2009-11

尻別岳登頂記(その2)

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さて、もう1週間が経ってしまいましたが、先週の12日に登った尻別岳の続きです。

さすがにこの時期、咲いているのはわずかにヤマハハコかアキノキリンソウぐらいなもの・・・紅葉もこの山はほとんど色づいていませんでした。もっとも、あれから1週間後はどうか知りませんが(^^;

スミレ1 スミレ2 スミレ3 スミレ4 
しかし、登山口から程なくのところには、この時期としては場違いな花が・・・スミレです。スミレは種類が多くてさっぱり分かりません・・・春の訪れを告げる花のスミレの類は遅くとも花期が7月頃までとありますので、10月中旬では狂い咲きでしょうか?割とたくさん見られました。
ツボスミレ?
中には白花も・・・ツボスミレ?
クルマバナ ウツボグサ
こちらはこの時期でも元気なシソ科の花、ヤマクルマバナとウツボグサです。
コナスビ2
咲きかけのコナスビ
木の花?
こちらは?どうやら木本の花らしいのですが、名前が思い当たりません。

やはりこの時期は木の実です。ムシカリやフッキソウの実
IMG_5575.jpg フッキソウ
登山道脇にはキノコもたくさんあるはずなんですが、全くといっていいほど見られませんでした。
人気の山なので、次から次と訪れる登山者が多い・・・ナラタケなど、食用キノコはもう誰かが採り尽くしてしまっていて、残っているのは毒茸ばかり?
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イヌサフラン&ハッカ

イヌサフラン
ちょっと花期が過ぎていますが、今や家の庭のイヌサフランが満開です。
ハッカ
河原から一株だけ持ち帰り、移植したハッカも見事に分岐して大きくなっています。
よほど土壌が肥沃なのでしょうね、河原のコンクーリート上の残土に比べると(^^;
イヌサフラン2
ハッカは刈り取ってドライフラワーにし、葉を詰めて匂い袋でも作りましょうか?

オマケ画像
青じそ 青じそ2
同じ庭の青ジソの花です。シソ科特有の唇弁状の白い花・・・ミヤマトウバナを大きくしたような可愛い花です。

ホソバノヨツバムグラ

ホソバノヨツバムグラ ホソバノヨツバムグラ2
細葉四葉葎(アカネ科)
花期:6〜8月、成育適地:湿原やその周辺、草丈:15〜40cm
花の径は極小で約2mm前後、よほど目を凝らさないと見えないので、この花の存在に気付く人は稀です。他のムグラは花冠が4裂するのに比べこの花は3裂する。
とっくに花期を過ぎているのにここでは10月になっても元気に咲いています。慎ましやかで清楚な白い花・・・いつも健気に咲いているので、お気に入りの花の一つです。

T市のN大沼公園ではサワギキョウやコウホネなど、主な花の花期はもう終わっていますが、サワヒヨドリ、アキノキリンソウ、ミゾソバやホソバノヨツバムグラなどは見られました。昨年の同時期よりも秋の訪れが早いような気がします。
サワヒヨドリ
沢鵯(キク科ヒヨドリバナ属)
花期:8〜9月、成育適地:低地の水辺や湿地、草丈:40〜90cm
秋の七草、フジバカマも同科同属なので、見かけはソックリ!フジバカマが自生しない北海度ではこの花を、ぜひ秋の七草に加えましょう!

木道の分岐点に春先に見つけておいたハッカが咲いていましたが、これも花期の終わりが近く、アップするような画像が撮れません。それでも葉を揉んで香りを楽しませてもらいました。
ナギナタコウジュ2
ハッカといえばシソ科の花、ナギナタコウジュはまだまだこれからも花期が楽しめます。
クジャクチョウ
木道でクジャクチョウを見つけました。以前にもノコンギクに集まるたくさんのクジャクチョウをアップしましたが、カメラがデジイチになってから初めての撮影です。
N大沼公園
この日は陽射しがよくて、絶好のキャンプ日和・・・公園内のベンチで持参した携帯コンロでお湯を沸かし、おにぎりとカップヌードルで妻と一緒に昼食と洒落込みました。

オマケ画像
コウライテンナンショウ
コウライテンナンショウの実
フッキソウの実?
これまた可愛い・・・フッキソウの白い実
2本飛び出たのが触角かアンテナに見えませんか?

