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2008-06-30

ミヤマキヌタサウ

6月29日にオロフレ山登山・・・昨年から2囘目のオロフレ山登頂である。今年は6月初旬に一度途中まで登り、シラネアフヒ、ツバメオモト、サンカヨウ、イハカガミを觀賞して來たが、それ以來・・・今度はちやんと山頂を極めました!
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天候はまづまづ・・・風は無かつたが、雲海が一面に廣がり、山頂からの眺めは望むべくもない。
昨年もさうであつたが、高山に住むアマツバメが山頂上空をビユンビユンと、猛スピードで數十羽、飛び囘つてゐた。翼長は20cmほどかな?正直、カッコイイ!
視界が惡い中、よくツバメ同士ぶつからないものだと思ふ。スピードが速く、撮影はままならなかつたが、わづかに撮れた1枚だけアップします。次囘は動畫も撮れるデジカメを持參せねば・・・(^^;

さて、徐々に各種の花を紹介します。
まづは地味な花から・・・ミヤマキヌタサウである。
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一見、ヨツバムグラかと見紛ふが、葉つぱの先が尖り、花も色・・・何となく樣子が違ふので氣付いた。
標高1000mを超える山道のあちこちに群生してゐた。花期はまだ早く、つぼみ状態。
深山砧草(アカネ科ヤエムグラ屬)
花期:6~7月、生育適地:山地~亞高山の濕つた斜面、岩場、草丈:15~30cm
花序の長さははよりも短く、花のつき方もまばら、葉は4枚輪生し、卵形で先は次第に狹くなり、3本脈が目立つ。花は4裂し、徑3mmくらゐで色と、目立たない。
ちなみに、北海道大學出版會の「新北海道の花」では、やはりオロフレ山で撮影された畫像が採用されてゐる。

こちらはよく似てゐるが高度の低いところに咲いてゐたエゾノヨツバムグラ・・・すで開花してゐる。
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2008-06-30

街路樹のヤマボウシ

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まるで時ならぬ降雪があつたやうに樹上に純白の花・・・街路樹のヤマボウシが今や滿開である。
昨年まではナナカマドしか目に付かなかつたが、メイン通りの兩側にいつ植ゑられたのだらう?氣付かなかつた。
それにしても、見事!當地の温暖な氣候がヤマボウシに適してゐるらしい。實りの季節になるとたわわに赤い實をつけることであらう。しかし、熟しきつた實が路上に落ちて汚すのだが、その後始末は・・・?いづれにせよ、小鳥たちにとつてはナナカマドの澁い實(?)より、格段に惠みの食料には違ひない。
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ちなみに昨年アップしたヤマボウシの實の畫像はこちら

すぐ近くの植ゑ込みにはこれまた々しい純白のハマナスが滿開・・・夏の到來を告げる。
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2008-06-28

1/2A シュライク(Shrike) メカ積み編

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サーボ搭載の画像です。
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サーボは重さ7g×2個・・・トルク重視で選択してみた。
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エレベーターホーンはカーボン・シートからの自作

ちなみにデルタ400の画像がこちら・・・3~4年ほど前の画像かな?
話題の洞爺湖★☆ットは、ちょうどこの背中側・・・丘の頂上のホテルで行われる予定。
もちろん、それまではこの牧場近辺は物々しい警戒で、立ち寄ることさえ出来ない状況・・・なんだかなぁ~(^^;
20060626000527.jpg サムネイル画像をクリックしてみてね!
動画もあるが、スピードが速すぎて追尾できなかった!あまりに不鮮明な画像なのでアップは自重します。

2008-06-28

1/2A シュライク(Shrike) フィルム貼り編

オラライトの白が入手できたので、長らく中断していたシュライクの製作を再開することにした。
木地完の画像・・・キャノピーも載せてみると雰囲気が出る。
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エルロンやエレヴェーター、ヴァーティカルフィン等は軽量化のため肉抜きしている。ま、あまり効果はないと思うが、一応こだわりの工程である。ハッチ後部にも排気用のNACAダクトを開けた。
あ、リブの肉抜きを忘れてゐた!

カラーリングには惱まされる・・・はて、どんな配色にしようか?パッケージにあるのと同じにすれば無難だが(^^;
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結局、フィルム張りまでかなり時間がかかってしまった。
悪戦苦闘の末、こんなカラーリング・・・主翼と胴体・尾翼が一体となっているので、貼リにくいこと夥しい。
あとはデカールをパソコンで作ってドレスアップすれば見栄えがする。
ちなみにキャノピーを載せた時点でのメカなし重量は132g・・・最終的には200g超の高翼面荷重機となる。以前にもっと翼の小さい400クラス・デルタ機をカッ飛ばしているので、それに近い操縦感覚かな?

2008-06-26

テントウムシ?

