)目マガリガ科の一亜科Incurvariidaeの総称。かつての分類では独立の科とされていたが、最近ではマガリガ科をマガリガ亜科とヒゲナガガ亜科に分類する学者が多い。小形のガで、はねは細長く、触角はマガリガでは前翅長より短いが、ヒゲナガガでははるかに長く、ことに雄の触角は鱗翅目のなかでもっとも長い。前翅は金属光沢に輝く種が多く、昼飛性で、雄は陽光の下で群飛し、上下に特異な飛び方をし、花によく集まる。幼虫は腹脚がほとんど退化し、初期には広葉樹や針葉樹の葉や子房内にすんで内容物を食べるが、のちに地上に落ちて扁平(へんぺい)なポータブルケースをつくり、枯れ葉を食べて成長する。老熟すると摂食をやめてケースの一端を他物に固定し、やがて蛹化(ようか)し、越冬する。成虫が羽化するのは翌年の春か初夏である。ほとんど全世界に分布し、日本産として知られているのは26種であるが、未発見種がかなり残っていると推定される。

以上、ウェブおよびヤフー百科事典より、一部を引用しました。

なお、種の特定に参考にしたのはこちらのサイトです。

2009-07-09

エゾシロチョウ

何しろ、今回の昆布岳登山は入山が遅かったので、山頂に着いたのも3時近くでした。
頂上で食事をすることもなく、大急ぎで撮影を済ませて、あわただしく下山開始です。それでも好天でしたので、日が陰ることもなく、順調に下山することが出来ました。とはいってもやはり復路は2時間ほどかかりました。登山口までたどり着くと、もう5時半あたり・・・天候の急変もあるかもしれませんので、次回はもっと余裕も持って登山計画を立てたいものです。
あたりが薄暗くなると心配なのは薮蚊の集中攻撃です。幸い、今回は入念に虫除けスプレーを噴射し、蚊取り線香を腰にぶら下げていましたので、虫刺されは奇跡的にゼロでした。

さて、下山途中の眼鏡岩を過ぎたところにある、視界のよい開けたところで休憩したのですが、そこで思わぬ接近遭遇をしました。右手にはめていた白い軍手に突如、ひらひらと大きな白い蝶が飛来して停まりました!エゾシロチョウです!何を勘違いしたのか、白い軍手を花と間違えたようです。それにしても、さすがにここらの蝶は人を恐れることがありません。
カンゲキするやら、慌てるやら・・・利き腕なのでカメラ撮影が間に合いません(^^:
エゾシロチョウ
蝦夷白蝶(シロチョウ科)
成虫の活動期:6~7月、体長:64~68mm、生息場所:市街地~山地、幼虫の食べるもの:サクラなど、バラ科の樹木

2匹ほど群れ飛んでいましたので、やっと葉陰にとまったところを撮影しました。
もちろん初見の蝶です。モンシロチョウよりも大きいのですぐに見分けられます。

2009-07-09

タニギキョウ

IMG_1614 タニギキョウ3

花の山のオロフレ山とは違って、時期的にも今回の昆布岳にはタニウツギやゼンテイカ以外に、目立った野の花は見られませんでした。
その中で、お気に入りの野の花がタニギキョウです。眼鏡岩周辺や、そこから先の6合目近辺の沢沿いにひっそりと、白い5弁花が咲いていました。

本来、春の花・・・季節が遅い日陰の沢に、マイヅルソウの花とともにタニギキョウを見つけられたのは僥倖でした。
タニギキョウ4

谷桔梗(キキョウ科タニギキョウ属)
花期:6~8月、生育適地:山地の木陰、草丈:5~15cm
花の径は1cmほど。

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まとめ