オトコエシ

オミナエシをアップしたのなら、やっぱりオトコエシも気になります。
週末、久しぶりに父に会いに故郷を訪ねたついでに、T市のN大沼公園のオトコエシを見に行きました。今年はオトコエシに会えないかなと諦めかけたら、なんと、ちゃんと咲いていました。それにしても花期が過ぎているのか、日陰の末生りで草丈も低く、わずか2株だけでした。
オトコエシ

男郎花(オミナエシ科)
花期:8〜9月、成育適地:低地〜山地の日のあたるところ、草丈:最大1mほどになる
果実には広い翼がつく
オトコエシ2


オミナエシ

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またまた道東旅行に戻ります。妻の故郷、網走にある天都山(てんとざん)です。標高は207m、もちろん山頂まで車でいけます。オホーツク流氷館と売店がある展望台からは網走湖や能取湖、オホーツク海、遠く知床連山、斜里岳、今回登った藻琴山も一望できる観光スポットです。網走を訪れた際は是非お寄り下さい。


ん?あの黄色い花は・・・アキノキリンソウにも似ていますが、ちょっと雰囲気が違います。もしや?
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なんと、あの秋の七草のオミナエシです。今まで地元はおろか、近隣のどこを探しても見つけることが出来なかった幻の花が、なんと網走に咲いているではありませんか!
山頂の展望台の前庭に思わぬ発見!

ちなみに秋の七草とは・・・萩、桔梗、尾花(ススキ)、葛、女郎花、藤袴、撫子ですが、フジバカマは北海道には自生しないとのことですので、とり合えず六草までは見たことになりました。
フジバカマも北海道には似た野の花、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリなどが咲いていますので、それで七草としてご勘弁を(^^;
オミナエシ

女郎花(オミナエシ科)
花期:8〜10月、成育適地:野山の明るいところ、草原、海岸、草丈:60cm〜約1m
花の姿を粟(あわ)のご飯粒に例えて女飯(おみなめし)の意味からこの名があるといわれています。
そういわれてみると極小の蕾は粟に見えなくもない。昔の女の子はこれをご飯に見立てて飯事(ままごと)に使ったのでしょう。
オミナエシ4
なお、昨年同時期に見つけた同じオミナエシ科のオトコエシの画像はこちらです。色が白いだけでやはりソックリです。

アッケシソウ(サンゴ草)

サンゴソウ2
お待たせしました。道東網走能取湖のアッケシソウです。シルバーウィークの20日(日)の画像です。
この日はサンゴソウ祭りが開かれていましたが、風が強く生憎のお天気でした。
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厚岸草(アカザ科)
花期:8〜9月、成育適地:海岸の塩湿地、草丈:10〜30cm


サンゴ草祭りの会場から

イブキジャコウソウ

ジャコウソウ2
紋別岳登山のご褒美とも言うべき、当ブログ初登場の花です。もちろん初見の花です。
リンドウやアザミばかりの登山道でここだけ小さなピンクの花が咲いていました。当初は、すわ、絶滅危惧種のヒメハッカ発見か!と色めきたちましたが、考えてみると成育場所が違います。ヒメハッカにソックリですが、湿地帯でもなし・・・結局よく似たイブキジャコウソウでしょう。芳香があるそうですが、残念ながら香りは確認して来ませんでした。次回は是非(^^;

