尻別岳登頂記(その2)

さて、もう1週間が経ってしまいましたが、先週の12日に登った尻別岳の続きです。
さすがにこの時期、咲いているのはわずかにヤマハハコかアキノキリンソウぐらいなもの・・・紅葉もこの山はほとんど色づいていませんでした。もっとも、あれから1週間後はどうか知りませんが(^^;
しかし、登山口から程なくのところには、この時期としては場違いな花が・・・スミレです。スミレは種類が多くてさっぱり分かりません・・・春の訪れを告げる花のスミレの類は遅くとも花期が7月頃までとありますので、10月中旬では狂い咲きでしょうか?割とたくさん見られました。

中には白花も・・・ツボスミレ?

こちらはこの時期でも元気なシソ科の花、ヤマクルマバナとウツボグサです。

咲きかけのコナスビ

こちらは?どうやら木本の花らしいのですが、名前が思い当たりません。
やはりこの時期は木の実です。ムシカリやフッキソウの実

登山道脇にはキノコもたくさんあるはずなんですが、全くといっていいほど見られませんでした。
人気の山なので、次から次と訪れる登山者が多い・・・ナラタケなど、食用キノコはもう誰かが採り尽くしてしまっていて、残っているのは毒茸ばかり?

ホソバノヨツバムグラ

細葉四葉葎(アカネ科)
花期:6〜8月、成育適地:湿原やその周辺、草丈:15〜40cm
花の径は極小で約2mm前後、よほど目を凝らさないと見えないので、この花の存在に気付く人は稀です。他のムグラは花冠が4裂するのに比べこの花は3裂する。
とっくに花期を過ぎているのにここでは10月になっても元気に咲いています。慎ましやかで清楚な白い花・・・いつも健気に咲いているので、お気に入りの花の一つです。
T市のN大沼公園ではサワギキョウやコウホネなど、主な花の花期はもう終わっていますが、サワヒヨドリ、アキノキリンソウ、ミゾソバやホソバノヨツバムグラなどは見られました。昨年の同時期よりも秋の訪れが早いような気がします。

沢鵯(キク科ヒヨドリバナ属)
花期:8〜9月、成育適地:低地の水辺や湿地、草丈:40〜90cm
秋の七草、フジバカマも同科同属なので、見かけはソックリ!フジバカマが自生しない北海度ではこの花を、ぜひ秋の七草に加えましょう!
木道の分岐点に春先に見つけておいたハッカが咲いていましたが、これも花期の終わりが近く、アップするような画像が撮れません。それでも葉を揉んで香りを楽しませてもらいました。

ハッカといえばシソ科の花、ナギナタコウジュはまだまだこれからも花期が楽しめます。

木道でクジャクチョウを見つけました。以前にもノコンギクに集まるたくさんのクジャクチョウをアップしましたが、カメラがデジイチになってから初めての撮影です。

この日は陽射しがよくて、絶好のキャンプ日和・・・公園内のベンチで持参した携帯コンロでお湯を沸かし、おにぎりとカップヌードルで妻と一緒に昼食と洒落込みました。
オマケ画像

コウライテンナンショウの実

これまた可愛い・・・フッキソウの白い実
2本飛び出たのが触角かアンテナに見えませんか?
オミナエシ

またまた道東旅行に戻ります。妻の故郷、網走にある天都山(てんとざん)です。標高は207m、もちろん山頂まで車でいけます。オホーツク流氷館と売店がある展望台からは網走湖や能取湖、オホーツク海、遠く知床連山、斜里岳、今回登った藻琴山も一望できる観光スポットです。網走を訪れた際は是非お寄り下さい。
ん?あの黄色い花は・・・アキノキリンソウにも似ていますが、ちょっと雰囲気が違います。もしや?

なんと、あの秋の七草のオミナエシです。今まで地元はおろか、近隣のどこを探しても見つけることが出来なかった幻の花が、なんと網走に咲いているではありませんか!
山頂の展望台の前庭に思わぬ発見!
ちなみに秋の七草とは・・・萩、桔梗、尾花(ススキ)、葛、女郎花、藤袴、撫子ですが、フジバカマは北海道には自生しないとのことですので、とり合えず六草までは見たことになりました。
フジバカマも北海道には似た野の花、ヨツバヒヨドリ、サワヒヨドリなどが咲いていますので、それで七草としてご勘弁を(^^;

女郎花(オミナエシ科)
花期:8〜10月、成育適地:野山の明るいところ、草原、海岸、草丈:60cm〜約1m
花の姿を粟(あわ)のご飯粒に例えて女飯(おみなめし)の意味からこの名があるといわれています。
そういわれてみると極小の蕾は粟に見えなくもない。昔の女の子はこれをご飯に見立てて飯事(ままごと)に使ったのでしょう。

なお、昨年同時期に見つけた同じオミナエシ科のオトコエシの画像はこちらです。色が白いだけでやはりソックリです。
藻琴山の花
残念ながら今回の藻琴山登山では、目的のチシマセンブリは発見できませんでした。もう花期が過ぎていたようです。

唯一咲いていたのが、このエゾリンドウです。この山の奇岩、屏風岩の所に群生していました。

奇岩といえばこの岩に生えている狐の尻尾のような植物・・・ススキでしょうか?
それとも・・・?クローズアップで撮ればよかった。

春先の花でも人を惹きつけるオオカメノキの真っ赤な実です。映画「剱岳 点の記」では“ムシカリ”という名で登場します。

ナナカマドの実も負けじと赤い実を競い合っていました。

同じく春先の魅力的な花ゴゼンタチバナの実もいたるところに・・・この次はもっと早い時期に登ってみたいものです。さぞや多彩な野の花に出会えることでしょう。

オマケに例によってキノコです。いかにも食欲をそそりそうな色ですが、やはり毒茸なんでしょうか?

唯一咲いていたのが、このエゾリンドウです。この山の奇岩、屏風岩の所に群生していました。

奇岩といえばこの岩に生えている狐の尻尾のような植物・・・ススキでしょうか?
それとも・・・?クローズアップで撮ればよかった。

春先の花でも人を惹きつけるオオカメノキの真っ赤な実です。映画「剱岳 点の記」では“ムシカリ”という名で登場します。

ナナカマドの実も負けじと赤い実を競い合っていました。

同じく春先の魅力的な花ゴゼンタチバナの実もいたるところに・・・この次はもっと早い時期に登ってみたいものです。さぞや多彩な野の花に出会えることでしょう。

オマケに例によってキノコです。いかにも食欲をそそりそうな色ですが、やはり毒茸なんでしょうか?
ユウレイタケ&エゾアカガエル

さて、カムイヌプリではユウレイタケ(ギンリョウソウ)も見つけました。徳舜瞥山で見て以来、2回目です。

このカエルは?エゾアカガエルでしょうか・・・里のアマガエルよりはかなり大きい。2〜3倍の大きさ・・・沢のある登山道ではよく見かけるカエルです。
しかし、今回はよく見ると後ろ足のところに妙なものが・・・黒いツブツブが・・・何でしょうか?
もしかするとオタマジャクシでも付けているのかな?子持ちガエル?・・・でも季節時にはどうなんでしょう。

オマケとしていろいろなキノコをアップします。残念ながらキノコはさっぱりわかりませんので、もしかしたら食用に適するラクヨウ(ハナイグチ)やボリボリ(ナラタケ)もあったかも?山菜やキノコに詳しかった母親が存命していたら教えてもらえたのに・・・不肖の息子でスミマセン。

最後のはまるでマシュマロですね。さすが沢が多いカムイヌプリは湿気タップリでキノコの宝庫なのかも。