またまた、アーカイブズ・・・2005年7月23日のフライト風景

GWSのARF、EASY BUG(イージーバグ)である。モーターは付属の350クラス・ブラシモーター・ギヤダウン、バッテリーはNi-MH(ニッケル水素)バッテリーと、一時代前のメカ・・・現今ならもちろん、ブラシレス、リポリー搭載が標準装備なんである。

お気に入りの機体である。ちなみにラダーは固定・・・操舵はエレヴォンのみの3chだが、それでも実に身軽によく飛んだ!ロールや背面もお茶の子さいさい!
なお、当ブログの関連記事はこちら
すでにメカは外してあるが、機体は健在なのでいづれ最新の機材で再びフライトさせてみたいものである。
こちらはタッチ&ゴーの動画

2008-06-25

ツルマンネングサ

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最近あちこちでよく目に付くのがこの黄色い花・・・G舍川沿ひの日當たりのよい河原の土手にもびつしり跋扈・・・園藝種だらうか?
調べてみると、どうやらツルマンネングサらしい。
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蔓萬年草(ベンケイサウ科)
花期:6~7月、生育適地:道端や石垣、原産地:中国・朝鮮
花をつけない紅紫色を帶びた莖が根元から四方に伸びる多年草。花莖はやや直立して高さ10cm以上になる。葉は普通3枚が輪生し、多肉質の明るい色で先が尖り、長さ2cm前後。
花は5數性で徑1.2cmほど。


2008-06-25

季節の旅人

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今年もG舍川沿ひの河原に、いつの間にか季節の花たちが咲き亂れるシーズンとなつた。
まづはエゾフウロ…花の徑は最大で3cmほどにもなる、魅力的な花・・・いたるところで見られる、たくましいゲンノショウコも同じフウロサウ科の花である。
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シワシワの花瓣が特徴・・・こちらはまだ葯が落ちてゐない新鮮な花
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ド派手なエゾスカシユリは少し時期が過ぎたかな?
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エゾカワラナデシコも可憐に風に搖れてゐる。
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コウリンタンポポ、ゼンテイカも負けずに自己主張してゐる。
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花の徑は1cmほど・・・目立つ花の中でひつそりと咲くのはオホヤマフスマ?




2008-06-24

クリングバーグ全翼機のフライト

以前にアップした全翼機のクリングバーグのフライトを公開・・・これまたアーカイブズである。
2004年6月12日の画像
この当時はまだプッシャーペラ、フル回転で手投げをしている・・・恐ろしや!
その後、ほどなく右手を負傷して十針も縫う手術をすることになる運命とは・・・お釈迦様でもご存じない?
ちなみに組み立て途中の画像も出てきたのでアップします。翼長2m近くの機体はさすがにデカイ!
2004年6月4日クリングバーグ 001 2004年6月4日クリングバーグ 006

上空ではまるでブーメランのように見える。

なお、当ブログの関連記事はこちら

2008-06-24

でっかいどう北海道!

動画シリーズ第2弾
06.8.6アーバンーV 023
これまたアーカイブで失礼・・・2006年の8月6日、羊蹄山を望む牧場でのフライト・・・でっかい機体はでっかい北海道の風景によく似合う!

快晴の青空は背景の雲がないので、距離感がつかめない・・・雰囲気だけでもどうぞ!
なお、アーバンVに関する当ブログの関連記事はこちら

2008-06-23

コケイラン

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黄色と白、そしてパープルの斑點がなんともお洒落!

薄暗い林の中にひときは華麗な花を見つけた!その時點では初見の花なので名前はわからなかつたが、豪華な雰圍氣からラン科の花に間違ひない!
歸つて檢索したらコケイランといふのださうです。
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小蘭(ラン科コケイラン屬)
花期:6~7月、生育適地:山地の林の下、やや濕つたところ 草丈:30~40cm
ケイラン(シラン)に葉の形が似てゐて小型であることから名づけられた。
花序は10~20cmで多數の花をつける。花は長さ8mmほどで、ガク片3枚と側花瓣2枚は披針形で黄色、脣辯は白色で紅紫色の斑點があり、基部近くに細長い副片がつく。
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葉は僞球莖から直接2枚出てゐて、長さ25cm、幅2cmほどで、枯れずに越冬し、翌年の春に枯れる。どうりで葉つぱを搜しても見當たらず、やつと枯れた元氣のないのを見つけることが出來た。


2008-06-22

フタリシヅカ

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T市のN大沼公園へ出かけた。昨年はエゾノタツナミサウが咲いてゐたが、今年は訪問する時期が早すぎたのか、まだまだ蕾・・・あと1~2週間後かな?

