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2017-09-20

キムアネップ岬、コムケ湖

幸いにして今回の旅行は天候に恵まれて、風もなく穏やかな天候が続きました。
9月11日はサロマ湖沿いにオホーツク海沿岸を西に向かいました。
まずはキムアネップ岬です。

キムアネップ20170911

道産子とはいえ、道南在住なので、道東や道北の地にはほとんど馴染みがありません。
このキムアネップ岬も全く予備知識がなく、一観光客として初めて訪れました。

キムアネップ20170911p2

残念ながらここのサンゴソウの色付きもイマイチ(^^;
ですが、観光客は三々五々、けっこう来ていました。
黄色い花はオグルマかな。

オグルマ20170911

葉っぱを触ると柔らかい・・・これが固くザラザラしていたら、カセンソウです。

オグルマ20170911p2

名前の由来通り海岸を好む花、ナミキソウ(浪来草)も群生していました。

ナミキソウ20170911

途中の道端で見つけたエゾスズシロです。
地味な花ですが、この花も当ブログ初登場(^^;

エゾスズシロ20170911
蝦夷清白(アブラナ科)
花期6~9月、生育適地:道端や空き地、海岸
原産地は北半球の湿地帯、道北やオホーツク海沿いのものは在来種と推定される。

さ、次はコムケ湖です。
数年前に旭山動物園から逃げ出したフラミンゴが飛来したというので、にわかに全国で注目が集まったコムケ湖です。

コムケ湖20170911p3

湖とはいえ、海岸沿いに張り出した砂州で塞がれた構造はサロマ湖と同様の、日本全国によくある形の完全な塩湖です。
次から次と野鳥が群れでやって来るのが目撃されて、さながらバードサンクチュアリです。
道外ではとっくに開発されて跡形もない地形も、ここでは、手つかずの自然として残されているのは嬉しい(^^;

コムケ湖20170911p2

肝心のサンゴソウは・・・遠くにわずかに赤く見えるのがそうかな?

コムケ湖20170911

さて、コムケ湖の花たちですが、
ここで面白いものを発見!

ハマボウフウ20170911p5

かなり大きい・・・ハマボウフウの実です。
こちらが葉っぱ

ハマボウフウ20170911p2

太平洋側では若葉の乱獲によって、野生のものはほぼ全滅していますが、やはりオホーツク海側では食材にする人が少ないのかも。

オホーツク海20-170911

砂州を挟んでオホーツク海側の風景です。

湿原ということで
アカバナが群生していました。

アカバナ20170911 アカバナ20170911p2

やはり湿原を好む花、エゾオオヤマハコベも。

エゾオオヤマハコベ20170911

じっくりとコムケ湖も最深部まで観察したかったのですが、今回はここまで。
次回もぜひ、訪れたい場所です。

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2017-09-19

ミソガワソウ、再び

2年前に初見の花として出会ったシソ科の花、ミソガワソウを観に行ってきました。
摩周国道沿いの道を走ると、見覚えのある風景が広がり、目指す群生地につきました。

ミソガワソウ20170910

しかし、残念なことに花期はすでに終わっていて、わずかに咲き残った花弁が数個観られた程度でした。
それでも、今回はしっかりと葉っぱを千切って香りを堪能・・・う~ん、いい香り!
カワミドリと同じ、クセのない芳香でした。

ミソガエワソウ20170910p2

群生してはいるものの、どれもコゲコゲの状態(^^;

ミソガワソウ20170910p5

どうやら8月半ば頃が最盛期だったようです。

その代わり、新たにすぐそばにクルマバナを発見!

ヤマクルマバナ20170910p2

とはいってもこの花も花期はとっくに終わっていて、やはり数個の花が観られた程度です。

ヤマクルマバナ20170910p4

ガク片が緑色・・・ヤマクルマバナかな?

ヤマクルマバナ20170910p3

それにしても毛だらけの上にやたら草丈が高い!
1m以上はありそうです。
この次訪れるときはもっと早く来なければ(^^;

ちなみに今、最盛期なのはやはりトリカブトの青い花・・・まぶしいくらいのみずみずしさで咲き誇っていました!