ジャコウソウ
伊吹麝香草(シソ科イブキジャコウソウ属)
花期:7〜9月、成育適地:海岸〜亜高山の岩地、草丈:3〜15cm
名のとおり芳香があり、薬用や香料に利用される。

藻琴山の花

残念ながら今回の藻琴山登山では、目的のチシマセンブリは発見できませんでした。もう花期が過ぎていたようです。
IMG_5018.jpg rinndou.jpg
唯一咲いていたのが、このエゾリンドウです。この山の奇岩、屏風岩の所に群生していました。
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奇岩といえばこの岩に生えている狐の尻尾のような植物・・・ススキでしょうか?
それとも・・・?クローズアップで撮ればよかった。
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春先の花でも人を惹きつけるオオカメノキの真っ赤な実です。映画「剱岳 点の記」では“ムシカリ”という名で登場します。

nanakamado.jpg
ナナカマドの実も負けじと赤い実を競い合っていました。
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同じく春先の魅力的な花ゴゼンタチバナの実もいたるところに・・・この次はもっと早い時期に登ってみたいものです。さぞや多彩な野の花に出会えることでしょう。

ベニキノコ
オマケに例によってキノコです。いかにも食欲をそそりそうな色ですが、やはり毒茸なんでしょうか?

ツルリンドウ

ニセコアンヌプリの花シリーズです。まずはツルリンドウです。この花も初見・・・正確に言うと来馬岳で蕾を見つけてはいたのですが、咲いているのはありませんでした。で、今回のニセコアンヌプリで開花した状態のを見つけたのは初めてということになります。
ツルリン、ドウとはなんだか滑ってひっくり返ったようなネーミングですが、確かにリンドウ科の花です。それにしても小さい・・・ちょうど春先によく見かけたフデリンドウに印象が似ています。

ツルリンドウ つるりんどう2
蔓竜胆(リンドウ科) つる性多年草
花期:7月下旬〜10月、成育適地:低地〜山地の林内、分布:北海道・本州・四国・九州
薬用:秋に根を掘り取って煎服し、咳止めに効能あり

ユウレイタケ&エゾアカガエル

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さて、カムイヌプリではユウレイタケ(ギンリョウソウ)も見つけました。徳舜瞥山で見て以来、2回目です。

ヒキガエル
このカエルは?エゾアカガエルでしょうか・・・里のアマガエルよりはかなり大きい。2〜3倍の大きさ・・・沢のある登山道ではよく見かけるカエルです。
しかし、今回はよく見ると後ろ足のところに妙なものが・・・黒いツブツブが・・・何でしょうか?
もしかするとオタマジャクシでも付けているのかな?子持ちガエル?・・・でも季節時にはどうなんでしょう。

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オマケとしていろいろなキノコをアップします。残念ながらキノコはさっぱりわかりませんので、もしかしたら食用に適するラクヨウ(ハナイグチ)やボリボリ(ナラタケ)もあったかも?山菜やキノコに詳しかった母親が存命していたら教えてもらえたのに・・・不肖の息子でスミマセン。

マシュマロ? マシュマロ2
最後のはまるでマシュマロですね。さすが沢が多いカムイヌプリは湿気タップリでキノコの宝庫なのかも。

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Author:空のオカリナ
『一粒の砂に世界を感じ、一輪の花に天界を見る。
掌中に無限を収め、一刻に永遠を掴む。』…W.ブレイク

最近は当地の自然豊かな環境に目覚め、もつぱら野の花や、オホハクテウなどの野鳥の撮影に明け暮れる毎日・・・歳のせいかな?
それにしてもデジカメで、プロ顔負けの画像が簡単に撮れ、即日ブログで発信できるなんて…まるで絵日記感覚・・・時代の恩恵に感謝!

他にも小学生のころ、父親に作つてもらつた木製骨組み紙張り(いはゆるstick&tissue)のフライイング・スケールモデルに魅せられてからはや、幾星霜・・・紙飛行機からR/Cまで、幅広くやつてます。

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