しかし、思はぬ花に出會へたのでラッキー!
ヒトリシヅカは何度も見てゐるが、この花は初見・・・もちろん當ブログ初登場である。
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二人靜(センリョウ科チャラン屬)
花期:5~7月。生育適地:山地の日陰、林内、草丈:30~60cm
花の穗が2本、または3本出てゐるのでこの名前・・・ヒトリシヅカとはかなり花の形も違ふし、葉の艷もなく、一囘り大きい草丈の印象・・・ちなみにまだ花は開花してゐない。ヲシベは3本

2008-06-22

動画できました!

ブログに動画がアップできるようになりました。
以前に撮影・・・ヨシオカのモグラA-11のスロープソアリングを動画でどうぞ!
画像の汚さはガマンしてね(^^;

なお、当ブログの関連記事はこちら

2008-06-18

ヤナギトラノオとキショウブ

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いつもの散策コース、白鳥さんたちのゐる河原の濕地帶にキショウブがたくさん咲いてゐるが、もう花期も終はり頃・・・おや?
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そばに黄色い花がもう一種類が群生・・・昨年は全く氣が付かなかつたが、ヤナギトラノオである!
もしかすると土砂とともに、種が上流から流れ著いたのかな?
昨年はこの花、T市のN大沼で確認してゐる。まさかこんな身近な場所にあつたとは(^^;
 柳虎尾(サクラソウ科オカトラノオ屬)
花期:5~8月、生育適地:濕地、草丈:30~80cm、
花冠は6裂し、裂片は廣線形で長さ4~5mm、ヲシベは6本
小さな花の集まりなのでなかなか一つ一つの花は確認しづらいが、擴大畫像をどうぞ・・・クサレダマの花に印象が近い。
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2008-06-15

昭和レトロ工作シリーズ・・・エンテ型グライダー(初飛行編)

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紙貼りも終はつたので、さつそくフライトに出かけた。
おあつらへ向きに晝間吹いてゐた風も夕凪でピタリと止み、絶好の初フライト日和である。
車で5分ほどのところに多目的廣場があるので、そこのスロープでトライすることにした。
右手で高々と掲げ、そつと前方に押し出す・・・アレ?そのまま前進せずに、ノーズを上げてストン!
その後、徐々にウェイトをやしていくと、なんとかと飛んでくれる。が、なんとも直進安定性に缺ける。スピードがないと垂直尾翼も效きが惡いやうだ。
 IMG_0443エンテ6
一番よく飛んだ畫像がこちら
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いろいろ調節するが、思ふやうに滑空しない。かといつて前翼の角度を少なめにすると今度は突つ込む・・・懸念したとほり、典型的なエンテ型の失敗例なんである。
かういふ場合は前翼の翼面積を少なくするか、後ろにづらすしかないのだが、現場では不可能な相談・・・後日あらためて作り直した何種類かの前翼を持參して再チャレンジすることにした。
多分設計者の一條卓也先生も同じやうな結果で惱まれたものと思はれる。
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「ぼく、カモメに見えるかな?」・・・エンテ機のつぶやき
ライプチヒ翼の效果は如何ばかりか?

≪一條卓也氏設計のエンテ型グライダー≫まとめ
製作日數:約1週間(毎日2時間として)
材料費:今囘はほとんど手持ちの部材を使つたので新たに購入した物はないが、
     接着剤、バルサ材、竹ヒゴ、朴(またはヒノキ)角材、翼用紙、釣用ステンレス線(太さ1mm)     釣用オモリ等で實費200~300圓ほどか?

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その後、2mm厚スチレンペーパーで翼面積を減らした簡易型前翼を製作し、再度フライトさせたところ、當初のウェイトだけでC.G.もピタリと合ひ、良好な滑空姿勢を見せた。
とり合へず大成功!
さあ、次はR/C化にチャレンジしようかな?

2008-06-15

昭和レトロ工作シリーズ・・・エンテ型グライダー(紙貼り編)

またまた時間がたつてしまつたが、いよいよ紙貼りに取り掛かる。
まづはノーズにウェイトを埋め込む作業とスキッド(橇)をステンレス線で取り付ける。
C.G.は主翼前方にあるのでかなりの重さが必要・・・とり合へず3g×2個を埋め込んだが、紙を貼るとさらにテールが重くなることが豫想されるので、あくまでも假の措置である。
防水對策のため、紙貼リ前に輕く全體にクリアラッカーを薄めて塗つておく。塗つた後の毛羽立ちを處理するため、サンディングも忘れずに。
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紙はエサキのプライスパンを使用・・・無色はストックが山ほどあるが、カラーは少ないのでそろそろコトブキエアクラフトに發注しようかな?
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糊はスティック糊・・・UHUの紫タイプ・・・乾燥すると色は透明になる。最近は各社から各種のタイプが發賣されてゐるので、薄紙用を選べば特にこの銘柄にこだはることはない。
小皿に少量の水を用意して時々スティックの先をつけて薄めながら部材に塗り延ばしていく。
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あらかじめ大きめに紙を裁斷しておいて、四隅を引つ張りながら貼る。上半角や下半角のあるところから別々に貼る。
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主翼は中央から貼つていく。下面は3分割、上面は4分割・・・計7分割して、繼ぎ目にシワが出來ないやうに貼るのがコツ。
掌全體で包むやうに骨組みに貼つていく。少々のシワは後で霧吹きをかければピンとなるので氣にしない。
IMG_0352エンテ
翼中央部の補強のため、ケント紙も貼リ終へて完成!
さあ、果たしてうまく飛ぶのだらうか?