トリカブト20170910p2

あな恐ろしや(笑)

トリカブト20170910

摩周国道といえば別名トリカブト国道・・・というくらいあちこちに群生してました。

2017-09-18

能取湖のサンゴソウ

9月9日は能取湖のサンゴソウ祭りが卯原内で開催されていましたので妻と行ってきました。

サンゴソウ20170909 サンゴソウ20170909p5

週末とあって、大勢の人が国内外から押しかけていました。

サンゴソウ20170909p3
 
花期がちょっと早かったようで、色付きはいまひとつでしたが、地元の美味しいホタテやテンプラなどを堪能してきました。

サンゴソウ20170909p2

シギがいました!

シギ20170909 
市議0170909p3

何か小さな貝でも見つけたのかな?

シギ20170909p2

シギの種類は似たのが多く、特定は難しいですが、たぶんエリマキシギでしょう。

2017-09-17

返り咲きのオドリコソウ?

天候が台風の接近で大荒れ・・・RC機のフライトはムリなので、久し振りに野の花です。

能取岬20170909p1 能取岬20170909p5 能取灯台20170909

先週は道東旅行をしていたので、能取岬からの報告です。
珍しく風のない能取岬に思わぬ花が、あちこちにたくさん咲いていました。
お気に入りの野の花、オドリコソウです。

オドリコソウ20170909p4

しかし、オドリコソウといえば当地では花期は6月ごろのはず・・・9月に咲いているオドリコソウは初めて観ました。
スミレは時々秋に咲いているのを登山で見かけたことがありますが?
はて?

オドリコソウ20170909p5

いつもは風が強くて冷涼な能取岬ですので、この地で独特の進化をしたのかな。
花の大きさは同じですが、草丈も短く、やはり独自の適応をしているのかも。
もしかしたらノトロオドリコソウとして学会報告ものなのかな(^^;

オドリコソウ20170909p6

ちなみにこちらは、やはりたくさん見つけたキアゲハの幼虫です。

キアゲハ幼虫20170909

食草は多分セリ科の植物と思われますが、特定できません。

2017-08-23

カワミドリ再び

カワミドリを観察しに、再び当地の通称裏山に出掛けました。
今回はウシアブにもそれほど邪魔されずに、シャッターを切ることができました。
前回見かけた場所よりさらに奥地に4WDを駆っていくと、なんと、咲いてる、咲いてる!

カワミドリ20170821p2

山側の南斜面の陽当たりのよいたくさんの場所に、花期真っ盛りのカワミドリが観られました。

裏山は過去何度も訪れたことはあるのですが、この時期の裏山は初めてです。

ヤクシソウ20170821
薬師草(ヤクシソウ)
花期:9~10月、生育適地:山地の裸地、道端など
葉が茎を抱く

今回はカワミドリだけではなく、ヤクシソウはもちろん、あのオトコエシもたくさん咲いています。

オトコエシ20170821
男郎花(オトコエシ):オミナエシ科
花期:8~9月、生育適地:低地~山地の日の当たる場所

そして花期はこれからですが、「ヤマハッカ」の群生も見られました。

ヤマハッカ20170821

そのせいか、車から降りると、シソ科特有のハーブの芳香があたりに漂っています(^^)/
これは・・・ヤマハッカの匂いかな?
ヤマハッカには基本、芳香はないはず・・・とするとやはりカワミドリのものか、それともほかのシソ科の植物か?
シソ科としては他にミヤマトウバナの白い花やヤマクルマバナの小さなピンクの花が観られました。

カワミドリの花は接近して撮影すると、まるでナギナタコウジュとそっくりです。

カワミドリ20170821

ナギナタコウジュは片側だけに花序が集中していますが、全周ぐるりと取り巻いて柱状になっているのがカワミドリです。

そうそう、前回はすっかり忘れていたシソ科の花の確認儀式、葉っぱを千切って香りを堪能しました。
う~ん!
なんとも優しい香りです。
ナギナタコウジュほどクセのある匂いではなく、これはおススメです。
古来より民間にハーブティーや薬草としても愛されてきた理由がわかりました。

2017-08-16

またまた初見の野の花に!

春先はノビネチドリを観に行く、いつもの裏山に、行って来ました。
さすがに今の時期は樹木がうっそうと生い茂り、薄暗く、なかなか人が近づける雰囲気ではありません(^^;
それでも4WDで山道を登っていくと・・・おや?
あれは?
まずは黄色い花が目にとなりました。

ニガナ20170816

ヤクシソウかな?
葉が茎を抱き込んでいるので間違いないでしょう。
善光寺で秋によく見かける花です。
それにしては花期(ヤクシソウは9~10月)が少し早いようですが?

