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2012-08-17

ドラえもんのタケコプター

夏休みもあとわずか・・・“お子たち”の工作に、こんなのはいかが?
というわけで、1.5K円を出費してさっそく作ってみました。
タケコプター12・8・17
接着剤は一切使わない、全て“はめ込み式”のキットなので、ものの5分もあれば出来上がってしまいます。
ちなみにこのキットの注目部分はこの2重反転ペラギヤユニットです。
反転ギヤ12・8・17
ゴム動力スケール“ピーナッツ機”クラスに応用できるかな?
重さは約5.28gほど。
タケコプター12・8・17p3
モーターは例の携帯電話のバイブ用、極小マイクロモーターです。
トイラジによく使われています。
タケコプター12・8・17p4
コードの重量を除いて本体が約8.42gほど。

ハンドルを回して早速テストフライト・・・おお!
軽快に飛び上がりました!
ハンドルの回転によってコントロールする、いたってシンプルなリモコンです。
コードが付いているので行動範囲も制御でき、クラッシュする危険性も少なく、安心なトイラジ・・・もとい、トイリモと言えましょう(^^;

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2012-01-25

いつか見た青い空

「ALWAYS三丁目の夕日'64」が公開されています。
今週末にでも観に行きたいものです。
B級ライトプレーン 12・1・25
さて、このシリーズで時代の雰囲気を醸し出し、重要な小道具となっているのが、このいわゆる「B級ライトプレーン」です。
もう10年ほど前に製作したのをアトリエから引っ張り出してきました。
ちなみに映画に登場するのは翼受け台が高いタイプ…いわゆる垂直上昇機といわれているもので、ワインダー(ゴム巻き器)で目いっぱいゴムを巻いて、まっすぐ上に発進させます。
ゴムがはじけ終わるころ、上空で普通の滑空姿勢となり、滞空時間を稼ぐ純競技用です。
強烈なサーマルでもあると、そのままぐんぐん上昇して視界没となる恐れもあります(^^;

竹ヒゴ製のライトプレーンの組立てキットは現今でも市販されていますので、入手はさほど困難ではありません。
こちらのサイトで入手できるようです。

もっとも、当時はプロペラはもちろん、コメタル(シャフト受け)、主翼受け台とも、桐材でした。
現在はどれもプラスティック製となっています。
木製のペラはもう作る職人さんがいなくなってしまいました。
木製はレトロでよいのですが、重く、欠けやすく、金属製の空転装置も必要です。
プロペラはどうせ消耗品なので、プラ製の方が実用的です。

ガスパリン 12・1・25
こちらはゴム動力ならぬ、CO2エンジン…チェコ製の「ガスパリン」を搭載したものです。
CO2の充填はソーダサイホンのボンベを使います。

2011-12-26

マブチ空中モーター

マブチ空中モーター2011p2
某古書店で懐かしいキットが投げ売りされていましたので、思わず購入しました。
往時のように広場がいたるところにあって、ゴム動力機等のフリーフライトに苦労しなかった時代が懐かしい。

たしか、空中モーターもあったはず・・・アトリエをゴソゴソと探すと・・・ありました!
いつ買ったのかも覚えていないマブチの空中モーターA-1が(^^;
マブチ空中モーター2011
バッテリーと充電ボックスもあったはずですが、とっくにニカドは寿命が来ているので使えません。
ニカドバッテリーなしの本体の重さは43g・・・重っつ!
現今なら簡単にそれ以下の重量でR/C化できます。
3ch仕様で、リポリー搭載の超軽量メカなら
ブラシレスモーターでなくともパワフルにフライト出来るでしょう。

以前にも竹ひごR/Cプレーンを作ったことがありましたが、また作ってみようかな?

2009-12-26

立体凧

もういくつ寝るとお正月・・・もうすぐ2009年も終わりますが、皆さん年末はどのように過ごしてますか?
お正月に向けて久しぶりに凧揚げでもと、ダイソーに出かけたら懐かしいものが目に止まりましたので即、購入してきました。立体凧です。立方体のと三角柱のがありました。
IMG_7096.jpg
立体凧はいわゆる箱凧のことで、ライト兄弟の飛行機、フライヤー号のヒントとなった歴史があります。欧米では一般的ですが、日本であまり見かけません。中学生のころは新春の町内凧揚げ大会で2連の箱凧を作って優勝した思い出があります。とにかく急角度でよく揚がりますので、未体験の方は一度作ってみてください。
数十年前にも一度作ったことがあります。子供たちと凧揚げするため妻に頼んでキットを取り寄せてもらいました。当時は学校教材として500円ぐらいで市販されていました。しかし、それがダイソーでは予備のパーツ2個+道糸付きで105円!まさにデフレの時代ですね。
コーナーは、木製(当時はプラスティック製だった)・・・強度的にはこれで充分。
棒はたぶんラミンかな?竹製だと接着剤との相性が悪いので、むしろラミン丸棒の方が使い勝手がよく、R/Cでは翼止めのダウエルによく使います。