2008-06-14

昆布岳の花

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今日は天氣がよかつたので昆布岳初登山・・・何か山野草に出會へるかな?
昆布岳登山口までは當地から豐浦經由で、車で約50分ほど・・・お手輕な登山コースではある。
頂上までは約2時間半の所要時間と登山ガイドにはあるが果たして、登れるかな?
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まづ、目に留まつたのは昨年仙沼で見つけたノビネチドリ・・・すつくと一株だけ山道に咲いてゐた。
あとは背の高いツボスミレの小さな白花の群落がいたるところに見られた。
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エゾノヨツバムグラやオククルマムグラが日陰にひつそりと群落を作り、同じく日陰にタニギキョウの小さな白い花を見つけることが出來たのは僥倖である。
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當ブログ初登場の花

谷桔梗(キキヤウ科)
高さ10cmほどの軟弱な多年草
花期:5月中旬~8月、生育適地:低地~ハヒマツ帶の濕つた樹林下
花冠は5裂し、徑1cmほど。ヲシベは5本、花柱は3裂する。

5合目の通稱メガネ岩まで來たところで山頂を見ると、雲が厚く掛かっていたので、やむなく引き返した。
それでも、メガネ岩のところにはご襃美といはんばかりに氣品のある花、ミヤマヲダマキの高貴な紫の花が見られたのは嬉しい。まさに高嶺の花かな?
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メガネ岩城越しの眺望もすばらしく、遠く洞爺湖の中島が望める。
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2008-06-12

桐の花

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當ブログ初登場…今や盛りの薄紫の花・・・木本であるが、以前から氣になつてゐたお氣に入りの花を、やつと當ブログでも取り上げることができた。
 女の子が生まれると、この桐の木を植ゑて育て、お嫁入りの頃には大木となつてゐるので箪笥を作り、嫁入り道具の一つとして持たせてあげたといふ。
それほど成長が早いかどうかはともかくとして、この木も10mはあらうかといふ大木・・・300mm望遠でも高い梢にある花の姿を捉へるのは容易ではない。

さういへば箪笥の材料としてだけではなく、摸型飛行機用の比重の輕い木材としてお馴染み・・・バルサが入手しにくかつた頃は、もつぱらこの桐の木が重寶されたものである。
例の一條卓也氏のプランにも桐の木が指定されてゐるくらゐ・・・子供の頃、確かホバークラフト(當時、未來の乘り物としてブームであつた)の摸型を作るのに「バルサつて何だ?」と、物がわからず、菓子折りに使はれてゐた桐の木を母親から貰つた記憶がある。歳がバレバレ(^^;
國産の板材の中では桐が一番輕い。ちなみに各種木材の比重はおほよそ
朴板・・・0.53
竹ヒゴ・・・1.07
桐板・・・0.29
バルサ・・・0.1~0.3
かうしてみると如何にバルサが飛行機の製作材料に向いてゐるかが、あらためて分かる。
しかし、バルサもソフトからハードまで、かなり重さ(強度)にバラつきがある。製作時に使用箇所によつて吟味しなければ意味がない。輕くて強度のあるバルサを入手するのは至難の業・・・人脈と金脈が必要・・・?


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桐(ゴマノハグサ科)
花期:6月、落葉樹、高さ10m、成長が早い
花:直立した花序に長さ5cmの花を多數つけ、筒状鐘形で脣状に裂ける。

色合ひといひ、形といひ、シソ科の花にも似てゐる。
花は芳香があるさうだが、殘念ながら確認できなかつた。


2008-06-10

昭和レトロ工作シリーズ・・・骨組み完成!