その隣に謎の花・・・なんだろう?

カワミドリ20170816 カワミドリ20170816p4

一応撮影だけして次の場所に向かいます。
反対側にも気になる花が・・・草丈が低いですが、多分「エゾタツナミソウです。

タツナミソウ20170816

T市のN大沼公園で見かけ、過去ログにアップしていますが、これまた当地で見かけるのは初めてのシソ科の花です。

さらに進むと、かなり背丈の高い花が土手の斜面に咲いていました。

カワミドリ20170816p3

これは!
図鑑でさんざん観たことのあるシソ科の花「カワミドリ」に間違いない!
大興奮です(^^;

さっそく車を降りて撮影しようと思いましたが、窓を見ると大きなウシアブが4、5匹張り付いています(^^;
ギャ~!
これは車のドアを開けると確実に車内に入ってくるでしょう(泣)
泣く泣く次の目的地まで走り、帰りに立ち寄ることにしました。

さて、ここからは車を降りて徒歩ですが、この場所では虫よけスプレーと蚊取り線香が欠かせません。

ユキノシタ20170816 ユキノシタ20170816p2

春先にノビネチドリを撮影した場所に、気になるユキノシタ科の葉っぱがあったので、この時期に咲いているかなと期待していたのですが、残念ながら花はまだこれからのようです。
つぼみの付き方からすると、やはりエゾノクロクモソウかな?
橘湖でjはとっくに咲いていたのにここでは開花はまだのようです。

近々もう一度訪れる必要があるようです。


さて、勇気を振り絞って帰途にカワミドリの咲いている場所に戻り、撮影開始です。
今度はしつこいウシアブも何とか避けて近くに寄って撮影できました。

カワミドリ20170816p2
河碧(シソ科) 草丈:40cm~1.2mの多年草
花期:8~10月、生育適地:山地のやや湿った所

初見の花です。
山肌のむき出しになった土手に咲いていました。
草丈はシソ科の花の中では かなり高い!
筒状の花がたくさん咲いているので、各種の蝶や昼飛ぶ蛾が蜜を吸いに来てました。
先ほどの謎の花もこのカワミドリの生育途中のものに間違いないでしょう(^^)/

2017-08-12

里山の野の花たち

いつもの地元の里山巡りです。
このところ天気が思わしくなく、まるで6月なみの低温で蝦夷梅雨状態です。
雨の晴れ間を狙って、お目当てのシソ科の花、クルマバナが開花していないか観に行ってきました。
最初のところはまだ赤茶色のガク片のみで開花していませんでした。
で、別のところでは・・・咲いていました!

クルマバナ20170811

小ぶりですが、日当たりの関係でこちらの方が先に開花したようです。
その近くで、奥の方の日陰に、あれは?

ウシタキソウ20170811

ミズタマソウらしき花がかなりの数、群生していました。
よく見ると、ちょっと雰囲気が違う・・・何かな?
帰宅して検索するとどうやらウシタキソウのようです。

ウシタキソウ20170811p2
牛滝草(アカバナ科)
花期:7~8月、生育適地:山地の林内や林縁
葉は広卵形で先が尖り、基部は心形

葉っぱがミズタマソウより幅広い・・・今までにミズタマソウとミヤマタニタデはアップしましたが、これまた、当ブログ初登場の野の花です。

ヒメオドリコソウのような花も発見!

チシマオドリコソウ20170811

しかし花期が違います。
例のキレハヒメオドリコかな?
やはりどうもガク片の数が多いので検索すると、これまたチシマオドリコソウのようです。
またまた初見の花を発見!

チシマオドリコソウ20170811p3
千島踊り子草(シソ科)
花期:7月中旬~9月、生育適地:原野や林道脇


あと、これも?