IMG_7093.jpg
ついでに懐かしのスプールカイト、商品名「ロータフライヤー」もアップしてみました。
立体凧の一種、スプールカイトは回転するローターの、いわゆるマグナス効果で揚力を生み出します。
これもよく揚がりますが、市販品ではなぜか両端の円盤に空間が開けてあり、これが横安定を悪くしていましたので2mmスチレンペーパーで作り直しました。
スプールカイトについて、詳しくは北代省三氏の「模型飛行機入門」をご覧下さい。手元にない方は、不朽の
名著ですので大きな図書館には必ず置いてあります。ぜひ、問い合わせてみてください。

なお、スプール(糸巻き)カイトは北代氏の命名・・・現在はローターカイトと呼ばれているようです。
ローターカイトのウェブはこちらです。

立体凧 立体凧2
「凧なのにどうして穴が開いているのかな?」紙張りを終えたボックスカイトに、いたく関心をしめすモモちゃんです。

2008-06-15

昭和レトロ工作シリーズ・・・エンテ型グライダー(初飛行編)

IMG_0354ennte.jpg
紙貼りも終はつたので、さつそくフライトに出かけた。
おあつらへ向きに晝間吹いてゐた風も夕凪でピタリと止み、絶好の初フライト日和である。
車で5分ほどのところに多目的廣場があるので、そこのスロープでトライすることにした。
右手で高々と掲げ、そつと前方に押し出す・・・アレ?そのまま前進せずに、ノーズを上げてストン!
その後、徐々にウェイトをやしていくと、なんとかと飛んでくれる。が、なんとも直進安定性に缺ける。スピードがないと垂直尾翼も效きが惡いやうだ。
 IMG_0443エンテ6
一番よく飛んだ畫像がこちら
IMG_0427初フライト IMG_0428初フライト2 IMG_0429初フライト3 IMG_0430初フライト4 IMG_0431.jpg IMG_0432.jpg IMG_0401.jpg
いろいろ調節するが、思ふやうに滑空しない。かといつて前翼の角度を少なめにすると今度は突つ込む・・・懸念したとほり、典型的なエンテ型の失敗例なんである。
かういふ場合は前翼の翼面積を少なくするか、後ろにづらすしかないのだが、現場では不可能な相談・・・後日あらためて作り直した何種類かの前翼を持參して再チャレンジすることにした。
多分設計者の一條卓也先生も同じやうな結果で惱まれたものと思はれる。
IMG_0376エンテ
IMG_0387エンテ
IMG_0419エンテ4
「ぼく、カモメに見えるかな?」・・・エンテ機のつぶやき
ライプチヒ翼の效果は如何ばかりか?

≪一條卓也氏設計のエンテ型グライダー≫まとめ
製作日數:約1週間(毎日2時間として)
材料費:今囘はほとんど手持ちの部材を使つたので新たに購入した物はないが、
     接着剤、バルサ材、竹ヒゴ、朴(またはヒノキ)角材、翼用紙、釣用ステンレス線(太さ1mm)     釣用オモリ等で實費200~300圓ほどか?

IMG_0471.jpg IMG_0472.jpg
その後、2mm厚スチレンペーパーで翼面積を減らした簡易型前翼を製作し、再度フライトさせたところ、當初のウェイトだけでC.G.もピタリと合ひ、良好な滑空姿勢を見せた。
とり合へず大成功!
さあ、次はR/C化にチャレンジしようかな?

2008-06-15

昭和レトロ工作シリーズ・・・エンテ型グライダー(紙貼り編)

またまた時間がたつてしまつたが、いよいよ紙貼りに取り掛かる。
まづはノーズにウェイトを埋め込む作業とスキッド(橇)をステンレス線で取り付ける。
C.G.は主翼前方にあるのでかなりの重さが必要・・・とり合へず3g×2個を埋め込んだが、紙を貼るとさらにテールが重くなることが豫想されるので、あくまでも假の措置である。
防水對策のため、紙貼リ前に輕く全體にクリアラッカーを薄めて塗つておく。塗つた後の毛羽立ちを處理するため、サンディングも忘れずに。
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紙はエサキのプライスパンを使用・・・無色はストックが山ほどあるが、カラーは少ないのでそろそろコトブキエアクラフトに發注しようかな?
IMG_0329.jpg IMG_0331.jpg
糊はスティック糊・・・UHUの紫タイプ・・・乾燥すると色は透明になる。最近は各社から各種のタイプが發賣されてゐるので、薄紙用を選べば特にこの銘柄にこだはることはない。
小皿に少量の水を用意して時々スティックの先をつけて薄めながら部材に塗り延ばしていく。
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あらかじめ大きめに紙を裁斷しておいて、四隅を引つ張りながら貼る。上半角や下半角のあるところから別々に貼る。
IMG_0345.jpg IMG_0346.jpg
主翼は中央から貼つていく。下面は3分割、上面は4分割・・・計7分割して、繼ぎ目にシワが出來ないやうに貼るのがコツ。
掌全體で包むやうに骨組みに貼つていく。少々のシワは後で霧吹きをかければピンとなるので氣にしない。
IMG_0352エンテ
翼中央部の補強のため、ケント紙も貼リ終へて完成!
さあ、果たしてうまく飛ぶのだらうか?