IMG_0001ライプチヒ
さて、長らくお待たせいたしました。
一条 卓也氏設計のエンテ型グライダーの骨組みが完成・・・あとは若干の補強が必要であるが、一應畫像をアップします。
ちなみに、フリーフライトなので安定を重視して、前翼にも上半角をつけた。プランではフラットになつてゐるが、載せてある寫眞にはやはり上半角がついてゐる。
IMG_9996ライプチヒ3
主翼:17g
胴體:16g
前翼:3g
總重量計:36g
このあと紙貼りとノーズにウェイトが必要(C.G.は主翼のかなり前方)なので、最終的には50g近くになるかも?
エンテ型は前翼もプラスの揚力を持つてゐるので、少々重くても翼面荷重は相對的に小さくなる。
同じ重量なら小型化できるメリットがある。





2008-06-10

オロフレの花たち(その4)

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穉兒車(バラ科)草状の落葉小低木
花期:6~8月中旬、生育適地:亞高山~高山の濕地やれき地、分布:北海道、本州(中部以北)
花は徑2.5cmほどで、花瓣は5枚
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さて、意外と知られてゐないのが、通稱お花畑の存在・・・緩斜面にはチングルマの群落が見られたが、花の盛りはもう少し後になるのかな?まだ小さい赤い蕾がいつぱい。
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ここにもミツバオウレンが・・・ホントに今年はよく見る。
しばらく行くとなんとまたシラネアフヒとツバメオモトの群落が現れた。
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しかも、シロバナのシラネアフヒである。唯一今囘ここにだけ發見!
IMG_9960sirobana2.jpg IMG_9961.jpg サムネイル畫像をクリックしてね!
ツバメオモトやシロバナシラネアオイを見て、同行した妻曰く、「まるで結婚式のブーケみたい!」とは、言ひえて妙である。そのくらゐ清楚で純白な花たちは心を打つ。
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 サムネイル畫像をクリックしてね!


2008-06-09

オロフレの花(その3)

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さらに山道を登つていくと、ありましたありました!
お目當てのイハカガミが!
名前の由來となつた、眞つく見える葉つぱが特徴・・・花期はまだ1~2週間早いかな?
咲いてゐたのはごくわづかで、昨年のやうに百花繚亂といふわけには行かないが、鮮やかなピンク色が目に優しい。
あと、オホカメノキと、コヨウラクツツジ、なんと、ハスカップの花まで!

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オホカメノキ
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コヨウラクツツジ
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ハスカップ

2008-06-09

オロフレの花(その2)

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登山道を登つていくとさらに目に付いたのがスミレとノウゴウイチゴ、ミツバオウレン、ヒメイチゲなどである。
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スミレはタチツボスミレ?小ぶりなツボスミレも群落を作つてお出迎へ。
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姫一華(キンポウゲ科イチリンサウ属)
花期:4~6月、生育適地:低地~亞高山の日當たりのよい場所、濕原、草丈:5~15cm
花の徑は1cmほど、花瓣状のガク片が普通5枚ある。分布:北海道、本州(北部・中部)
數はホントに少ない。花期の終はりごろだらうか?

ミツバオウレンは今や盛り・・・花期にちやうど間に合つた。
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三葉黄蓮(キンポウゲ科オウレン属)
花期:6~7月、生育適地:低地の濕原~ハヒマツ帶で日當たりのよいところ、分布:北海道、本州(中部・北部)
花は徑1cm前後、白い花瓣状のガク片と黄色い匙(スプーン)形の花瓣が4~5個ある。


2008-06-08

オロフレの花たち

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オロフレ峠の開通が6月中旬だと思つてゐたら、なんと、もう5月末には開通(^^;
うかつにも正確な情報をゲットしてゐなかつたとは・・・お恥づかしい。
先週は濃霧に阻まれたが、本日はくつきりと晴れ上がり、絶好の取材日和でした。
さつそくご報告・・・ざつと10種ほどの花の開花を確認して來ました。徐々にアップしていきます。

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まづはシラネアフヒ、サンカヨウ、ツバメオモトから。
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サンカヨウはまだ時期が早いのかほとんど見られず、ツバメオモトが一番たくさん咲いてました。
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こちらはショウジョウバカマ
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猩々袴(ユリ科ショウジョウバカマ屬)
花期:5~7月、生育適地:低地の濕原、亞高山の濕つた草地、草丈:10~20cm、花後、花莖は40~50cmに伸びる。葉はロゼット状に多數つき、葉身は長さ5~13cmの細長いへら形で、光澤と厚みがある。


2008-06-08

夏の香り

久しぶりに雨も上がり、今日はどうやら20度を超える氣溫・・・やつと夏の氣配。
いつもの河原にはハマナスの馥郁たる香りがあたりに漂ふ。
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こちらはハマヱンドウ・・・目にも鮮やかな紫が目に飛び込んできた。
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濱豌豆(マメ科レンリサウ屬)
花期:5~8月、生育場所:海岸の砂地やれき地、草丈:20~60cm


2008-06-07

昭和レトロ工作シリーズ・・・ヴィクトリー号、再び

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純バルサ製ゴム動力摸型飛行機がまだあつた。この機體も竹ヒゴは使つてゐない。
アオシマのスカイヴィクトリーである。アオシマ文化材社も一時、R/Cグライダーの「ブルーウィング」や「レッドウィング」など、摸型飛行機の販賣に意欲を見せた時期もあつたが、遠い昔の話・・・この機體も昭和40~50年代のシロモノか?
ちなみに、このバルサプレーンシリーズは4種類のバリエーションがある。
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なほ、尾翼關係はオリジナルプランではただのバルサ板であるが、そこはこだはりの製作で、一應バルサ角材の枠を組んで紙貼りとして輕量化し、完成させた。
輕くクリアラッカーで塗裝してあるので水濡れにも強く、よく飛んだ機體のひとつである