イチゲフウロ20170811

イチゲフウロかな?
近縁のゲンノショウコより小ぶりの花です。

イチゲフウロ20170811p2
一華風露(フウロソウ科)
花期:7~9月、生育適地:道端や草地
葉の裂片の切込みは深く鋭い。花は柄の先に通常一輪(時に2個)花のサイズは小さく径1cmほど

なんと今日1日だけで3種類も初見の花を発見とは、大収穫です。
まだまだ里山侮れず(^^;

2017-08-08

橘湖の野の花たち

橘湖自然探勝会の続きです。
今回見かけた野の花はいずれも地味な花ばかりですが、それでも初見の花に出会えたのは僥倖でした。
まずは橘湖畔で一番目についたのはミミコウモリの白い花で、花期真っ盛りです。

ミミコウモリ20170806

シソ科の花シリーズ3連発、まずはウツボグサです。

ウツボグサ20170806

同じくシソ科のエゾシロネです。
葉腋に極小の白い花・・・径2~3mmほどの唇弁形の白い花が咲いています。
目を凝らさないと見逃してしまいそうな・・・花期はこれからかな。

シロネ20170806

山道のいたるところで咲いていたのは、やはりシソ科の目立たない花、ミヤマトウバナです。

見ヤマトウバナ0170805

白い花の径は5mmほどの、またまた極小の花ですが、日陰に強く、たくましい生命力です(^^;

ヤブタバコの黄色い花も山道のいたるところに咲いていました。

ヤブタバコ20170806

ズダヤクシュと同じユキノシタ科のエゾノクロクモソウも山道の沢沿いに1か所だけ見つけました。
カムイヌプリでよく見かけた花・・・やはり湿気を好む花とみえます。
それにしても極小の花(径5mmほど)で撮影が非常に難しい(^^;

エゾノクロクモソウ20170806

さ、いよいよ初見の花です。
もちろん当ブログ初登場!

イケマ20170806

イケマ(ガガイモ科)
生馬:つる性の多年草、長さは2m以上
花期:7~8月、生育適地:原野や山地の日の当たるところ
果実は細長い袋状で長さ10cmほどになる。

とはいえ、これまた小さくて地味な花(^^;
実はちょうどオクラのような形ということですが、ガガイモはよく見かけるのに、このイケマは、ついぞ見たことがありませんでした。
ぜひ、秋になったら実も見てみたいものです。

こちらは草丈の大きなハンゴンソウです。

ハンゴンソウ20170806

湖畔の波打ち際に咲くミゾホオズキは山道でも数か所で見かけました。
これまた名前の通り、田んぼの畦道などに咲く湿気を好む花です。

ミゾホオズキ20170806p2

番外編としてキノコの仲間、まるで白いサンゴ・・・シロヒメホウキタケです。

シロヒメホウキタケ20170806

食用になるそうですが・・・あえて食べたくはないですね(笑)

2017-07-31

身近な野の花たち

7月も今日が最終日、アップし損ねた夏の野の花です。
まずは10日ほど前の画像

オカトラノオ20170720

オカトラノオです。

オカトラノオ20170720p2

チャバネセセリが夢中で蜜を吸っています。
いつもの里山に毎年群生します。

オカトラノオ20170720p4

この時期を楽しみにしていて撮影してます。

オカトラノオ201707200p3

今年は花期に間に合いました。


こちらはT市の「金太郎の池」の散策コースから

地元とはまた違った野の花が観られます。

まずはシソ科の花「ツルニガクサ」

つるにがくさ0170730p3

こちらもシソ科の花「ヤマクルマバナ」かな?

ヤマクルマバナ20170730

ガク裂片が緑色です。

ヤマクルマバナ20170730p2

ミヤマトウバナと間違えやすいですが、花が大きく、ピンク色・・・見栄えがします。


おや?

トンボソウ20170730

ゆくりなくもラン科の花、「トンボソウ」に出会えました。
ラン科とはいえ、緑色で極小の花・・・目立たないのでつい見逃してしまう野の花です。
以前に同じくT市のN大沼公園で咲いていた花ですが、こんなところにも咲いているとは・・・僥倖です(^^)/

2017-07-07

エゾクガイソウ

7月初旬はいつもT町R文華海岸沿いのエゾクガイソウ群生地に出かけますが、昨年は花期を逃して観察できませんでした。
今年はどうかな?

クガイソウ20170706

妻と一緒に訪れたところ、咲いてました、咲いてました!

クガイソウ20170706p3

それでも1週間ほど前が見頃だったかな・・・少し状態はよくありませんが、何とか撮影してきました。

クガイソウ20170706p2 クガイソウ20170706p4

けっこうな群生です。

こちらは同時期に咲くオニシモツケです。

オニシモツケ20170706

いつまでも、この場所でエゾクガイソウが観察できるとよいのですが、最近は他の背の高い外来種(セイヨウイタドリ、オオハンゴンソウ セイタカアワダチソウ等)の跋扈が激しくて、身近な場所では観察できません。

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まとめ