2008-06-10

昭和レトロ工作シリーズ・・・骨組み完成!

IMG_0001ライプチヒ
さて、長らくお待たせいたしました。
一条 卓也氏設計のエンテ型グライダーの骨組みが完成・・・あとは若干の補強が必要であるが、一應畫像をアップします。
ちなみに、フリーフライトなので安定を重視して、前翼にも上半角をつけた。プランではフラットになつてゐるが、載せてある寫眞にはやはり上半角がついてゐる。
IMG_9996ライプチヒ3
主翼:17g
胴體:16g
前翼:3g
總重量計:36g
このあと紙貼りとノーズにウェイトが必要(C.G.は主翼のかなり前方)なので、最終的には50g近くになるかも?
エンテ型は前翼もプラスの揚力を持つてゐるので、少々重くても翼面荷重は相對的に小さくなる。
同じ重量なら小型化できるメリットがある。





2008-06-06

昭和レトロ工作シリーズ・・・ライプチヒ翼エンテ型グライダー(胴体編)

IMG_9639doutai.jpg
≪胴體の製作≫
胴體の背骨となる、これまた手持ちの5×6mm朴材が必要な長さに少し足りない。
それでもなんとか竹ヒゴの曲げ加工も終へてアウトラインは出來てきた。
ラダー部分の空間を取り替へるだけでR/C化も可能である。
ま、あまり欲張らないで最初はフリーフライトで飛行性能を試してみるかな。
胴體だけなら後で別ヴァージョンはいくらでも出來る。

ちなみにR/C化した際の操縱システムは下の畫像を參照されたし。
いきなりアーカイブ・・・ごく普通の竹ヒゴ式グライダー(名前は覚えていない)を元に最小限の改造で、ラダーとエレベーターの2chがコントロール可能である。機首にはリポリーとGWS50XCモーターを搭載(3ch仕様)してよく飛んだ。現在はメカを取り外し、天井にぶら下げてある。
この機體は數年前、S市のモエレ沼公園に持ち込んでモエレ山の頂上からスロープソアリングした記念すべき機體なんである。360度、どの方向からの風にも對應でき、見晴らしも最高・・・このくらゐの大きさの機體ならモエレ山でフライトさせても怒られないかな?
IMG_9641glider2.jpg IMG_9644glider.jpg

被覆は確か、エアスパンだか、ライトスパンだつたか・・・今は無きアサミで購入した、英國製のファイバー製・・・バルサロックで貼るタイプであるが、もう入手不可能?表面がシルクタッチでお氣に入りの被覆フィルム・・・リトルベランカでも以前に扱つてゐたと思ふ。
なにせ、通常の熱收縮フィルムのテカテカ感がイヤな人にはオススメなのだが(^^;

2008-06-05

昭和レトロ工作シリーズ・・・ライプチヒ翼エンテ型グライダー(主翼編)

≪リブの製作≫
IMG_9597リブ 
リブはプランからコピーしたものを例の3Mの55スプレー糊で貼り付け、まづ原型を2枚分作る。
指定は1.5mmバルサであるが、見當たらなかつたので、これも端材の2mmバルサ枚數分を短冊状に大まかにカットして下面を揃へ、兩端に原型2枚を置いてサンドウィッチし、主翼分の11枚を作る。
IMG_9606リブ2 IMG_9610リブ4
荒くカッターで削り、その後紙ヤスリで形を整へる。削り過ぎに注意!
下面も棒ヤスリ等でスパーの入る溝を彫る。
IMG_9615リブ3
はい、出来上がり!
前翼のリブも同じように削り出す。
IMG_9617リブ5
いよいよ竹ヒゴの曲げ加工である。ローソクと洗面器を用意・・・竹ヒゴはあらかじめ水に浸して、炎で炙つても、一氣に焦げないやうにする。Y2K問題の時に買ったローソクが役に立つ(^^;
IMG_9620.jpg
一番温度が高い炎の上方2cmくらゐのところにかざして、手でしごきながら曲げていく。一度に曲げようとせず、曲げる場所を變へながらプランに合はせ、徐々に曲げていく。絶對に直接炎の中に入れて焦がさないやうに!
IMG_9625takehigo.jpg IMG_9631.jpg IMG_9634たけひご2
皮のついた方が外側になるやうに曲げる。