諸元
機長:460mm
翼長:492mm
重量:30g(ゴムなし、ペラ込み)
ペラ:18cmΦ(ヨシダ製)


2008-06-07

昭和レトロ工作シリーズ・・・スカイホッパー号、再び

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またまたアーカイブで失禮・・・竹ヒゴを使はない日本製のゴム動力摸型飛行機は市販されてゐないと書いたが、今思ひ出したので訂正します。昨年の11月11日にアップした機體・・・これは純バルサ製である。
名前もロビンぢやなくてSKY HOPPER(スカイホッパー)でした。以下昨年と同文。

これまたレトロな機體である。確かタイガー製作所のスカイホッパーだつたかな?バルサ材も當時のままのものを使ひ、かなり飛ばし込んで少々薄汚れてるのはご愛嬌・・・尾翼のレイアウトは一部、元の設計と變更してあるので見覺えのあるお方はアレッ?と思ふかもしれないが、ご容赦を(^^;
<スカイホッパーの元>
全長:31cm
翼長:35cm
重量:19g(ゴムなし)
ペラ徑:15cmΦ
ゴム幅:3/16インチ(FAIスーパー・スポーツ・ラバー)、1ループで機體の約2倍長
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當時は市販のキットだつたが、約30年以上前の製品なので、もちろん今は市販されてゐない。なほ、キットを入手し、製作したのは7年ほど前である。そんなに物持ちの良いはうではないので、念のため。
キットにはあらかじめダイカットされたバルサ製の板(胴體と主翼は1mm厚、尾翼は0.8mm厚?)と、ペラやその他一式が同梱されてゐて、新たに購入する必要はないが、もちろん、ゴムは劣化してゐて使ひ物にならない。ゴムの壽命は保存状態にもよるが、良質の天然ゴムほど、劣化が速い。輪ゴムなどがいい例で、陽に當たると、1年持てばよい方である。

オールバルサなので組み立てはさほど難しくはない。竹ヒゴ製の、所謂ライトプレーンを作つて遊んでゐた子なら、ラクに組み立てることが出來たはずである。この種のものは當時は科學材摸型と呼んでゐた。自らが組み立てて、その仕組みと原理を知る、單なる「おもちや」とは違ふんだヨ、といふプライドであらうか?

昭和30年代、どこの町にも“科學材店”といふ名のお店があつて、この種の摸型を賣つてゐた。ヒコーキのほかにも帆船や鐵道摸型(當時はHOゲージが主流)も扱つてゐたが、子供には手が出せない價格…いひとこの坊ちやん・・・關西で言ふところの“ええしのボンボン”はOゲージなんて、今では信じられないくらゐの大きなサイズ(なんとレールは3本線!)の鐵道摸型を持つてゐた。私はちつぽけな洋服屋の小倅だつたので買へるはずもないが、友達の一人がそれを持つてゐて、部屋にレールをレイアウトして列車を走らせてゐた。小學生時代はよく遊びに行つて、一に各種の摸型を作つたものだが、中學生になると受驗勉強が忙しいからと遊んでくれなくなつた・・・何だよ・・・受驗くらひでオタオタするなよ!思へば人生最初のトラウマである。

話が脇道にそれたが、この機體はレトロな雰圍氣もあつて、時々思ひ出してはフライトさせてゐる。失くしてもプランが殘つてゐるので、材料さへあれば何機でも再生可能である。ゴムやプロペラは、いはば消耗品であるが、たくさん手持ちのものがある
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なほ、ゴムは引つ張りながら、專用のワインダーで數百囘卷く。
ゴム動力は作つてからが、また樂しみである。
フライトごとに機體のクセを見てこまめに調節することが肝要・・・重心や翼の角度はもちろんだが、一番大事なのはプロペラシャフトのスラスト角・・・左旋囘で上昇、右旋囘で下降するやうに丹念にダウンスラストやサイドスラストを調整してやればビックリするやうな高性能を示してくれる。赤トンボと一にフライト・・・秋の日の澄み切つた空にはよく似合ふ。
この樂しみを知つてゐる人が最近はほとんどゐないのが寂しい・・・いつたい全國でゴム動力機で遊んでゐる人が何人ゐるといふのか?
ゐるとしても、自ら作り出すことを知つてゐる我われ中高年世代が最後で、もちろん最近の子どもはそんなもの存在することさへ知らない。
お金を出せば手に入るシロモノではないのである。



2008-06-06

昭和レトロ工作シリーズ・・・ライプチヒ翼エンテ型グライダー(胴体編)

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≪胴體の製作≫
胴體の背骨となる、これまた手持ちの5×6mm朴材が必要な長さに少し足りない。
それでもなんとか竹ヒゴの曲げ加工も終へてアウトラインは出來てきた。
ラダー部分の空間を取り替へるだけでR/C化も可能である。
ま、あまり欲張らないで最初はフリーフライトで飛行性能を試してみるかな。
胴體だけなら後で別ヴァージョンはいくらでも出來る。

ちなみにR/C化した際の操縱システムは下の畫像を參照されたし。
いきなりアーカイブ・・・ごく普通の竹ヒゴ式グライダー(名前は覚えていない)を元に最小限の改造で、ラダーとエレベーターの2chがコントロール可能である。機首にはリポリーとGWS50XCモーターを搭載(3ch仕様)してよく飛んだ。現在はメカを取り外し、天井にぶら下げてある。
この機體は數年前、S市のモエレ沼公園に持ち込んでモエレ山の頂上からスロープソアリングした記念すべき機體なんである。360度、どの方向からの風にも對應でき、見晴らしも最高・・・このくらゐの大きさの機體ならモエレ山でフライトさせても怒られないかな?
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被覆は確か、エアスパンだか、ライトスパンだつたか・・・今は無きアサミで購入した、英國製のファイバー製・・・バルサロックで貼るタイプであるが、もう入手不可能?表面がシルクタッチでお氣に入りの被覆フィルム・・・リトルベランカでも以前に扱つてゐたと思ふ。
なにせ、通常の熱收縮フィルムのテカテカ感がイヤな人にはオススメなのだが(^^;

2008-06-05

昭和レトロ工作シリーズ・・・ライプチヒ翼エンテ型グライダー(主翼編)

≪リブの製作≫
IMG_9597リブ 
リブはプランからコピーしたものを例の3Mの55スプレー糊で貼り付け、まづ原型を2枚分作る。
指定は1.5mmバルサであるが、見當たらなかつたので、これも端材の2mmバルサ枚數分を短冊状に大まかにカットして下面を揃へ、兩端に原型2枚を置いてサンドウィッチし、主翼分の11枚を作る。
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荒くカッターで削り、その後紙ヤスリで形を整へる。削り過ぎに注意!
下面も棒ヤスリ等でスパーの入る溝を彫る。
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はい、出来上がり!
前翼のリブも同じように削り出す。
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いよいよ竹ヒゴの曲げ加工である。ローソクと洗面器を用意・・・竹ヒゴはあらかじめ水に浸して、炎で炙つても、一氣に焦げないやうにする。Y2K問題の時に買ったローソクが役に立つ(^^;
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一番温度が高い炎の上方2cmくらゐのところにかざして、手でしごきながら曲げていく。一度に曲げようとせず、曲げる場所を變へながらプランに合はせ、徐々に曲げていく。絶對に直接炎の中に入れて焦がさないやうに!
IMG_9625takehigo.jpg IMG_9631.jpg IMG_9634たけひご2
皮のついた方が外側になるやうに曲げる。

ここら邊は長年の勘と熟練が必要・・・やつぱり子供にはムリな作業かな?
ちなみに、市販のゴム動力摸型飛行機のキットには、あらかじめ曲げてある竹ヒゴが同梱されてゐるが、全く設計圖に合はず、曲げ直しが必要である。ムリして曲げると、ポキン!・・・豫備の竹ヒゴもなく、その時點で放り投げて、摸型飛行機が嫌ひになつた子のなんと多いことか!

摸型飛行機=竹ヒゴ、といふ發送は日本獨特のもので外國製のキットには全く見られない。
思へば罪作りなキットが賣られてゐた(ゐる?)ものである。バルサの素材だけでも十分ゴム動力飛行機の組み立てが樂しめるのだが、そのやうな國産のキットは見たことがない。

次はスパー(主翼桁)の製作。
本機の特徴であるガルウィング・・・文字通りカモメがソアリングするときの翼の形態・・・翼端の下半角が決め手なので、正確にプランどほりに設定する。
あいにく手元に6×3mm角材が端材しか見つからず、翼端は3mmバルサで代用・・・ハードバルサならば強度は十分である。最寄のホームセンターでは、かういつた角材は滿足するだけ種類が揃つてゐない。
昔はどこの町にもあつた科學材店もとつくに消滅してゐるので、東急ハンズか、大きな摸型店にでも行かないと入手は困難な現況である。
IMG_9600スパー2 IMG_9601スパー3 
ジョイント部分はカーボンキュアシートを兩面に張る。最近はハイテク素材が安価に入手できるのはありがたい。
IMG_9635ガルウィング 
プランにはないが、接續部の要所にガセットをつけて補強することをお忘れなく。
なほ、前縁材は竹ヒゴではなく、2×2mm朴角材を使用。
後縁材は5×2mm朴材に2mm角バルサを貼り付けて紙ヤスリで削り、後端を尖らしてテ-パーを付けてある。
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優美なガルウィングの出來上がり!