ここら邊は長年の勘と熟練が必要・・・やつぱり子供にはムリな作業かな?
ちなみに、市販のゴム動力摸型飛行機のキットには、あらかじめ曲げてある竹ヒゴが同梱されてゐるが、全く設計圖に合はず、曲げ直しが必要である。ムリして曲げると、ポキン!・・・豫備の竹ヒゴもなく、その時點で放り投げて、摸型飛行機が嫌ひになつた子のなんと多いことか!

摸型飛行機=竹ヒゴ、といふ發送は日本獨特のもので外國製のキットには全く見られない。
思へば罪作りなキットが賣られてゐた(ゐる?)ものである。バルサの素材だけでも十分ゴム動力飛行機の組み立てが樂しめるのだが、そのやうな國産のキットは見たことがない。

次はスパー(主翼桁)の製作。
本機の特徴であるガルウィング・・・文字通りカモメがソアリングするときの翼の形態・・・翼端の下半角が決め手なので、正確にプランどほりに設定する。
あいにく手元に6×3mm角材が端材しか見つからず、翼端は3mmバルサで代用・・・ハードバルサならば強度は十分である。最寄のホームセンターでは、かういつた角材は滿足するだけ種類が揃つてゐない。
昔はどこの町にもあつた科學材店もとつくに消滅してゐるので、東急ハンズか、大きな摸型店にでも行かないと入手は困難な現況である。
IMG_9600スパー2 IMG_9601スパー3 
ジョイント部分はカーボンキュアシートを兩面に張る。最近はハイテク素材が安価に入手できるのはありがたい。
IMG_9635ガルウィング 
プランにはないが、接續部の要所にガセットをつけて補強することをお忘れなく。
なほ、前縁材は竹ヒゴではなく、2×2mm朴角材を使用。
後縁材は5×2mm朴材に2mm角バルサを貼り付けて紙ヤスリで削り、後端を尖らしてテ-パーを付けてある。
IMG_9637.jpg
優美なガルウィングの出來上がり!

2008-06-04

昭和レトロ工作シリーズ・・・一条卓也作品 REVIEW

IMG_9591ライプチヒ
少年の頃の摸型雜誌で、よくその作品にお目にかかつた一條卓也氏の作品を製作することにした。
ゲテモノ好きなので、もちろん震電に代表されるエンテ(カナード)型グライダーにした。
この形式は小生もゴム動力オリジナルや、電動R/Cですでに作品化してゐて、非常に優れた飛行性能を示してゐますので、興味のある方は過去ログを參照されたし。

その斬新なデザインで次々に生み出された一條氏の作品群は、後に優美なグライダーの數々で知られる「ガルモデル」の市販キットの原型ともなり、摸型史に名を殘すことになる。
終戰直後當時はバルサの入手も容易ではなく、もつぱら製作材料は桐板と竹ヒゴ・・・接著劑も現今のシアノアクリレート系の瞬間接著劑はまだ登場してゐない。セルロース系のセメダインCが一般的な時代の作品であることを念頭に置いて欲しい。
この竹ヒゴといふのは日本で容易に入手できる素材だが、曲線を表現できる反面、加工が厄介で、接著が困難といふ缺點がある。子供の頃にゴム動力の摸型飛行機のキットで、この曲げが上手に出來ないため、挫折したといふお方は少なくないものと思はれる。

さて、作例のエンテ型グライダー「ライプチヒ」であるが、プランはB5版の書籍の中に記載してあるのみで小さなもの・・・擴大コピーして原寸大にする。
全長50cm、翼長70cmで、豫想してゐたより大きい!
性能がよければR/C化も十分可能である。極小サイズのモーターを使へば動力化も・・・夢は果てしなく廣がる。
IMG_9594リプチヒ3 IMG_9593ライプチヒ2
製作材料は竹ヒゴと朴材、バルサ、ピアノ線少々と、翼用紙(エサキプライスパン)などであるが、手持ちの材料で十分間に合ふ。最近はかういつたフリーフライト作品を發表する場が、國内ではネット以外ないといふ、お寒い状況の出版界である。
摸型好きの子供たちを啓發する、一條先生のやうな才能溢れる造形作家がもう二度と登場しない理由である。

なほ、文中、一條先生の表記を“一條”としてをりますが、この機體が載つてゐた書籍の表記に從ひました。後に舊字體から現行字體の一条卓也と表記が變はつたやうですので、そちらの方が一般的かも?


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まとめ