2008-06-04

昭和レトロ工作シリーズ・・・一条卓也作品 REVIEW

IMG_9591ライプチヒ
少年の頃の摸型雜誌で、よくその作品にお目にかかつた一條卓也氏の作品を製作することにした。
ゲテモノ好きなので、もちろん震電に代表されるエンテ(カナード)型グライダーにした。
この形式は小生もゴム動力オリジナルや、電動R/Cですでに作品化してゐて、非常に優れた飛行性能を示してゐますので、興味のある方は過去ログを參照されたし。

その斬新なデザインで次々に生み出された一條氏の作品群は、後に優美なグライダーの數々で知られる「ガルモデル」の市販キットの原型ともなり、摸型史に名を殘すことになる。
終戰直後當時はバルサの入手も容易ではなく、もつぱら製作材料は桐板と竹ヒゴ・・・接著劑も現今のシアノアクリレート系の瞬間接著劑はまだ登場してゐない。セルロース系のセメダインCが一般的な時代の作品であることを念頭に置いて欲しい。
この竹ヒゴといふのは日本で容易に入手できる素材だが、曲線を表現できる反面、加工が厄介で、接著が困難といふ缺點がある。子供の頃にゴム動力の摸型飛行機のキットで、この曲げが上手に出來ないため、挫折したといふお方は少なくないものと思はれる。

さて、作例のエンテ型グライダー「ライプチヒ」であるが、プランはB5版の書籍の中に記載してあるのみで小さなもの・・・擴大コピーして原寸大にする。
全長50cm、翼長70cmで、豫想してゐたより大きい!
性能がよければR/C化も十分可能である。極小サイズのモーターを使へば動力化も・・・夢は果てしなく廣がる。
IMG_9594リプチヒ3 IMG_9593ライプチヒ2
製作材料は竹ヒゴと朴材、バルサ、ピアノ線少々と、翼用紙(エサキプライスパン)などであるが、手持ちの材料で十分間に合ふ。最近はかういつたフリーフライト作品を發表する場が、國内ではネット以外ないといふ、お寒い状況の出版界である。
摸型好きの子供たちを啓發する、一條先生のやうな才能溢れる造形作家がもう二度と登場しない理由である。

なほ、文中、一條先生の表記を“一條”としてをりますが、この機體が載つてゐた書籍の表記に從ひました。後に舊字體から現行字體の一条卓也と表記が變はつたやうですので、そちらの方が一般的かも?


2008-06-01

たてぃばな湖?

IMG_9557tachibanako.jpg
さて、ひさびさのVOWネタである。
この標識、なんかヘン・・・たTHIばな湖?
はて、なんと讀むのだらう?
訓令式ではti、ヘボン式ではchiのはずだが・・・まさかthisやthreeのやうに舌を上の齒につけて發音する譯では・・・ありませんよね?


2008-06-01

橘湖探訪

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天候が思はしくないのでなかなか花の取材もままならず・・・それでもオロフレ經由で“たちばな湖”まで行つて來た。オロフレは視界10mほどの濃霧で、全く取材にならず・・・本當はクッタラ湖まで行きたかつたが、手前のたちばな湖の標識を偶然見つけて急遽變更したのだが・・・?
トンネルを拔けて、たちばな湖入り口まで下ると霧はウソのやうに晴れ、風もなく、片道1.9kmの山道を妻と二人で步くことにした。30分ほどの行程である。
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道端には今の時期、ズダヤクシュが群生してゐた。あとは各種のスミレが咲いてゐる程度で、花の時期がまだ里よりかなり遲い。
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大きなスミレはマルバスミレか?どうやらシロバナと通常の色と2種類あるやうだ。
小ぶりなツボスミレも咲いてゐた。なほ、指は大きさ比較のため添へてゐるので、決して引き拔いてゐるわけではないので、念のため。
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ところどころにはマムシグサ(コフライテンナンシヤウ)も見られた。
IMG_9532mamusigusa.jpg IMG_9537mamusigusa2.jpg
ちよつと蓋を開けて中を覗かせてもらつた。

こちらはミミカウモリ(キク科)の葉つぱ・・・花はまだこれから。
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莖を抱く柄の耳の形をした翼が特徴である。

ところが、澤まできたところで、笹薮からガサガサと大きな音がしてビックリ!
すわ山親父(ヒグマ)か?
姿は確認できなかつたが、にはかに怖氣づいて引き返すことにした。
結局湖までたどり著くことは出來ず、殘念!

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まとめ